どうも脱線おじさんです。
認定電気工事従事者について、まとめてみました!
私が実際に認定電気工事従事者の講習を受講した経験を元に講習内容や感想などをまとめました。
こちらをご覧になることで、受講前の不安が解消できると思います!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次

本記事の目次です。
自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
講習概要

講習概要 1/3

「認定電気工事従事者」は電気工事士法第3条第4項に定められている国家資格で
最大電力500kW未満の需要設備、いわゆる自家用電気工作物のうち、
電圧600V以下で使用する電気工作物の工事電線路に係るものを除く、
「簡易電気工事」に従事することができます。
とまあ、あまり御託を並べてると眠くなるのでここまでにしておきます笑
要するに認定電気工事従事者の役割としてはスライドの図にある通りでして
自家用電気工作物の一部に関係する業務に従事することができる資格です。
雑な言い方をすると、私はいつも第2種電気工事士拡張パックと呼んでますね笑
講習概要 2/3

受講資格は第2種電気工事士、あるいは電気主任技術者の免状を交付されている者となってます。
講習費用は12000円ほどとなっております。
修了試験は無くて、講習を受講するだけでOKです。
また、こちらの講習を受講することなく、申請をするだけで取得可能なケースもございます。
具体的には「第2種電気工事士または電気主任技術者の資格を所持しており、かつ実務経験が3年以上ある場合」、それと「第1種電気工事士の試験合格者」となっております。
まあまあ、本記事をご覧になってる皆様の大半が該当するのは
第2種電気工事士の免状取得後に、認定電気工事従事者の取得を検討してるケースが大半ではないでしょうか。
最終的な着地点が第1種電気工事士の試験合格であるならば、受講不要とは思われますね。
講習概要 3/3

受講日程は1日で、7時間程度の座学のみとなっております。
近年はオンライン講習および対面方式の講習どちらかを選べるようになっております。
この講習は所定の時間講習を受けていないと修了が認められないので
少しでも遅刻等をすると非常にマズイです。
最悪の場合、修了不可で再受講となる可能性もあるので時間には余裕を持って講習会場には到着した方がいいですね。
オンライン講習も「定時受講方式」となっており、受講日が固定されていますので、少しでも自身の持ってる通信環境で受講できるか不安であるならば、集合方式で受講の方が安心かもしれません。
まあ、オンラインと対面方式どっちで受講するかはお好みですね。
受講内容

受講内容 1/2

受講内容に触れていきます。
スライドにございます講習用のテキストを中心とした座学のみの講習となっておりました。
電気工事士の技能試験のような実技的な要素は無いので、不器用な方はご安心ください笑
テキストのボリュームは170ページほどでして、まあ1日だけの講習で扱う内容としては適量かと思いました。
内容は主に、第2種電気工事士のおさらいっぽい内容と、この資格の役割である自家用電気工作物の解説がメインとなっておりました。
講義中、特に質疑応答などで指されることはありませんでしたが、私の今までの経験則上
この手の講習受講が必要な資格は、受講者の反応を見るために指してくるパターンもあるかと思います。これは講師の匙加減ですね。
受講内容 2/2

講習の時間割はコチラになっております。公式サイトより引用しております。
おおよそ9時17時で1日は縛られる講習だと思っておくといいですね。
中身は前述したように、最初に電気工事士の基礎知識的なおさらいを触り程度に扱ってから
本題である自家用電気工作物の取り扱いに関する解説が始まるといった流れです。
最後に認定電気工事従事者の認定証発行手続に関する説明があり、修了証を交付されて終わりになります。
講習のボリュームおよび雰囲気は、特別教育系の資格である高圧電気取扱者や低圧電気取扱者の学科講習とだいたい同じでした。
修了後の手続


講習の修了後に必要な手続について、簡単に触れていきます。
受講が終わったら、そのまま認定証が貰えるかと思いきや、ご覧の通り手続に必要な書類等が山ほどありますね。
大半の方が該当するであろう講習受講をした後に認定証発行を申請するケースの場合、スライド赤枠にしている表が該当します。
申請書、収入印紙、住民票、写真、返信用封筒、受講後に交付される講習修了証などなど色々と必要ですね。
とまあ、講習自体は簡単ですが、その後の認定証発行手続の方が面倒に感じた記憶がございます。
振り返り、感想


講習受講後の振り返りと感想です。
1日の講習で取得可能で、修了試験が無いのもあってお手軽感MAXの資格だと思いました。
電気工事士取得後に、他に履歴書に載せるような資格がないようなら穴埋め用に便利な気がします。
とはいえ、第1種電気工事士の試験合格までできるならば申請するだけで取得できる資格ですので
最終的な目標が第1種電気工事士の合格であるならば受講は不要かと思われます。
ちょっとした小話ですが、私は認定電気工事従事者の取得後に電験三種の法規を勉強しておりまして
電験三種の法規では電気工事士や認定電気工事従事者の役割や違いを論点とした出題もあり
この認定電気工事従事者を取得していたことで、得点源となる分野となり電験三種の法規合格に繋がったということがございました笑
以上、認定電気工事従事者 講習の受講体験記でした!

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!