どうも脱線おじさんです。
FP2級の勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
FP2級は金融、税制、不動産、保険、年金制度など幅広い知識の証明ができる国家資格です。
日商簿記、宅建と並んで大人気の資格ですね。
試験内容は宅建等に似てます。私は宅建合格後にセットで受験しました。
試験機関は日本FP協会と金融財政事情研究会の2つから選べます。
私は日本FP協会で受験しました。理由は出題の偏りがなく運ゲー要素が少なく感じたからです。
金融財政事情研究会の方で受験する人は実務経験者が多いっぽいですね。
こっちは論点が狭い代わりに少し深めに突っ込んだ問題が出てくる印象です。
試験概要 2/3
受験資格は必要で、一定の実務経験あるいはAFP or FP3の取得が条件となっております。
試験日程は年3回ですが、2025年度以降でCBT化検討中のようです。ちなみに3級は2024年度からCBTへ移行予定ですね。
試験時間は学科が120分、実技が90分です。実技はスピードを意識しないと時間切れもあり得ます。
出題形式は学科は60問でマークシート方式、実技は40問で記述式です。
試験概要 3/3
学科、実技ともに60%以上の正解で合格できます。
合格率は学科40%、実技30%前後を推移してます。
日本FP協会の方が合格率は高い傾向にあります。
試験の難易度は普通~少し難しいといった印象です。
人によりますけど、似たような資格と比較すると
宅建の方が確実に難しく、日商簿記2級の簡単な回と同じくらいの難しさです。
難問が出てきた時の日商簿記2級の方が難しいので、運要素はFP2級の方が低いです。
注意したいのは実技試験で、慣れてないと時間切れになって見直しもままならないことになります。
勉強法 全体像
勉強法の全体像はスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに80時間
・本試験前の総仕上げに30時間
上記の流れで、だいたい150時間は勉強が必要です。
3ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。
関連資格の勉強経験がある人は100時間以下で合格可能です。
例えば宅建の知識があるなら100時間以下でも余裕です。
前提知識の有無で勉強時間は結構変わるかなと思います。
勉強法 Step1
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
おススメは「ユーキャンのFP2級きほんテキスト」です。
オールカラーで読みやすいのと、試験範囲を42日分へ分割してるので忙しい社会人でも無理なく学習が進められますね。
最初に全部理解しようとすると激ムズです。
ポイントとなるところや暗記が必要な公式等は問題集で確認していけばいいので
テキストのインプット時点で暗記作業はしなくて大丈夫です。
というのも、計算に使う利率などは出題文に載ってたりするケースも多いので、
問題集でパターンをこなして暗記が必要なところ、不要なところを確認してから暗記はした方がいいです。
せいぜいテキストの確認問題で論点として出てきたところを気に留めておく程度でOKです。
サラッと2周ほど読んでいくといいと思います。
勉強法 Step2
勉強法 Step2 1/2
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
おススメは「史上最強のFP2級問題集」です。
FP2級に関しては、人気資格なだけあって、大手予備校の本を買っておけば間違いはないのですが
問題集に関しては間違いなく、これ1択だと思います!
実際、私はFP3級の時から使用していて、問題集はコレ1冊でバッチリでした。
キャッチフレーズ通りで試験範囲の網羅性が抜群で、この問題集をやり込んだ結果
学科に関しては戸惑うような問題は数問しかありませんでした。
やり込めば、本試験の学科の変化球も余裕で対応できますね。
見開きで「問題」「解答」が確認できるので、通勤電車などの移動時間中もタイムパフォーマンスが高くガツガツ勉強ができます!
不明点があったらテキストでも論点に該当する箇所を照合していくのが大事です。
ぶっちゃけ学科は付け焼刃でも解けますが、きっちりテキストで論点を確認してるかどうかで実技の得点が変わってくると思います。
勉強法 Step2 2/2
注意すべきなのは実技試験ですので、先ほどの史上最強の問題集等で学科試験に慣れてきたら
受験する科目に応じて実技試験の過去問だけ集めた実技特化の問題集もやり込んだ方がいいです。
私は学科試験に慣れてきたら、スキマ時間は学科試験の勉強をしていって
まとまった時間が取れるときは実技試験の対策に専念するようにルーティンを組んで勉強しました。
学科試験と同様に、不明点があったら随時テキストに戻って確認していきましょう。
勉強法 Step3
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
公式テキスト、問題集のどちらも見直しをしていきましょう。
そのあとに、最後の一押しに予想模試を解いてみましょう。
おススメはTACのあてる直前予想模試です。
予想模試で本番の試験でも、慌てず落ち着いて時間管理をしながら問題が解けるようにリハーサルをしていきましょう。
学科に関しては、しっかり勉強してれば時間は余るので、そっちは心配する必要もなく
史上最強問題集をやってれば大丈夫なので省略してしまってもOKです。
私は実際に学科部分は省略してしまってます。
肝はやはり実技試験ですので、実技は必ず3回分を解いていき、90分以内に解けるかどうかも確認していきましょう。
実技は長ーい事例を読んだうえで何問か解いていく形式ですので、問題集だけでなく予想模試で対策していくのが有効でした。
まとめ
FP2級のまとめです。おさらいとしてご覧ください。
感想
試験の感想です。
教材が豊富で勉強がしやすく、何か資格を取るなら定番な資格だと思いました。
合格のためには結構な勉強時間が必要ですが、論点は3級と変わってないと思います。
60%正解で合格という基準も緩いですね。ここが70%の簿記の方が難しいのも頷けます。
3級と違って厄介なのが、実技の問題が結構ひねった内容が出てきたりするので苦戦する問題がいくつか出てきてもおかしくないです。
私は実技試験は試験時間内に問題は一通り解けましたが、見直しを全部するまでの時間はありませんでした。
だから学科は3級と変わらず90%以上正解できたのですが、実技は83点しか取れませんでした。
日商簿記と同じく、実技は解けるだけでなくスピードも意識していかないと危ういですね。
また、試験範囲が非常に宅建と重複しており、ダブルで受験がおススメですね。
実際に私は宅建合格後に3週間でFP2級は取得しておりますので、コスパ最高です。
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!