【合格体験記】第3種下水道技術検定の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

設備系資格

スポンサーリンク




どうも脱線おじさんです。
第3種下水道技術検定の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

下水道技術検定は下水道の設計・維持等に携わる際の要件資格となっていて

下水道法22条で指定もされている公的資格となっています。

これを持っている事で、下水道管理者として要求される実務経験等が緩和される等の制度があります。

第1種から3種まであって、それぞれの内容はスライドの通りで、計画設計・実施設計・維持管理といった役割ごとに必要とされる種類が異なります。

資格によくある第1種が上位互換といったものではなく、それぞれ独立した役割があるので業務に即したものを取得することになると思います。

今回とりあげるのは第3種で、下水道施設の維持管理に必要な資格ですね。

維持管理の役割である関係上、プラントの設備管理ではニーズの高い資格となっております。

学ぶ内容は電気・機械・化学などが主だったもので、ビルメン4点セットと言われる設備資格とも親和性が高いです。

特に化学の出題が多いので、危険物取扱者を先に取得しておくとラクに学習できますね。

試験概要 2/3

受験資格は特になくて誰でも受験できます。

試験は年に1回で、例年11月中旬に行われます。

試験時間は3時間15分で、時間はめちゃくちゃあまります。

途中退出すると問題用紙を持ち帰れないので、すぐに自己採点したい人は最後まで残らないといけないのがつらいですね。。

出題形式は四肢択一式で60問となっております。

試験概要 3/3

合格基準は70%程度の正解となっております。毎年、調整が入るので上下します。

合格率は例年30%前後となるように調整されております。

私の体感で難易度を測ると、少し高めです。

関連資格で比較するなら、第3種冷凍機械責任者より簡単で、第2種電気工事士の筆記よりも難しいと思います。

難しくなっている原因は色々とあるんですけど

まず試験範囲が電気・機械・化学と広いことがあげられます。

また、下水道設備の普及率等の統計問題が不意打ちで出題されます。これが厄介で過去問回しをしていても対策がしようがないので辛い所です。

更に困るのが、マイナー資格あるあるですけど、対策本が乏しいことですね。

以上のことから、対策が困難で難しくなっているのが現状ですね。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに20時間
・アウトプットに60時間
・本試験前の総仕上げに20時間

この流れで、だいたい100時間は勉強が必要です。

2ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難ですね。

ビルメン4点セット、特に危険物取扱者を先に取得しておくと、出題数の多い化学でラクができるので短期間で取得が狙えるかと思います。

勉強法 Step1

初めに試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

オススメしたいのは関根本の合格テキストです!

こちらは下水道技術検定で長く指導実績のある関根さんの本ですので間違いないです。

後述する問題集も同じ関根さんの本があるのでセットで利用していくと効率的です。

試験の傾向分析が細かくて、直近でどのような出題があったか分析した表があるので、卑怯な話ですがそれを利用してヤマをはることもできます笑

章の終わりに頻出事項をまとめたチェックリストもあって見直しのしやすさも有難いです。

こちらを2周ほどザっと読んでいき、試験の雰囲気を掴む導入として利用します。

強いていうなら章の終わりのチェックリストは暗記必須なので、注意深く読み進めるくらいで大丈夫です。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

オススメはテキストと同じシリーズである関根本の攻略問題集です。

テキストとセットで利用することで、同じ解説口調となっていることから効率的に学習できます。

特徴としては、分野ごとに問題を収録してるので、自然と反復学習ができる点ですね。

厄介な計算問題も反復学習できるようにまとめられているのが特に便利でした。

この資格は基本的に、過去問ゲーなんで、この過去問題集をいかにやり込むかにかかってます。

この段階で最低でも2周以上は問題を解いていった方が良いです。

最も注意すべきは計算問題ですが、パターンが決まっているので、その計算パターンを最初は暗記するくらいの勢いで何回も回すと良いですね。

また、計算問題に限らず、解説だけで理解できないと感じたところは該当箇所をテキストに戻って照合していくという作業も大事です。

以上を踏まえて、問題集を2周以上解いていきます。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

テキスト・問題集の2冊を駆使して、苦手箇所を徹底的に洗い出ししていきます。

特に気を付けるべきは、正解以外の選択肢も理解することですね。

なぜこの選択肢が不正解なのか、自分で自分に説明して納得できるようになるレベルまで突き詰めていくとバッチリですね。

この試験は過去問ゲーであることに間違いは無いですが、過去問そのままの出題は少なめで、少しだけ捻っているけど過去問と論点は同じというパターンが一番多いです。

つまり、正解以外の選択肢が正解になるような出題もありえるので、徹底的に突き詰めた学習が有効であるということになります。

また、計算問題の見直しは最優先でやっていきましょう。パターンが決まってるので、得点源にしないと勿体ないです。

まとめ

第3種下水道技術検定のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

試験の感想です。

とにかく試験対策がしにくいと思いました。

成績上位30%程度しか合格できないように調整してくる相対評価の試験であるというのも厄介です。

他の設備系資格とは違う面倒臭さがあったんで、思ってたより難しかったですね。

電気・機械・化学と学ぶ範囲が広いのも、難しくなっている要因かと思われます。

中でも化学の出題比率が高いので、先に危険物取扱者を取得しておくとラクですね。

この下水道技術検定と関連した資格として、公害防止管理者の水質区分の試験があります。

これもかなり試験範囲が下水道技術検定と重複してるのでセットで狙うと簡単です。

実際、公害防止管理者の水質3種を私は短期間で合格できてますのでオススメですね。

以上、第3種下水道技術検定の勉強法でした!

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

資格試験カテゴリ一覧へ移動

 

スポンサーリンク