宅建で40点以上取る秘訣をまとめてみた

不動産系資格

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どうも脱線おじさんです。
私は宅地建物取引士に48/50問で1発合格しております!

今回は本番の試験で40点以上を取って、安全に合格する秘訣をまとめてみました。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

本題に入る前に、40点以上を狙うべき理由と30点台で落ちる人の特徴をお話します。

その後に、ズバリ40点以上を取る秘訣についてポイントを3つ挙げてお話します。

最後に今回のお話をまとめます。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

40点以上を狙うべき理由

40点以上を狙うべき理由についてですが、こちらのグラフをご覧ください。

宅建は例年、合格率は15-17%を推移しておりますが

近年は受験者のレベルが上がっており、合格点が35点前後となっていることが分かります。

一昔前は35点、つまり7割取れたら合格とみて良かったのですが、そうはいかなくなっているわけですね。

つまり40点以上の高得点を取ることを目標に、最初から勉強を進めていけば安泰ともいえます。

35点前後を得点するつもりでギリギリ合格狙いもできなくはないですが、

周りの受験者のレベルが高かったり、自分が苦手な問題が出たりしたら落ちます。

ポケモンでいうなら1回でも急所に当たったら終了です。

急所にあたるのが嫌いだから、私はポケモンのレート対戦はやりません。

30点台で落ちる人の特徴

30点台で落ちる人の特徴を、私の独断と偏見で話していきます。

結論、過去問回しをしている、それに偏っている可能性が高いです。

この過去問回しをするというのは、合格率30%以上の普通の難易度と思われる資格なら合理的ですので否定はしません。

しかし、合格率15%前後で、相対評価の試験となる宅建で使う戦略ではないです。

「この問題がきたら解答はコレ」という丸暗記に近い解答導出をするのは不合格フラグですね。。

こういった手法は絶対にNGで、本試験で変化球がきたら十中八九コケます。

例えば、民法・借地借家法・宅建業法などの事例問題を出しやすい問題は、引っ掛けパターンを作りやすいので、出題者が変化球をしかける格好の的です。

ちょっとでも登場人物や権利関係がズレただけで、正解が変わるので暗記を主軸とした勉強をしていると大変危険であることが分かるかと思います。

ということで、過去問を使うのは正しいのですが、使い方を間違えると不合格に繋がります!

40点以上を取る秘訣

前置きが終わりましたので、本題である40点以上を取る秘訣について

こちらのスライドの通り3ポイントに分け、上から順番に触れていきます。

①だけ、話が難しいのでスライド4枚にかけて解説します。

①点ではなく面で抑える

①点ではなく面で抑える 1/4

40点以上を取る秘訣の1点目は、点ではなく面で抑えるということですね。

何を言ってるのか分かりにくいと思うので、私の中でのイメージを図にしました。

点で抑えるというのは、過去問を暗記して、とりあえず解ける状態を指しています。

面で抑えるというのは、過去問を解いて、理解した上で解ける状態を指しています。

この面で抑えるというのは、応用力を養うということになります。

とりあえず過去問で出題パターンを覚えていく、点で抑えることは必要ですが

それはあくまで土台を作っただけに過ぎないという認識を持つ必要があるということです。

その覚えた出題パターンを起点に、法的根拠や本質を見極めて理解していくこと、

つまり面で抑えていくことが重要です。

私の独断と偏見ですが、この点で抑える段階まで到達したら30点までは取れます。

あとはいかに、面で抑えて、応用力を持って解けるようになることで、更に得点ができるようになると考えております。

この意識の差で、前述したように事例問題では顕著に得点差が出るかと思われます。

更に次のスライドで深堀していきます。

①点ではなく面で抑える 2/4

点での理解と、面での理解の違いについて掘り下げます。

まず、点での理解とは「この問題がきたら解答はコレ」という暗記から解答へ辿り着く解答です。

次に、面での理解とは「この権利関係ならこうだ」と思考から解答へ辿り着く解答です。

正解したら表面上、得点は同じですが、解答の導き方が全く違い、両者では実力の違いは雲泥の差があるのは言うまでもありません。

この場合、本番の試験で、過去問と少しでも違うパターンが出題されたら

点での理解で対策している前者では太刀打ちできないので失点となるでしょう。

厄介なのが、試験までに対策をしてる時は過去問を解いていくと思うので

何回も問題を解いていると、自分が今、暗記で解けたのか、思考により解けたのかが、注意していかないと分からなくなることです。

①点ではなく面で抑える 3/4

では具体的に、面で抑えて理解していくにはどうすればよいかですが

分かり易い目安として、全選択肢の正誤理由について「人に説明できるレベルまで落とし込む」ということに尽きます。

実際は、同時期に試験勉強をしてる人がいないと現実的ではないので、どうすればよいかというと

過去問を解いていくときに脳内で自分で自分に解説をしていき、その解説で納得しきれるかを徹底的に検証します。

ここで説明しきれない何かボヤけてる点があったら、即座に洗い出して復習をしていくのが大事です。

この方法は宅建に限らず、だいたい合格率20%以下の試験だったら必須とも言える手法ですね。

100種類以上の資格を取得してきた廃人の経験則ですので、マジですよ!

①点ではなく面で抑える 4/4

点ではなく面で抑えるために、具体的にやるべきことですが

過去問を解いていき、曖昧な点があって、自分で自分に解説ができないと感じたならば

その都度、即座にテキストで辞書引きして、曖昧な点を突き詰めていきます。

これをやると、どうしても時間がかかりますが、1問1問を解くのに、

量と同時に質を意識して、丁寧に学習していくのが大事ということです。

また、過去問に慣れすぎたと思ったら、試験1ヵ月前くらいから予想模試も導入して

意図的に今まで解いたことのない問題を自分にぶつけて不意打ちを与えます。

これをすることで、嫌でも思考から解答できているかどうか、面で抑えているかがテストできるので非常に有効ですね。

また、真面目な人にありがちなんですが、過去問を高速で回し続けるのもリスキーです。

高頻度で回しすぎると、どうしても問題を覚えてしまうことから、

思考から解くという訓練ができなくなってしまうので、

そういう時はテキストの読み直しを作業に挟むといった工夫が有効です。

②捨て分野は作らない

次に40点以上を取る秘訣の2点目、捨て分野は作らないということですが

成績上位15-17%のみ合格となる相対評価の試験である以上、

捨て分野を作るのは、わざわざ自分からハンデを背負いにいってるのでオススメできません。

強いていうなら、例外的に捨てても良いのは2点ほどで

1点目は民法で過去問とは全く違う、新論点が本番の試験で出たパターンです。

完全に初見殺しの判例問題とか、唐突な条文に対する解釈の出題とかですね。。

これは対策しようとすると、範囲が膨大で現実的ではないため無視でいいです。

2点目は区分所有法で、これをメインに学ぶ管理業務主任者試験なんかは個人的に宅建よりも難しかったのと、暗記量が多すぎるわりに出題は雀の涙なんでコスパ悪いです。

時間がないなら、宅建業法などの優先分野を勉強した方がいいですね。

以上の2点を筆頭に、どうしようもない変な出題が実際に試験でも出てきますけど、気にしなくて良いです。

そういった変な問題が出てきても、9割以上の人間がどうせ解けないので、合否に影響はないとみていでしょう。

ノーカンだと思っていいです。未確定!!ノーカウントなんだ!!

③時事・統計問題は徹底対策

40点以上を取る秘訣の3点目、時事・統計問題は徹底対策ということで

この時事・統計問題は5第出題されるので、満点を狙います。

難しそうに見えますけど、やることは大したことなくて、以下の2点で充分です。

1点目が、予想模試に乗ってる内容を暗記することと

2点目が、Youtubeで宅建講師の方が毎年上げてくれる対策動画を視聴することです。

これらは試験1ヵ月前くらいから着手すれば全然間に合うし、暗記するだけなんで数日前とかでも問題ないです。

考える要素はなく、淡々と暗記するだけですからね。

最近は情報社会過ぎて、合格レベルでアンテナをしっかり張ってる受験者はほとんど満点を取ってくると思うので、差がつかないように厳重に対策をしましょう。

まとめ

本記事のまとめです。おさらいにご覧ください。

以上、40点以上で宅建に合格する秘訣でした!

 

脱線おじさん

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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