どうも脱線おじさんです。
Microsoft Azure(AZ-900)の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。
②IT人財としてスキルアップする足掛かりにできる
③CBT方式!受験したい日にお手軽に挑戦できる
Microsoft Azureとはマイクロソフトのクラウドサービスです。
AWSと並んで業界トップクラスのシェアをしめるクラウドサービスですね。
クラウドサービスを体系的に学習したいならば、AzureあるいはAWSですね。
Windowsの各種サービス(office製品やADなど)と連携できる点を筆頭に、AWSにはない強みも搭載してるのでAzureは勉強しておいて損は無いでしょう。
仮想化とクラウドの普及によって、クラウドサービスもインフラエンジニアをする上では必須に近い知識となってきましたね。いやはや技術の変遷はおそろしい。。
試験はCBT(パソコンで受験する)形式ですので、自分に都合の良い受験日を指定して年に数回受験できるお手軽感も良いです。
難易度は普通~易しいです。もともとITの知見や実務経験を持ってれば合格できますが、未経験だったりITに詳しくない場合は手強いかなと思います。
でも試験の内容的にはAWS CLFよりも簡単かなと思いました。
それでは詳細に触れて参ります。
要点まとめパワポ
要点をまとめたパワポと動画も作成しました。あわせてご覧ください!
試験概要
受験資格
特になし。誰でもお手軽に受験できちゃいます。
試験日程
全国各所で随時!つまりいつでも。開催してる受験会場で予約できれば!
最寄りのパソコンスクールっぽい所で受験予約できることが多いでしょうね。
ITパスポート、CCNA、LPIC、そのほかCBT方式受験の資格と受験の要領は似てます。
試験科目
科目 |
クラウドの概念の説明 |
Azureのアーキテクチャとサービスの説明 |
Azureの管理とガバナンスの説明 |
試験範囲の体感としては、広く浅くといった感じですね。
「クラウドの概念の説明」はクラウドとオンプレミス(非クラウドのこと)の違いや特徴について理解しているかどうかを問われます。
情報処理試験やAWSなどでクラウドの基本知識を持っているならば、最初から得点できるかも!
具体的にはIaaS、PaaS、SaaSなどのサービス体系やクラウドによる運用費削減や高可用性の実現などを知ってればOK!
「Azureのアーキテクチャとサービスの説明」「Azureの管理とガバナンスの説明」は
ネットワーク・サーバ・プログラミング・データベースなど広範にわたるAzureの各種サービスや製品に対する理解が必要となります。
単語の意味を暗記したら解ける問題は半分程度でした。意外と手ごわい。
2割程度が事例問題なので、てきとーに学習してると転びます。。
例えば、Azureを導入したい企業が「何を重視しているのか(料金・信頼性・セキュリティなど)」を出題文から汲み取って適切なサービスを選択するという出題パターンが多いです。
つまり、IT基礎知識を前提として持ってないと解けない問題があると思ってください。
丸暗記でゴリ押しをしようとすると痛い目を見ます!思考力を問われる問題が多いので。
丸暗記じゃないと得点できないというならば、このAzureではなく情報処理試験を先に受験することを推奨します。
出題形式
CBT(Computer Based Testing)方式
コンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答する形式となります。全て選択肢式で35問程度出題。
問題数はちょっと変動するっぽいです。私が受けた時は34問でした。
2択問題や複数選択問題、事例を読んで適切な選択肢を選ぶ問題などが出題されました。
試験時間
45分になります。短くみえるけど、時間は余るので心配はしなくていいです。
実際に私が受験した際は、問題を一通り解答するのに20分かかりました。
その後、見直しを一通り実施して10分ほど時間が余った状態で試験終了ボタンを押しました。
合格基準
70%以上の正答をすること。700/1000点以上をとってればOK!
資格試験としては標準的な合格基準ですね。
合格率
合格率は公表されてないので不明です。あしからず。
IT系の関連資格でいうと、ITパスポートと同等の難易度といった感じ。
ITパスポートよりも暗記量は少ないが、Azureの方が現場目線の思考力を問われるので難易度の方向性は違います。未経験者ならITパスポートの方が簡単と思われます。
資格の難易度としては普通~易しいといった印象です。
受験申請のやり方
原則、電子申請。全国一斉試験と随時試験の2つがあります。
全国一斉試験は月1~2の頻度で実施。MOS公式ページで直接申し込めます。
随時試験は自分の都合の良い日で会場があいてれば、文字通り随時いつでも受験できます。
どっちでも良いと思いますよ。私は日付の調整がしやすい随時試験で受けました。
申し込みの仕方が微妙に違うので、詳細は下記の公式サイトでご確認ください。
試験手数料
13,200円(税込)。うーんベンダー試験は高いなぁ。でもシスコやoracleよりも安くて良心的。
勉強時間
実務経験者=約30時間
上記のように人によって勉強時間は異なると思います。
IT基礎知識があるかどうかで大きく変わります。
実務経験が無くても、ITパスポート程度の知識があれば短期間で取得は可能です。
当たり前のようにカタカナIT用語が出題文中に出てくるので、Azure用語以外もある程度の知見がないと苦しいかなと本試験を受験して思いました。
このサービスはOSI参照モデル上はどこに該当して設計されるかといった根底の理解をしているかどうかで合否が分かれると思いました。
とはいえ、理不尽な出題は少なく、しっかりと理解してれば誰でも合格可能です。
人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…
学習期間は「IT初学者=1ヶ月」「実務経験者=2週間」をおススメします。
勉強方法
②Udemyの問題集を2周
③苦手分野を徹底対策
このやり方でやれば合格できます。
本試験ではUdemyで網羅しきれてない謎問題が1割程度でてくるので
手は抜かずに③まで徹底してやりましょう。
①Udemy講座を1.5~2倍速で2周
Udemyの「合格への近道!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策講座」がおススメ!
講座で重要と感じたスライドは見直しができるようにスクリーンショット等を撮って私はまとめました。
1周目は1.5倍速、2周目は自信がある分野は2倍速で再生して脳に叩き込みました。
②Udemyの問題集を2周
同じくUdemyの問題集で
「最短で合格!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策問題集」がおススメです!
Azure試験特有の言い回しや事例問題も的確に分析されているので、かなり学習効率は高いです!
この問題集を最低でも2周以上は解いて、全体で9割前後の正答ができるようになったら合格圏内なんで試験会場へGO!
③苦手分野を徹底対策
試験前の最終チェックで苦手分野を克服しましょう。
Udemy講座で、苦手分野をまとめているスライドだけ抜粋して読み直しが効率的です。
私はAD関連の認証知識が浅かったので、そこを重点的に復習しました。
そのあとに、該当箇所を問題集で周回する感じですね。
学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。
私は上記の方法により、820/1000点で合格しました。
資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。
試験当日の心構え
・どうしても暗記し難い箇所は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。
試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。
試験時間は45分です。
時間は余るので、事例問題はゆっくり焦らずに題意を汲み取って解答しましょう。
合格発表
試験終了直後に結果が画面に表示されます。
また、合格証書も1時間も経たないうちにメールできました。迅速な対応に圧倒的感謝。
合格後は…
合格証書がPDF形式で送付されます。
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。
資格名 | 特徴 |
Java Silver | オブジェクト指向プログラミング言語の定番! |
Python3エンジニア認定基礎試験 | オブジェクト指向プログラミングの言語の定番! |
VBAエキスパート | Excelはどこでも使うので便利なプログラミング言語! |
ITパスポート | IT業界入門資格。コスパ良し! |
CCNA | ネットワークエンジニアの登竜門。セットで揃えたい! |
LPIC Lv1 | サーバエンジニアの入門資格。セットで揃えたい! |
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!