どうも脱線おじさんです。
Ruby技術者(Silver)の勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
試験結果
私の試験結果は82/100点でした!
体感ですが50時間ほど勉強した感じです。
直近でRuby技術者と関連性の高いPHP技術者や基本情報と応用情報技術者なども取得してたんでスピーディーに2週間で取れました!
問題は素直でしたが、やはり75点以上という合格ラインは厳しいと感じましたね。。
教材が少ない関係上、勉強がしにくいという事情もあるのでプログラミング初心者が挑戦するのは難しいかもしれませんね。
変な話、Ruby技術者よりも難しい類似資格のJava Silverの方が教材が豊富で勉強はしやすいかもしれない。
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
そもそもこの資格は何?って話ですが
Rubyと関連技術を体系的に学べる資格となっております。
なのでプログラマーやサーバエンジニア向けの内容ですね!
ITSSレベルという経済産業省の策定した基準ではITパスポートと同格のLv1となっております。
ただし専門的知識があるのと、教材が乏しい関係でITパスポートよりは難しいと思います。
またSilverでも、初歩的なプログラミングの構文に留まらず
細かな文法や仕様を論点とした引っ掛け問題が多いので難しいかなと思います。
試験概要 2/3
受験資格は無いので、誰でも受験できます。
試験はテストセンターの予約ができる日程であればいつでも受験できます。
試験時間は90分で、全部で50問です。時間が足りないように見えてかなり余るので気にする必要はないです。私は20分くらい余ったんで笑
出題形式はCBT方式です。選択問題だけで記述問題は無いです。
試験概要 3/3
75/100点以上で合格できます。合格点としては常識的な範囲かなと。。
合格率は非公開なんで不明です。あしからず。
私の体感で難易度を図ると、IT系の資格でも普通~やや難しめの部類です。
関連した資格でいうと、Java Silverより易しくて、ITパスポートよりは難しいといったところ。
よって未経験でも、誰でも合格は狙えます!
勉強法 全体像
勉強法の全体像はスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに30時間
・本試験前の総仕上げに10時間
上記の流れで、だいたい60時間は勉強が必要です。
1ヵ月は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。
プログラミング経験のある方であれば2週間程度、集中すれば合格も可能です。
勉強法 Step1
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
オススメは「Ruby技術者認定試験合格教本」です。
500ページもあって辞書みたいに分厚いんですが、Rubyの仕様を細かく解説してくれてます。
公式テキストですので、試験範囲を一通り把握することができます。
読むだけでなく、実際に動作を見ていくと定着しやすいと思います。
試験では細かな仕様の違いを突いた引っ掛け問題が頻出なので、丁寧に学習することが必要です。
特に、破壊的・非破壊的メソッドの有無については把握しておきましょう。
この段階では1周だけサラッと読んで、あとは辞書代わりに使用していくといいです。
サッサと問題演習に移行して、分からなくなったら何回もこちらの合格教本を辞書代わりに
該当ページを探して調べるという繰り返しをした方が効率的です。
勉強法 Step2
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
オススメはスライドの通りで
・RubyExamination
・公式模擬問題集
これら3点をひたすら勉強していくことです。
単純に問題が解けるだけではなく、正解以外の選択肢も含めたすべての選択肢について
「なんでこの選択肢が正解で、こっちの選択肢は不正解なのか」といったことも
自分で説明できるくらいに理解しておかないと危険かなと思います。
解答暗記で解決しようとするのは絶対NGです。
少しでも解説だけでは理解が足りないと感じたら、Rubyリファレンスや合格教本の該当ページを探して調べ尽くすことを徹底しましょう!
教材で学ぶだけでなく、「irb」でコードを打ち込み動作を確認するのが最重要です。
「irb」というのはRubyをダウンロードすると、コマンドプロンプト上で利用できるRubyの動作確認ツールとなります。
手軽に使えますので、最初にサクッと環境は作ってしまいましょう。
ちょっと問題集の解説が雑なところがあるので、そういったところは面倒くさがらずに
実際にコードを打ち込んで出力を見ていった方がいいです。
机上の空論で終わらせるのではなく、こまめに実践していくのが大事ですね!
勉強法 Step3
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
まず苦手分野の見直しをしましょう。
問題集で2周目以降も間違えた箇所は目印をつけておいて復習をしましょう。
更に重要なのが、合格教本で文法・仕様の最終チェックをしていくことです。
前述したように破壊的・非破壊的メソッドの違いは頻出なので暗記は必須ですが
他にも文字列・配列・ハッシュについても、これでもかというくらいに細かいところを聞かれます。
眠たくなる作業となりますが、合格教本をキッチリと最後に読み直していき、問題集で問われてないところも対応できるくらいに熟読しましょう。
問題集に載ってない論点も平気で出題されるんで、厳しめに学習した方がいいです。
まとめ
Ruby技術者(Silver)のまとめです。おさらいとしてご覧ください。
感想
試験の感想はこんな感じです。
教材が乏しいのと、合格基準75%という高いラインから
Java Silverより簡単だけどRubyの方が勉強がしにくくて対策が難しかったです。
合格後は…
合格証書がメールで送付されます。スコアレポートはネットですぐに確認できます!
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。
資格名 | 特徴 |
Java Silver | オブジェクト指向プログラミング言語の定番! |
Python3エンジニア認定基礎試験 | オブジェクト指向プログラミングの言語の定番! |
VBAエキスパート | Excelはどこでも使うので便利なプログラミング言語! |
ITパスポート | IT業界入門資格。コスパ良し! |
CCNA | ネットワークエンジニアの登竜門。セットで揃えたい! |
LPIC Lv1 | サーバエンジニアの入門資格。セットで揃えたい! |
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!