フルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育を修了するには(受講体験記)

特別教育 設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
フルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育について取り挙げたいと思います。

この資格の概要をザックリ申し上げますと…

・フルハーネス型墜落制止用器具を使用した業務に従事する労働者に必要な特別教育
・1日の講習で取得可能

労働安全衛生法の規制により、フルハーネス型墜落制止用器具を使用した業務に従事する者にたいして、安全に関する特別の教育を行うことを事業者は義務づけられています。

受講料が高額なので、大半の方は業務命令で会社負担で受講されるのではないでしょうか。

こちらの資格は講習形式で取得できます。修了試験はないですが、確認テストはだいたいあります。間違ってても取得はできますけど笑

当記事をご覧頂いてる方は、どういった内容を学ぶのか、講義についていけるか、不安で当記事にたどり着いたのかと推察致します。

私も当日は不安でしたので、少しでも当記事で情報共有をして皆様の不安や緊張を緩和できたらと思います。

よって当記事は私の実体験を交えた受講レポート形式で記載させて頂きます。

記事中に「◆強調していたテキスト中の文言の一例◆」という文面で実際に確認テスト等で出題されるような内容を抜粋してますので、雰囲気を掴みたい方は参考程度にどうぞ。

少しでも、皆様のお力になれたら幸いです。頑張りましょう♪

それでは詳細に触れて参ります。

取得するには

特別教育という区分ですので、試験等はないので所定の時間の特別教育を普通に受講していたら取得できますから安心してくださいね♪

講義内容

特別教育

私は上記の一般社団法人 労働技能講習協会でフルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育を受講しました。

以下の内容はその時の体験談などを交えて、ご紹介していきます。

特別教育

上記が私の使用した公式テキストです。140ページほどの分量。

遅刻してしまうと失格になるので時間に余裕をもって会場には向かいましょう。

電車が遅れたりしたら面倒くさいので、到着が早すぎるくらいがちょうどいいです。窓口や受付の人もかなーり注意して言ってくれますけど、法律上講習受講時間が厳重ですからね。。

内容は1日のみですが学科と最後に実技がある講習でした。以下、当日の時間割を表にまとめさせて頂きます。

区分 内容 時間
学科 作業に関する知識 1時間
墜落制止用器具に関する知識 2時間
労働災害の防止に関する知識 1時間
関係法令 30分
実技 墜落制止用器具の使用方法等 1時間30分

だいたい11:50~12:50くらいの間がお昼休みでした。あとは講師のさじ加減によりますが、60分~90分くらいの間に1回くらい10分休憩が入ると思います。

実技もありますが、講師が目の前でフルハーネスの着脱や点検の仕方を実演してくれます。それを5-6人単位で班分けして講師の指導の下に使用方法を習うといった形でした。

実技は分からなくなったら素直に講師に聞けば教えてもらえるので安心してください!

試験は無いですけど、講義の内容がまとまると講師が受講者を順番に指して簡単な講義内容の質問と確認をしてました。

指されて聞かれた質問は別に間違えても大丈夫ですけど、恥ずかしいからちょっと緊張しました笑

講師が「ここはアンダーライン、チェックをしてください」と強調する箇所がありました。迷わず指示通りにテキストに蛍光ペンなどでマーキングしてください。

講義の最後に、確認テストを実施される講師の場合は、強調していた箇所から出題されます。

試験ではありませんが、間違えすぎても恥ずかしいので注意しましょう笑

以下、私が受講した時に講師が強調していた箇所をざっくりと抜粋して箇条書きしておきます。

どういった内容が確認テスト等で出題されるのか雰囲気が掴めると思いますのでご参考に。
※もちろん、まったく同じところから出題はしてきませんよ笑

◆強調していたテキスト中の文言の一例◆
・親綱として使用中、落下衝撃を受けたものは使用しない。
・水平親綱支柱システムの点検は、日常点検のほかに一定期間ごとに定期点検を行う。
・ショックアブソーバーは墜落制止時に生ずる衝撃荷重を緩和するための器具である。
・労働者は、労働災害を防止するため必要な事項を守るほか、事業者その他の関係者が実施する労働災害の防止に関する措置に協力するように努めなければならない。

特別教育受講後は

特別教育

こんな感じの修了証が特別教育修了の直後にその場で交付されます。

会社から原本やコピーを要求されると思いますので、氏名等が間違いがないか確認して帰宅しましょう。はい、お疲れさまでした!

少しでも当記事の内容がお役に立つようでしたら幸いでございます。

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

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