【合格体験記】VBAエキスパート Excel Standardの勉強法 要点抜粋パワポ&動画

IT系資格

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どうも脱線おじさんです。
VBAエキスパート Excel Standardの勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

VBAエキスパート Excel Standardは、Excel上で使えるプログラミング言語を学ぶ資格

上級者向けの内容がStandardです。

Standardで学ぶ具体的な内容は、変数やセル・シート・ブックの基本操作は前提として、フォーム作成等のマニアックな操作も必須となっております。

最初に学ぶプログラミング言語としてオススメなのがVBAで、実際に私が最初に学んだプログラミング言語はVBAでした。

オススメする理由としては、Excelは業界問わず使うことが多く、手軽に実践できる環境があるからですね。

JavaやPythonともなると、セキュリティが厳しい組織だと許可が下りてないと使用できない可能性もあるので、実は業務で使おうとすると制限があったりするんですよね。。

私はIT業界でネットワークエンジニアをしてた時に、

Excelで月次の業務報告書などをまとめるのにVBAを実践して業務自動化をしていくことで、

プログラミングスキルが身に付いたという実体験があります。

正確にコードを読み解くスキルが必要なので、マグレで得点をするといった資格試験アルアルの消去法戦略などは通用しないと考えた方が良いですね。

プログラミングの基本的な構文を学べるのと、この資格の勉強をしていると

自然とコードを読み解くスピードが上がるので、

プログラミングが必須となった基本情報技術者試験とセットで挑戦してみると相乗効果が高いと思います。

試験概要 2/3

受験資格は特に無くて、誰でも受験できます。

試験はCBT方式ですので、いつでも受験可能です。

試験時間は50分で、集中しないと時間切れになるので注意が必要です。

出題形式は選択式および穴埋め記述式で合計40問前後となっております。

特に注意したいのはBasicよりも明らかに記述方式の出題が増えており、曖昧な学習をしていると足元をすくわれるパターンが多い点です。

試験概要 3/3

合格基準は70%以上の正解です。なお、試験問題の更新などにより変動することがあります。

合格率はBasicが80%で、上位資格のStandardが50%程度です。

高い合格率に見えますが、このVBAに着目して受験する時点でレベルが高いので、油断しない方がいいです。

私の体感で難易度を測ると、普通です。

プログラミング自体がそもそも受験者の適性に依存するので、そこそこブレます。

関連資格で比較するなら、Java SIlverより易しくて、Bronzeよりは難しいです。

特に注意したいのは、時間内にコードを読み解く集中力・計算力が問われることから

いくら対策していても本番で緊張してパニックになると危険な点ですね。

また穴埋め記述式で出題されるのが特殊で、これはJavaやPython試験には無い形式です。

とはいえ、ほとんどが出題文中に適切なメソッドやプロパティ名、引数を記述するだけなので

スペルミスにだけ気を付けていけば難しくは無いです。

Basicから受験?

ここで補足です。VBAの試験はBasicから受験すべきかについて。

実はBasicを取得しなくてもStandardは受験可能なので、順番にBasicから挑戦しなくても問題は無い仕組みに試験はなっております。

受験料が1万円以上となるので、節約を意識しても良いとは思います。

また、難易度としてはStandard > Basic = MOS Expert > MOS Specialistとなっております。

以上のことから

最終的にStandard以上を目標とする場合、プログラミング経験者、基本情報以上の情報処理試験の資格を持ってる方は、Standardから挑戦でも良いと思います。

またExcel関数をそもそも理解しきれてない方は、先にMOS ExcelをSpecilalistの方で良いから取得していくという順番の方がいいと思います。

私は初めてプログラミングに触れたのがVBAだったので、Basicから勉強しましたが

何も背景がない状態で勉強するとBasicでも苦戦したので、全くプログラミングを知らないという人はBasicから挑戦でも十分な気がしますね。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに30時間
・アウトプットに40時間
・本試験前の総仕上げに10時間

上記の流れで、だいたい80時間は勉強が必要です。

1ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。

基本情報技術者の取得等の先を見据えるならば

机上の学習だけでなく実際にコードを動かして丁寧に学習をしていくべきですね。

勉強法 Step1

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

公式テキストを確認していきます。

こちらは公式テキストなので当然必須です。

文字だけを読んでいると眠くなるので、コードと出力結果画面を見比べて学習していくと良いです。

テキストの解説画面だけでは分からない処理は、面倒ですけど自分でコードを打ち込んで確認していった方が楽です。

最初は丁寧にコードの構文を確認しながら勉強した方がいいです。

しっかりと構文理解をしていくことで、後からコードを正確かつ迅速に読み解く力になります。

テキストに載ってるサンプルコードをそのまま動かしてみるだけでなく、自分で改変してみて

挙動の変わり方を見ていくと応用力が身についていくので、面倒くさがらず取り組んでみてください。

以上のことを踏まえ、ザっと2周読んでいけば大丈夫です。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

まず、公式問題集は絶対に用意してやり込みましょう。

本試験と出題パターンが最も似ているので、この問題集をやり込んで出題パターン(特に引っ掛け嫌がらせパターン)を把握しましょう。

もっと数をこなしたいという場合は、無料のWeb問題集がKindleなどであるので、それもサブで使用していくと良いと思います。

余裕があれば、こちらの逆引き大全を用意して掲載コードを自分で改変して動かしてみるのが実践的かつ面白いので学習が進みやすいのでお勧めです。

こちらがあると、そもそもVBAでどこまで自動化できるのか思いつくキッカケになります。

こういったコードを探したり拾い出したりして改変して実践していくレベルまで持って行かないとStandard試験のストレート合格は厳しいので、取り組んでみてください!

以上を踏まえて、問題集を2周ほど解いていきます。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

テキストでやること

理解しきれてない箇所の見直しはもちろんのことですが

各プロパティやメソッドの違いや仕様・構文の最終チェックをします。

特に穴埋め記述式対策に頻出のメソッドやプロパティのスペルミスが起きないように確認はした方がいいです。

問題集でやること

問題集の3周目以降に着手しましょう。最優先は公式問題集のやり込みです。

特に問題を解けるだけでなく、コード解読速度を上げていきます。

素直な出題が多いとはいえ、試験時間が50分と短いのでスピードは上げておくに越したことはないです。

サブでweb無料問題集も使用してる場合は、そちらも復習していくと万全です。

まとめ

VBAエキスパート Excel Standardのまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

素直な出題が多いですが、試験時間50分と短くてカツカツなので油断禁物です。

記述式問題が半分以上出題されたので、正確にコードの構文等を暗記する必要があると思いました。

またStandardとなると、結構マニアックな操作を覚えます。

VBAのベテランでないと使用したり思いつかないような制御知識があるので、

このStandardで学ぶ知識を実践投入すると自分以外の人間に引継ができるかどうか怪しい感じがしますね。

VBAはプログラマー以外でも実践する機会が多い言語ですので、ここからプログラミングスキルを身に着けるのは理にかなってると思います。

このVBAで自信をつけて、プログラミングに更に興味が持てるなら基本情報技術者やJavaの勉強や資格に挑戦してみるといいかもしれません。

以上、VBAエキスパート Excel Standardの勉強法でした!

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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