【合格体験記】競売不動産取扱主任者の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

不動産系資格

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どうも脱線おじさんです。
競売不動産取扱主任者の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

競売不動産取扱主任者は競売不動産の入札、落札、明け渡しまでの一連の流れで必要な知識について証明することができる資格です。

ちょっと残念なのが宅建等と違って独占業務は無いですね。

試験内容は宅建等に似てます。私は宅建受験後にセットで受験しました。

試験団体自体も宅建受験者層をターゲットにしてるのが公式サイトからも見て取れます。

この資格で独自に学んで印象深かったのは民事訴訟法ですね。

競売の概要やトラブル事例などに触れつつ学ぶのでマニアックです。

他の不動産系資格と違って、設備の知識は99%問われないです。法令特化といった感じです。

試験概要 2/3

受験資格は無いので、誰でも受験できます。ただし、合格後の免許発行には所定の講習受講が必須となります。

試験日程は毎年12月、年に1回の試験です。

試験時間は120分で、全部で50問です。しっかり勉強してれば時間は余ります。

出題形式は選択方式です。

試験概要 3/3

30/50問前後で合格できます。回によって合格点は変わります。

合格率は30%前後です。毎回成績上位30%だけ合格するよう調整してきてますね。

難易度は低く見られがちですが、私の意見をいうと普通~少し難しいと感じました。

人によりますけど、似たような不動産資格と比較すると

宅建や管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士などよりも確実に簡単です。

ただし、比較対象の不動産資格がどれも難しいので、それらよりも簡単なだけで

油断すると普通に落ちる部類かと思います。

ここまで事細かく民事訴訟法の勉強をする資格も珍しいので、

なかなか他の法律や不動産資格の知識では戦えない要素も多いのと、

宅建受験者が主な受験層なので、相対的に見てレベルは高いと思います。

勉強法 全体像

勉強法 全体像 1/2

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに10時間
・アウトプットに20時間
・本試験前の総仕上げに10時間

上記の流れで、だいたい40時間は勉強が必要です。

1ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。

宅建や管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士の勉強経験がある人は30時間以下で合格可能です。

実際に試験団体も宅建受験者であれば20~25時間程度で合格可能と公言してます。

ただし民事執行法が難しいので、余裕を持って私は40時間は勉強した方がいいと判断してます。

前提知識の有無で勉強時間は結構変わるかなと思います。

勉強法 全体像 2/2

後述する公式テキストしか直接的な対策ができないのが困ったところなので

思考力を問われがちな、民法や借地借家法のややこしい所は宅建テキスト等を持ってる場合はそちらで確認した方が早いかなと思います。

だいたい宅建受験者がセットで受験する試験なので、既存の使い込んだテキストがあるならば、

重複分野はそっちで復習した方が早いって話ですね。

勉強法 Step1

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

「競売不動産の基礎知識」という公式のテキストを使用しましょう。

全部理解しようとすると激ムズです。

最初に読むと、あれだけ宅建も勉強したのに分からないと自信を失います笑

文字だけで追ってくと催眠効果が尋常ではないので、

テキストの「具体例」と「出題のポイント」を重点的に見ていって、

細かな補足だけ文字で追ってくといいです。

競売手続の知識が独特でクセが強いので初めて見る内容も多いと思います。

宅建などで学ぶのは抵当権などを使用して競売まで持っていく話をするだけで

その先の競売処理の事は触れてないんですよね。要は学ぶ箇所が後ろの工程なんですよね。

DVD講座もあるみたいなんですけど、高いので私は買ってません。

これ1冊だけで合格できたので大丈夫です!

サラッと2周ほど読んでいくといいと思います。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

使用するのは公式問題集です。150問収録されてます。

ぶっちゃけ宅建・管業・賃管のどれかの学習経験があれば、

最初から40%くらい解けるかと思います。

ひっかかりやすいのは競売基礎知識、民事執行法ですね。マニアックで難しいです。

問題演習は2周ほどやっていくと良いです。

いかんせん、問題数が150問では少ないので全選択肢を丁寧に確認していき

テキストでも論点に該当する箇所を照合していくのが大事です。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

公式テキスト、問題集のどちらも見直しをしていきましょう。

試験範囲は広いですが、実際の試験で問われる内容は意外と素直で浅いです。

その中でも本試験で、ちょっと変化球がきたなぁと思ったのは競売知識と民事執行法です。

確実に合格するには宅建、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士などの勉強で鍛えた民法・借地借家法・税まわりの知識で得点を稼いでいって

変化球が多い競売知識と民事執行法は過去問ベースで対応してどーにかするのがコスパ良いです。

まとめ

競売不動産取扱主任者のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

試験の感想はこんな感じです。

教材が乏しくクセが強いので、とっつきにくいです。

大学時代の民事執行法のねむーい講義を思い出します。

ひたすら細かく業務マニュアルを読んでる気分にも近いです。

宅建、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士などと並行学習じゃないとコスパは悪いです。

宅建合格者の受験を想定した試験で、かつ成績上位30%しか合格できないよう調整されるので簡単そうに見えて難しいと思います。

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!

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