どうも脱線おじさんです。
ビジネス会計検定3級の勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
ビジネス会計検定は名前の通り、会計の知識を体系的に身に着けられる資格です。
日商簿記の類似資格といえる内容で、セットで取得するのがお勧めです。
簿記との違いは何かというと
簿記は財務諸表を作る、要は帳簿を付けるスキルを要求する資格で
このビジネス会計検定は、作られた財務諸表を分析していくスキルが要求されるということです。
財務諸表を分析するというのはマネジメントスキル上、必須とも言える内容です。
会計知識というのは、業界問わずマネジメントスキルを要求される資格試験では必須で
例えばIT資格の基本情報や応用情報技術者、金融資格のFP、
不動産資格の管理業務主任者などでも会計知識が要求されるので、
これらの資格勉強の際にビジネス会計検定の知識が私は役に立ちました。
試験概要 2/3
受験資格は特になくて、誰でも受験可能です。
試験日程は年2回で、例年10月と3月に実施されます。
試験時間は120分です。スピードを意識しないと時間切れもあり得ます。
出題形式はマークシート方式です。記述が無いから簿記より緩い気がします。
試験概要 3/3
70%以上の正解で合格できます。
合格率は60%前後を推移してます。少しブレてます。
試験の難易度は易しい~普通といった印象です。
人によりますけど、似たような資格と比較すると
簿記3級の方が多分難しくて、FP3級と同じくらいの難易度だと思います。
注意したいのが、計算ミスをすると芋づる式に失点してしまう可能性があるということです。
一番困ったのは教材が乏しく勉強がしにくかった点ですね。。
必要な下準備(電卓など)
勉強の前の下準備ということで
試験勉強前に電卓などを用意しておきましょう。
私が実際に使用してるおススメの電卓はカシオですね。
こちらは背面に滑り止めグリップがついてるのがありがたく、試験時間中に机から落下したり、滑ったりして焦るといったリスクを軽減してくれます。
てきどにボタンが大きいので押し間違えもないです。値が張りますが、その金額分以上の働きはしてくれるので問題ないです。
早いうちからブラインドタッチは覚えるようにしましょう。
ブラインドタッチが早ければ早いほど、ガンガン効率的に問題が解けますので、
最初は見た方が早くてブラインドタッチは苦痛でしょうが
コツコツと練習していけば長期的には近道です。
またブラインドタッチは利き手じゃない方で覚えましょう。
利き手で計算のメモ、反対の手でブラインドタッチでスピーディーに計算するのが鉄則です。
電卓操作を覚える為に、簿記を筆頭にした会計試験に着目してテクニックや小技をまとめた「電卓操作完ぺき自習長」という書籍もおススメです。
ざっと読んでいって、実際に問題を解く時から本の通りに実践して覚えていくと時短になります。
このように勉強前から、電卓のブラインドタッチやテクニックを駆使するための下準備をしっかりしていくのが時短、試験時間中の見直し時間の確保に繋がります。
勉強法 全体像
勉強法の全体像はスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに60時間
・本試験前の総仕上げに20時間
この流れで、だいたい100時間は勉強が必要です。
2ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。
日商簿記3級以上の会計資格を合格してる方は、半分以下の勉強で合格可能です。
また電卓のブラインドタッチが早ければ、更に短い時間で合格できると思います。
勉強法 Step1
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
おススメは公式テキストです。
教材が少ないので、こちらのテキスト以外ほぼ選択肢はないですね。
図と例題を中心に勉強していくのがポイントです。
文字だけ読んでいっても、頭に入ってこないと思います。
やはり例題や問題演習を通して、実際に財務諸表を見てから細かな用語や利率計算を確認していった方が効率的に学習できると思います。
ということでテキストの読み込みはサラッと2周ほど取り組んでいけばOKです。
勉強法 Step2
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
おススメは公式問題集です。
教材が少ないので、こちらも必須ですね。
解説が雑なのが凄い気になります。素人の私でも、もう少しマシな解説ができると思うくらいに。
1番困るのが、途中式が省略されて分かりにくいものが多いところです。
計算問題で1周目で正解までの途中式が分かったら、復習用に自分が理解できるように途中式を自分で追記してまとめた方がいいです。
また解説でも「公式テキストの何章参照」としか書いてない乱暴なパターンがあるので
自分で公式テキストから論点の正解をたどっていく根気も必要です。
ということで色々と手間がかかります。
自分で問題集を分かりやすいように改造する作業が必要なので、その手間も混みで
多めに勉強時間を見積もった方が良いかなと考えております。
勉強法 Step3
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
テキストでやること
会計用語と公式の見直しをしていきます。
特に会計用語の問題を筆頭に、暗記で解答できる問題は入念にチェックした方がコスパが良いです。
問題集でやること
苦手分野の見直しをします。
解けない問題は勿論、計算に時間がかかってしまう問題も復習をした方がいいです。
計算問題の速度と精度は極めるつもりで仕上げるのが最優先ですね。
まとめ
ビジネス会計3級のまとめです。おさらいとしてご覧ください。
感想
試験の感想です。
試験自体は易しいのですが、教材不足で対策が難しいです。
簿記と同様に計算問題では芋づる式で間違える要因がある中で70%以上の正解という合格基準は高い感じがします。
やっぱり過去問題集の解説が不親切で、途中式が雑なのが気になりました。
テキストの方には不満はなかったので残念なところです。
このような取っつきにくい要素がある試験ですが、簿記3級以上の合格者なら簡単に取得できると思います。
試験の内容自体は凄く勉強になるし、実務でも他の資格試験でも相乗効果が高い知識が身に付きますのでおススメです。
以上、ビジネス会計3級の勉強法でした!
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!