【合格体験記】知的財産管理技能検定2級の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

法律系資格

スポンサーリンク




どうも脱線おじさんです。
知的財産管理技能検定2級の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

知的財産管理技能検定は特許や著作権などの様々な知的財産権と周辺知識を学ぶ国家資格です。

2級で要求される内容は、知的財産管理の職種における基本知識業務上の課題を発見し、一部は自律的に解決スキルです。

当然ですが、3級よりも実践的な出題が多いです。

学習する内容は法務担当者以外でも実用的なもので

たとえば業務委託、請負、派遣などの契約を交わしたうえで納品されたシステムや資産などの知的財産の帰属先を適切に認識できるようになります。

こういった背景もあって、法律資格ではありますが、他の資格試験の勉強でも役に立ちます。

例えば基本情報技術者や応用情報技術者などではプログラムの権利問題について問われる事が多いので知的財産権の知識があると凄い有利です。

また私の実体験でいうと、以前はエンジニアをやっていた時があり

転職前に自作プログラムを恩返しで勤務先のIT企業へ譲渡する際に、

立派なポートフォリオとして形づけるためにプログラム譲渡契約書を自作して実績として明確化することができました。

知的財産としての権利書作成、更にプログラミングの実績、どちらも同時に証明できる資料を用意しておけば今後のキャリアにも強力な武器となると考えた感じですね。

このように知識と知識を組み合わせると面白いことができます。

試験概要 2/3

受験資格は3級合格者、上級著作権検定の合格者、知的財産関係の単位を大学で取得等をしている必要があります。

試験は例年3回で、3,7,11月に実施されます。

試験時間は学科60分、実技が60分です。3級以上に試験時間はカツカツでした。

出題形式は学科がマークシート方式で、実技は記述式です。

記述式といっても身構えるほどの内容ではなく、適切な語句を答える穴埋め式の問題とかなので、気にするほど難しくないです。

試験概要 3/3

合格基準は学科、実技ともに80%以上の正解です。

合格率は学科、実技ともに40%前後です。実技は30%の時もあるので低いかもですね。

受験資格が必要な資格で、そこそこ合格率が低い事を考えると

しっかりと対策をしないと合格できないと考えた方がいいです。

私の体感で難易度を図ると、普通~少し難しいといった印象です。

似たような法律資格で比較すると

宅建の方が圧倒的に難しく、ビジネス実務法務2級より少し易しいか同等程度といった印象です。

試験の論点も素直で簡単ではありますが、試験時間が学科実技どちらも60分と短く

事例問題も解く必要があることから読解スピードを意識した対策をしないと

見直しもままならずカツカツとなってしまうので注意した方がいいです。

問題は難しいとは思いませんでしたが、合格基準点80点は高いので得点できるところは絶対に点を取らないと普通に落ちる内容だと思います。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに20時間
・アウトプットに50時間
・本試験前の総仕上げに10時間

上記の流れで、だいたい80時間は勉強が必要です。

2ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難ですね。

一番時間がかかるのは実技試験対策です。

公式テキストは必要か?

ここで補足です。公式テキスト等は必要かという点について。

結論から申し上げますと不要です。

スライドの通り、実際に公式テキストおよび公式問題集を用意して対策も実際にしたうえで不要と判断したので信憑性の高い情報と自負しております。

理由としては、まず公式テキストは表現が固くて、要点が分かりにくいです。

市販のテキストの方が、要点を太字や赤字で強調してくれてるので効率的に学習ができるため公式テキストは不要です。

また公式テキストと連動した公式問題集もありますが、内容は良いのですけど収録されてる問題数が少ないので心もとないです。

これなら後述する市販テキストのスピードシリーズの方が網羅性が高いので不要です。

勉強法 Step1

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

オススメはスピードシリーズのテキストです。

知的財産管理技能検定の対策本としては、このスピードシリーズが最強ですね。

私は3級受験時からスピードシリーズは愛用させて頂きました。

後述しますが、問題集のシリーズもあるのでセットで利用すれば相乗効果が抜群です!

こちらのテキストは、事あるごとに事例ベースで解説してくれるのが有難い点

イメージがしやすく、かつ事例問題が多い実技試験にも自然と強くなる実践力も付きます。

章ごとに確認問題があるので、インプット後におさらいがてら解くと良いです。

ということで、テキストはサラッと2周読む感じでOKです。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

オススメはスピードシリーズの問題集です。

学科と実技どちらも用意して対策していきます。

分野別に問題をまとめてるのと、予想問題も収録されてるので、これで準備バッチリです!

この2冊の問題集をやり込んだら合格間違いなしですね。

私は3級受験時からテキストと同様にスピード問題集も利用しましたが、やはり一番実力が付いたのはこのスピードシリーズだったので断然オススメです!

学科の問題が解けないと、そもそも実技の実践よりの問題は解きようがないので

先に学科の問題集を1-2周ほど解いてみて、自信が付いてから実技の問題集に取り組むと良いです。

解説文だけでは理解できない、腑に落ちない点があったら、その都度テキストで該当箇所を読み直していくこともしてきましょう。

この時点で2周ほど問題集を解いてみるといいです。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

基本的には苦手な問題の演習をしていけばいいです。

テキストでやること

用語の見直しをしていきます。

特に、各知的財産権の定義や要件の見直しが大事です。

特に権利の発生・消滅の起算点などは引っ掛け問題が出題されがちなので、改めてテキストの読み直しで確認しておくと間違いないです。

問題集でやること

問題集の3周目以降に着手しましょう。解けない問題だけピックアップして復習します。

実技試験を最優先に対策をした方がいいです。

また試験時間が短い関係上、解答スピードも意識して復習をしていきましょう。

まとめ

知的財産管理技能検定2級のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

簡単に感じましたが、合格点80点以上はプレッシャーが強いです。ちょっとしたケアレスミスも致命傷になってしまうレベルです。

私は3級も2級も公式テキストも用意して学習しましたが、読みにくいので不要な気がしました。

3級以上に、実技の時間切れに注意した方が良いかなと思いました。

学科はじっくり全部見直しができたのですけど、実技の方は時間が足りなくて、見直しは部分的にしかできませんでした。

実技は事例問題がある以上、若干の長文問題が出題されるので、

読解速度が高くないと見直しをする時間がギリギリになってしまうと思いました。

実は学習内容と論点は3級と2級では大した違いは無かったです。

何が違うかというと2級になると、合格基準点が80点以上になり、かつ事例問題の引っ掛けが多くなるというくらいです。

すんなり3級合格ができた場合は、すかさず2級も挑戦してみて良いと思います。

この知的財産権はコンプライアンス上、重要な知識ですので、この資格以外でも役に立つ場面が多いので勉強して良かったとも思います。

具体的には情報処理試験で問われる、プログラムの知的財産問題などは簡単に解けるようになったのがデカいです。

以上、知的財産管理技能検定2級の勉強法でした!

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

資格試験カテゴリ一覧へ移動

 

スポンサーリンク