【職レポ】社内SE転職後の実態談を語ってみた パワポ&動画

IT業界談

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どうも、脱線おじさんです。

今回は私が社内SEに転職した後の実態談をまとめてみました。

ワークライフバランス最強と言われる社内SEの実態が分かりますので必見ですよ!
それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

ワークライフバランス

ワークライフバランス 1/3

社内SEのワークライフバランスについて語ります。

私のような、ゆとり世代を含め最近の若年層は重視してる点ですね。

もうね。お金はほどほどでいいから定時で帰らせてくれって気持ちが途絶えないです。

本記事に辿り着いてる皆様は、だいたい同じ気持ちを抱いているのではないでしょうか笑

ということで、結論から申し上げますと噂通り社内SEは原則、定時退社できてアタリでした!

私はSIer・SESの現場も経験してますけど、圧倒的に社内SEは残業が少ないです。

炎上案件・デスマーチ・納期厳守で締め上げられて激務となりがちなITエンジニアですが

ここまで定時退社できて安定しているのにはびっくりしましたね。。

その根本的な理由は、専門的な作業は業者へ委託して管理をすることが多く

納期をコチラで決めることができるというのが大きいですね。

SIerやSESでありがちな納期厳守、かつ唐突な仕様変更で燃やし尽くされデスマーチ開幕みたいな事故が起きないのが安心です。

私も朝7時から23時まで仕事をさせられたことがありますよ炎上案件で。もう2度とやりたくないです。働きたくないです。社会に疲れました^q^

ワークライフバランス 2/3

会社の規模や体制にもよるでしょうが、私の勤務先は人事異動が無いです。

SIerやSESみたいにプロジェクトが終わったら即解散、次の案件へ異動!

というような環境を変えられて飛ばされまくってた時は落ち着かなかったんで、今はだいぶ気が楽です。

基本的には本社情報システム部で業務に携わることになってます。

突発で支社のシステム設定作業とかで出張がありますが、だいたい日帰りで済みます。

よっぽどでない限り、リモート操作で支社の業務対応はやるので出張もそこまでないです。

職場にいる上司・先輩の経歴も雑談してて分かってきましたが

だいたいの人が私と同じで、SIerやSESでの激務デスマーチ・配属ガチャで振り回されて疲れ切ってしまって流れ着いてきたという経緯で笑ってしまいました笑

社内SEに流れ着く人って、だいたい前線での仕事に疲れたセミリタイア組な気がしてなりません。

そんなわけで、激務で苦労をしてきた方が多いのか優しい人が多いです。

私のチャンネルでたまに登場する「やりがいを感じろおじさん」みたいな化け物もいないです。

ワークライフバランス 3/3

これも会社に寄りますが、私服通勤が許されていて非常に快適です!

社内SEはわりと私服通勤、オフィスカジュアルが許されている確率は高いかなと思います。

今の職場以外にも、アタリの案件で社内SEのプロジェクトを引いた時が過去にありまして

その時も私服通勤OKだったんで結構ゆるかったです!

私は普段、動きやすい格好で通勤していて、仕事帰りはそのまま公園をランニングしてから帰るルーティンができて快適ですね~

これだけメリットのある社内SEですが、唯一デメリットがあります。

それが給料は他のITエンジニア職よりは見劣りするという点ですね。

ただまあ、これは社内SEが間接部署であって売上に直結する業務ではないので妥当な気がします。

実際に、私は複数の社内SE求人の面接で「ウチより稼げる企業はあるけど大丈夫?」と再三、確認されました。

私はほどほどの給料でプライベート優先の生活ができたら不満はないので、そこは懸念してませんでした。現状も特に不満は無いです。

そもそも給料面の改善をしたいならば、社内SEではなく大手SIerなりコンサルでも目指した方がいいですね。

私はストレスがたまるので、もうSIerやSESには関わりたくないのでリタイアしました^q^

業務内容

業務内容 1/3

社内SEの具体的な業務内容について解説します。

結論、ITについて広く浅く理解して対応していくジェネラリストが求められます。

ネットワーク、セキュリティ、サーバ、プログラミング、データベース、クラウドなどなど

多方面で社内の各部署から依頼がくるので、手広く対応していくことになります。

各方面での具体的な業務例はスライドの通りとなっております。

その他に、その会社特有の業務も入ってくるといった感じになります。

広く浅く対応するのがメインですが、私の職場では裁量権もそれなりにあって、

技術的に深堀していったり業務改善案を検討・導入していくことも許可されていてスキルアップも見込める環境です。

社内SEはスキルアップが見込めないと懸念されがちですが、私のいる職場ではそんなことは無いですね。

最前線でシステム構築作業をしていた時と同じくらい、色々と学びが多いです。

スキルアップの観点も会社によるので一概には言えないのではと思いました。

業務内容 2/3

社内SEが関わる業務について、工程で分析してみます。

スライドに載せているのは、ウォーターフォールモデルという開発手法ですね。

流行りのアジャイル開発とは違い、昔からある開発工程になります。

基本情報や応用情報などの情報処理技術者試験を勉強された方なら、頻繁に目にしてきたモデルではないでしょうか。

ということで、こちらのウォーターフォールモデルを元に社内SEの業務を分析します

赤枠としている、要件定義と受入テストが主に関わる工程となっております。

要件定義では、各部署からの要望を取りまとめて、システム化するにあたってのポイントをまとめておき、依頼書を作成して開発業者へ発注するという、要は橋渡し役をします。

受入テストは、実際に開発業者が開発したシステムの稼働に問題がないか確認をする業務となります。

以上のことから、実際のコンフィグ設定やプログラミングといった最前線の技術的業務は業者委託となっており、直接作業をする頻度は少ないです。

とはいえ、丸投げをしていいものではなくて、経験・知識はあるに越したことは無いです。

例えば、業者が提出してきた設計書で、本当にシステムの要件を満たしているかどうかは実務経験がないとピンとこないことが多いです。

また、現状のプロジェクトだけという点での視点ではなく、将来的なリプレース・増設作業も見越して適切な設計となっているか、という観点も経験が浅いと見落としがちです。

納品される設計書やテスト仕様書で問題がないのか、提出されたエビデンスであるログやキャプチャ画面でリスクがなく本番導入して良いのか、といった判断も経験・知識がないと厳しいです。

ということで、経験・知識がないと何もかも鵜呑みにすることしかできないので、しっかりと経験・知識は積み重ねていかないといけませんね。

業務内容 3/3

社内SEあるあるとしては、フィールドワークが多いというのがあります。

具体的にはプリンターやスキャナーの動作不良、PC不具合対応などがあります。

PC操作が苦手な年配の人のサポートとかも業務に入ってますね。

突発的に現地直行作業もあるため、私の勤務先ではテレワークは現状ないです。

ただテレワークの有無に関しては会社による気がします。

規模が大きいと、こういったフィールドワークは非正規社員へ委託していて

正規職員はリプレース案件の対応などのコア業務に集中しているのでテレワーク可という求人もありました。

ただ規模が大きすぎると、配属ガチャや転勤ガチャのリスクもあるので一長一短ですね。

私はもう配属ガチャ・転勤ガチャを引きたくないので、面接時に「人事異動なしで東京本社勤務です」と言われた企業を選んで転職しました。

社内SEへ転職するには

社内SEへ転職するには 1/2

今までの話を前提に、社内SEへ転職するにはどうしたら良いのか考察します。

どの仕事もそうですが、「実務経験」「資格」どちらも用意するのがベストですね!

年収だけで見たら大手SIerの方が人気に見えますが、どうにも競争倍率は社内SEの方が高い気がします。

入ったあとに知りましたが、私の転職先は倍率が100前後あったとか。。

なまじ採用人数が大手SIerより少人数であることも影響してる気がします。

ということで、他者との差別化を強く意識して「実務経験」「資格」どちらも用意すべきと考えております。

「資格」の観点でいうなら基本情報・応用情報、あとは簿記2級があった方がいいですね。

「実務経験」の観点でいうなら上流・下流どちらも評価される箇所はありました。

そこに+して成果物として業務自動化ツールの開発実績も用意できたら鬼に金棒です!

社内SEへ転職するには 2/2

先ほどお話した社内SE転職への武器として、実際に私が使ったものはコチラです。

これらを応募先企業ごとに求められる条件にあわせて履歴書・職務経歴書に落とし込みつつ、

面接時には実際に自分が開発したツールも持参して自己PRをしたら転職無双ができました!

詳細は他の動画にて語っておりますので、是非ご覧くださいませ!

 

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

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