敷金診断士の勉強方法

敷金診断士 不動産系資格

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どうも脱線おじさんです。
敷金診断士の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。

①賃貸目的物の原状回復費用についての知識の証明ができる
②不動産・設備の知識が身に付く
③家を借りる時などプライベートでも役に立つ

その名の通り、敷金をメインに不動産賃貸借契約の知識が身に付きます。

民法を主要とした法律と、建築・設備の知識もバランスよく学ぶことができます。

私は宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の受験前の腕試しに受験しました。当サイトでは不動産系国家資格についてもご案内しておりますので、あわせてご覧ください。

宅地建物取引士もそうですが、やはり不動産系資格の勉強をすると、プライベートでも役に立ちます。ぼったくり不動産業者を見破れますからね笑

敷金診断士は真面目に約1~2ヶ月程度勉強すれば独学合格は可能だと思います。

それでは詳細に触れて参ります。

要点まとめパワポ

要点をまとめたパワポ&動画も作成しました。併せてご覧ください。

 試験概要

受験資格

特になし。誰でもお手軽に受験できちゃいます。

試験日程

随時。受験会場で予約できればいつでも。

試験内容

<法令系科目>
民法、借地借家法、消費者契約法、区分所有法、宅建業法、品確法、民事訴訟法、標準賃貸契約書、その他建物賃貸に関わる法令及び判例

<建築系科目>
建築物の構造及び概要、建築物に使用されている主な材料の概要、建築物の部位の名称等、建築設備の概要、建築物の維持保全に関する知識及びその関係法令、建築物の劣化、修繕工事の内容及びその実施の手続きに関する事項

「法令系科目」と「建築系科目」に大別されます。範囲は広く浅くといったところ。

「法令系科目」については民法と借地借家法が土台ですので、まずはここが第一関門かと思います。

その土台を元に区分所有法、宅建業法を学んでいくといった順番が正攻法でしょう。

それぞれ区分所有法は管理業務主任者・マンション管理士、宅建業法は宅地建物取引士が特化した国家資格として存在します。いずれかを取得するための前座で、敷金診断士を受験される方も多いのではないでしょうか。

「建築系科目」については建築部材の材質の知識やコンクリート・セメントの知識がいるので、法律とは毛色が違った勉強をしないといけません。

ただそれ以外は建築基準法をメインに、手続きなどを学ぶので法律科目と似たような暗記と解釈を学んでいけばどうにかなったりします。

出題形式

CBT(コンピュータで解答する)。四肢択一式50問。

試験時間

90分になります。時間はあまります。

合格基準

7割以上正答していれば合格ラインです。

合格率

最近の平均合格率は60~70%前後と公表されております。

資格の難易度としては易しいですね。

ただし、内容自体は法律と建築分野と範囲は広いので初学者から見たら易しいとはいいがたい。

宅地建物取引士や管理業務主任者などの更に難しい資格を並行して学習してる人からしたら片手間で取れます。というか本命は宅地建物取引士などの受験者が多いから合格率が高いのではと思います。

受験申請のやり方

電子申請。詳細は日本住宅性能検査協会の公式HPから確認してください。

敷金診断士

試験手数料

7800円です。高くも安くもない標準価格。

勉強時間

宅建など不動産資格所有者・勉強中の方=約30時間
初学者の方=約60時間

上記のように人によって勉強時間は異なると思います。

法律と建築科目のどちらも学ぶ必要性とクセの強さが、宅建などの不動産資格と似ています。ですので不動産系資格取得者・勉強中の方は片手間で取れるかと思います。

具体的な関連不動産資格としては、宅地建物取引士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士などですね。これらを取得・勉強中の方は簡単です間違いなく笑

初学者の方は、法律と建築科目をイチから学ぶのは結構負担なので、勉強時間を多めに見積もった方がいいです。

当時、管理業務主任者を取得済みで宅地建物取引士を勉強中だった私は「1日平均3時間勉強 × 10日」で敷金診断士に合格しました。

人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…

学習期間は「宅建など不動産資格所有者・勉強中の方=2~3週間」「初学者の方=1ヶ月」をおススメします。

勉強方法

①参考書を1冊購入。理解できなくても良いから1回読む。
②再度、参考書を読む。意味を理解する事を意識して復習。
インプットした項目を問題集で確認もしながら復習すると良い。
③問題集を3周する。解説を読んでも理解できない事は参考書で確認。
④苦手な問題を入念に復習する。

ぶっちゃけ、①~③までやり込んだら合格圏内です。

④以降まで努力できたら80~90%以上、本試験で得点も間違いないでしょう!

確実に1発で合格したいのであれば、手は抜かずに④まで徹底してやりましょう。

学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。

私は上記の方法により敷金診断士に合格しました。

資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。

おススメの書籍

公式のテキストを用意しておけば大丈夫です!
※リンクが貼れないので写真のみ。残念!

敷金診断士

問題集も付属してるので、公式テキストだけで学習は完結するでしょう。

試験当日の心構え

・試験会場までの移動時間に、苦手・不安な分野の最終チェック。
・どうしても暗記し難い箇所は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。

試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。

合格発表

試験終了から1ヵ月前後すると合否結果が郵送で分かります。

合格後は…

合格していた場合は、合格証書が送付されます。その後に登録料を払い所定の講習を受講すれば免許証が交付されるそうです。私は証書だけ欲しかったので申請してませんが。

敷金診断士
・せっかく身に付いた勉強習慣を失いたくない
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい

上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)

資格名 特徴
宅地建物取引士 試験範囲に重複があるので効率的に取得可能!
賃貸不動産経営管理士 試験範囲に重複があるので効率的に取得可能!
管理業務主任者 試験範囲に重複があるので効率的に取得可能!

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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