【合格体験記】個人情報保護士の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

事務系資格

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どうも脱線おじさんです。
個人情報保護士の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

個人情報保護士は名前の通り、個人情報保護法を中心とした知識証明ができる民間資格となっていて

関連知識として、個人情報を保護するためのセキュリティの知識も問われる試験となってます。

近年のコンプライアンス重視により、今後も個人情報保護法の重要性は増していくことが間違いなく

資格試験というくくりで言うなら、マネジメント要素の強い資格や情報処理試験においても

管理するデータに対する教養を問われる比率が高まっているので、関連資格も多いです。

実際、私がいたIT企業でも個人情報保護士は合格すると褒賞金が貰える資格でしたので、受験したという経緯がございます。

個人情報を保護するための手法として、触り程度ですが情報セキュリティについての問題も出てくるので、IT系の資格と意外と重複してる内容が多いんですよね。

なんでIT企業でも評価対象になるんだろ?って疑問でしたが、取得後は納得がいく内容でした。

試験概要 2/3

受験資格は特になくて誰でも受験できます。

試験は年に4回で、そのほかCBTでも随時開催されるように変化が進んでるようです。

試験時間は150分と長いですが、見直し時間は限られてましたね。

その理由が、こちらの出題形式でしてマークシート方式なんですけど

個人情報保護法をメインとした課題①、セキュリティをメインとした課題②

これらがそれぞれ50問ずつ、計100問出題されることから

1問1問にかけられる時間は多くないという事情があるので注意が必要です。

試験概要 3/3

合格基準は70%の正解となっております。あまりにも難しいと調整が入ることもあります。

合格率は例年30%前後となっております。

私の体感で難易度を測ると、少し高めです。

法律系の資格ではあるあるですが、用語の定義を細かく覚えないといけない問題が多いです。

関連資格で比較するなら、ビジネス実務法務の2級と3級の、ちょうど中間程度の難易度だと思いました。

難しくなっている原因は色々とあるんですけど

まず試験範囲が広いのが理由で、法律の資格と思いきや、セキュリティをメインとしたIT知識もそこそこ要求されるという点が挙げられます。

また前述したように法的な問題文を150分で100題も解くには、それなりに法律用語を読み慣れていて、読解速度と集中力がないと厳しいという点も挙げられますね。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに20時間
・アウトプットに30時間
・本試験前の総仕上げに10時間

この流れで、だいたい60時間は勉強が必要です。

1ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難ですね。

特に、個人情報保護法にまつわる用語の定義を細かく理解できるかが合格のカギです。

勉強法 Step1

はじめにインプット作業から始めていきます。

使用したのは、こちらの試験団体が出版している公式テキストになります。

公式テキストですので、試験の内容はココから出題されるため網羅性が高いです。

またこの手の公式テキストってお堅い表現で文字だらけであることが多いのですが

このテキストは図やイラストが多めで、普通に読み易かったです。

ということで、こちらの本を2周ほどザっと読み進めていき、試験範囲を広く浅く把握していきます。

ここでいきなり暗記作業等はしなくてよくて、要点は問題演習で確認していけばOKです。

多分いきなり暗記しようとしても、条文が大量に載ってて何から着手すれば良いか分からなくなるし挫折の元なんで気にする必要はないですね。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

オススメはユーキャンの1問1答集と公式問題集になります。

こちら2冊とも併用していくのが理想的ですね。

理由としてはユーキャンの問題集にはオリジナル予想問題があるので、

最新の法改正に伴う新論点に対しても対応できるようになる事から、公式の過去問とセットで使うと安定して点が取れるからです。

ユーキャンの方は1問1答式で取っつきやすいので、最初の段階やスキマ時間等はこちらをメインにして問題に慣れるようにしていって

その後に公式問題集を使うというやり方をしていくと効率的に学習ができます。

特に、この段階で注意して欲しいのは用語の定義を曖昧にしたまま問題集を進めることはせず

疑問が生じたら、その都度テキストで調べなおすというのが大事です。

似たような用語を混ぜて引っ掛けてくる問題が結構あるんで、これができるかどうかで点数に幅が開くと思います。

以上を踏まえて、問題集を2周以上解いていきます。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

テキスト・問題集を駆使して、苦手箇所を徹底的に洗い出ししていきます。

特に気を付けるべきは、アウトプット段階でも触れてましたが、用語定義の徹底理解ですね。

過去問回しも大事ですが、この用語定義を丁寧にテキストで見直しをするのも大事です。

特にOECD8原則という個人情報の取り扱いに対する原則は頻出問題であり

「収集制限の原則」「目的明確化の原則」といった各原則の定義をわざとごちゃ混ぜにして、正誤問題にしてくるパターンがあって、正確に理解していないと間違えがちです。

こういった用語定義を突き詰めているかどうかが合格のカギですので

油断せず、試験直前まで用語定義の見直しは徹底していきましょう。

まとめ

個人情報保護士のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

試験の感想です。

とにかく法的文書に読み慣れる必要性が高い試験だと思いました。

やはり100問を150分で解答するというのは高い読解速度と集中力が要求されます。

この特徴を鑑みると、文系の人の方が有利な試験だと思いましたね。

個人情報保護法は法改正等による新問が避けられない性質があって

それは公式の過去問だけをやってたら、何も対策ができません。

そこでユーキャンの問題集で予想問題もこなしていくのが大事だと思いました。

この個人情報保護士は法律系の資格ですが、思いのほかIT資格とも親和性が高いです。

私はこの個人情報保護士で学んだことが、情報処理試験である応用情報や基本情報技術者、更には情報処理安全確保支援士と他の資格試験でも得点に繋がる内容が多かったです。

つまりIT資格とも試験範囲が重複していて相乗効果が高いということですね。

以上、個人情報保護士の勉強法でした!

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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