どうも脱線おじさんです。
敷金診断士の勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
敷金診断士は不動産賃貸における敷金・保証金トラブル解決の専門家としての
認定資格となっております。ちょっと残念なのが宅建等と違って独占業務は無いですね。
試験内容は宅地建物取引士や賃貸不動産経営管理士、あとは管理業務主任者にも似てます。
試験内容が似てることから、私は宅建受験前の予行演習で受験しました。
この資格で独自に学んで印象深かったのは賃貸住宅紛争防止条例、
東京ルールといわれているガイドラインの勉強でしたね。
ここに関しては結構マニアックな知識が身に付きました。
試験概要 2/3
受験資格は無いので、誰でも受験できます。ただし、合格後の免許発行には所定の講習受講が必須となります。
試験日程はCBT方式で、テストセンターの日程が合えばいつでも受験可能です。
試験時間は90分で、全部で50問です。しっかり勉強してれば時間は余ります。
出題形式は選択方式です。
試験概要 3/3
35/50問前後で合格できます。合格点は原則7割と公式では記載されてますので。
ただ、「原則」と付いているから合格点は変動することもあるかと思います。
合格率は60~70%前後です。
難易度は低いですが、法律と建築のどちらも勉強するので試験範囲は広いです。
人によりますけど、似たような不動産資格と比較すると
宅建や管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士などよりも確実に簡単です。
また宅建などと違ってCBTでいつでも受けられることから、不動産資格の勉強したてで腕試しに受験してみるなら最適ですね。
私も実際、宅建の勉強中に暇な時期があったのでお試しで受験した感じです。
勉強法 全体像
勉強法 全体像 1/2
勉強法の全体像はスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに30時間
・本試験前の総仕上げに10時間
上記の流れで、だいたい60時間は勉強が必要です。
1ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。
宅建や管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士の勉強経験がある人は30時間以下で合格可能です。
前提知識の有無で勉強時間は結構変わるかなと思います。
勉強法 全体像 2/2
後述する公式テキストしか直接的な対策ができないのが困ったところなので
思考力を問われがちな、民法や借地借家法のややこしい所は宅建テキスト等を持ってる場合はそちらで確認した方が早いかなと思います。
建築分野は暗記ゲーなんで、どっちでもいいんですけどね。。
敷金診断士独自の内容で差分として気になったのは東京ルールくらいですね。
勉強法 Step1
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
「敷金診断士の知識」という公式のテキストを使用しましょう。
198ページと内容が薄いので、前述したように宅建テキスト等も併用した方が効率的です。
DVD講座もあるみたいなんですけど、高いので私は買ってません。
これ1冊だけで合格できたので大丈夫です!
サラッと2周ほど読んでいくといいと思います。
勉強法 Step2
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
使用するのは公式テキスト付属の参考問題集です。
ぶっちゃけ宅建・管業・賃管のどれかの学習経験があれば、最初から90%くらい解けるかと思います。
ひっかかりやすいのは東京ルールくらいですね。
問題演習は2周ほどやっていくと良いです。
勉強法 Step3
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
テキスト、別冊参考問題集のどちらも見直しをしていきましょう。
試験範囲は広いですが、実際の試験で問われる内容は素直で浅いです。
その中でも本試験で、ちょっと変化球がきたなぁと思ったのは民法、借地借家法、東京ルールです。
とはいえ、宅建、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士などの勉強で思考力を鍛えていれば引っ掛けに気づけるので心配するほどのことでもないです。
まとめ
敷金診断士のまとめです。おさらいとしてご覧ください。
感想
試験の感想はこんな感じです。
易しいですが、教材が乏しいので勉強がしにくいです。
知識ゼロだと公式テキストだけでの勉強は苦しいんじゃないかなと思いましたね。
やはり宅建、管業、賃管などと並行学習じゃないとコスパが悪い気はします。
これら不動産資格でも、唯一CBTでいつでも受験できるので腕試し用の資格という認識です。
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!