Python3エンジニア認定基礎試験の勉強方法

Python IT系資格

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どうも脱線おじさんです。
Python3エンジニア認定基礎試験の合格法について取り挙げたいと思います。

この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。

①ITエンジニアとしての入門資格!
②IT人財としてスキルアップする足掛かりにできる
③CBT方式!受験したい日にお手軽に挑戦できる

Pythonとはプログラミング言語の中でも知名度が上がってきてる旬の言語!基本情報技術者試験の午後問題でも選択問題として追加されたプログラミング言語ですね。

名前の通り、Pythonの基礎知識を一通り証明できるプログラミング入門資格です。プログラマーを目指す方に特におススメしたい資格試験になります。

私もIT業界入社3年目の時にCCNAやLPICの取得後にPython3試験を受験して合格しました。プログラミングに関してはVBAから学習し、その知識を拡大しようと思いPythonも学習したという経緯です。

関連記事としてIT業界に入社した直後の研修についても体験談をまとめております。あわせてご覧ください。

当サイトではCCNA、LPIC、VBAの各資格試験についても解説しておりますので、あわせてご覧ください。

近年、IT業界ではネットワーク・サーバ・プログラミング等のスキルを一通り兼ね備えたフルスタックエンジニアになることで転職無双ができます。幅広くスキルを磨くべし!

余談ですが、当サイトの運営もプログラミングの素養を身に着けたから、どうにか独りで運営できてるという恩恵も私は受けてます。唐突なPHPのバージョン更新やらHTMLのカスタマイズとかはプログラミングの素養がないとパニックになるんですよ><

また試験はCBT(パソコンで受験する)形式ですので、自分に都合の良い受験日を指定して年に数回受験できるお手軽感も良いです。

難易度は普通です。

未経験者や初学者でもPython3試験は真面目に約1~2ヶ月勉強すれば独学合格は可能だと思います。

それでは詳細に触れて参ります。

 試験概要

受験資格

特になし。誰でもお手軽に受験できちゃいます。

試験日程

全国各所で随時!つまりいつでも。開催してる受験会場で予約できれば!

最寄りのパソコンスクールっぽい所で受験予約できることが多いでしょうね。

ITパスポート、CCNA、LPIC、そのほかCBT方式受験の資格と受験の要領は似てます。

試験科目

上記の公式テキストから出題されます。出題範囲もこちらの目次に準拠して公表されてます。

そういった便宜上の関係で、はじめに公式テキストのリンクを貼らせて頂きました。

出題範囲の詳細は以下、表の通り。

科目(公式テキスト目次) 出題割合
1章 食欲をそそってみようか 2.5%
2章 Pythonインタープリタの使い方 2.5%
3章 気楽な入門編 15.0%
4章 制御構造ツール 22.5%
5章 データ構造 17.5%
6章 モジュール 5.0%
7章 入出力 2.5%
8章 エラーと例外 10.0%
9章 クラス 5.0%
10章 標準ライブラリめぐり 10.0%
11章 標準ライブラリめぐり─PartII 2.5%
12章 仮想環境とパッケージ 2.5%
13章 次はなに? 0.0%
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 2.5%

広く浅く学習したら本試験でも得点できます。というか全範囲を深く掘り下げたら尋常ではない勉強時間となるので非効率かと思います。

「1章 食欲をそそってみようか」「2章 Pythonインタープリタの使い方」はプログラミングの概念を聞いてくる内容なので、思考力はあまり問われないので確実に得点を稼ぎたいポイント。

3章以降は、実践的な内容を問われます。本試験は選択肢式ですが、実質的に記述できるレベルまで実力を養成しないと正答は不可能だと思った方が良いです。

何かしらプログラミング言語を学んだ経験がある人ならば、条件文やモジュールを使用する時の構文がPython独自の物になってる点を学ぶだけなので簡単だと思います。

反対にプログラミング初学者でオブジェクト指向などの用語を聞いても意味不明という方は、後述の入門書を1冊購入して、ワンクッション置いてから公式テキストに着手しましょう。急がば回れ!

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式

コンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答する形式となります。全て選択肢式で40問出題。

試験時間

60分になります。きちんと勉強していれば時間は少し余ります

ただし出題数は40問なので、1問あたり90秒以内に回答する必要があると考えると意外と時間が無かったりします。

出題文中の空欄に適切なコードを穴埋めをしないといけない問題もあるので、思考力を問われます。迅速にプログラムを解ける実力がないと時間切れになるリスクが高いので要注意!

合格基準

28/40問以上の正解。つまり70%以上の正答をすること。

資格試験としては標準的な合格基準ですね。

ただし、配点は不明。コードの穴埋め問題など、思考力を問われる問題ほど配点が高くてもおかしくはないので油断は禁物ですね。

合格率

合格率は公表されてないので不明です。あしからず。

私の経験則から申し上げますと、似たようなIT資格であるITパスポートより難しく、LPIC Level1-102よりは少し簡単といった感覚。

よって、合格率は40%前後の難易度に近いと推測しております。

資格の難易度としては普通といった印象です。

受験申請のやり方

①Odyssey IDを作成する
②パソコンスクールなど、試験会場を探して受験申請

ちょっと面倒ですが、Odyssey IDをお持ちでない方は、下記の公式サイトにてアカウント作成からしましょう。

Python

試験手数料

一般価格 11,000円(税込)
学割価格 5,500円(税込)

学割が大きい。対象は学生さんと教員も。社会人のおじさんからしたら羨ましい。

条件は細かいので、下表にて公式サイトより転記させて頂きます。

学割適用条件:いずれか1つに該当すること
予備校生(本科生、学割証の発行される予備校生)
各種学校で1年以上の連続した就学期間による授業が定められたコースに通う学生(学割証の発行される学生)
留学生などでISIC(International Student Identity Card)を所持している者
盲学校、聾学校、養護学校
防衛医科大学校、気象大学校、海上保安大学校、航空保安大学校、水産大学校、航空大学校、農業者大学校、海技大学校、職業能力開発総合大学校、各職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、農業系の大学校・短期大学校、産業技術系の大学校

勉強時間

プログラミング初学者=約60時間
プログラミング経験者=約30時間

上記のように人によって勉強時間は異なると思います。

プログラミング初学者かどうかで大きく変わります。

初学者の方は、いきなり公式テキストから着手するのは挫折しかねないです。よってプログラミング入門書から勉強することを想定して多めに勉強時間を見積もっております。

プログラミングを学習した経験がある方は短期間で合格も容易でしょう。

VBAである程度プログラミングを学んでいた私は「1日平均3時間勉強 × 14日」で合格できました。

当時はVBAエキスパート資格を所持しており、現場でもバリバリ業務の自動化やスクリプトの作成をしていたので試験対策というよりは実力で合格できた感じがします。実力合格って嬉しい話。

人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…

学習期間は「プログラミング初心者=1ヶ月」「プログラミング経験者=2週間」をおススメします。

勉強方法

①公式テキストを1冊購入。理解できなくても良いから1回読む。
※初学者はプログラミング入門書から熟読する。
②再度、公式テキストを読む。意味を理解する事を意識して復習。
※実際にプログラムを動かしながら勉強すると良い。
③模擬試験サービス等を利用し、問題演習。
④苦手分野を徹底対策。

ぶっちゃけ、①~③までやり込んだら合格圏内です。

④まで努力できたら80~90%以上、本試験で得点も間違いないでしょう!

確実に1発で合格したいのであれば、手は抜かずに④まで徹底してやりましょう。

③の段階で模擬試験サービス等をやり込むのがポイント!問題演習の徹底が合格のカギ!

※模擬試験サービス等については後述のおススメの問題集の項目をご覧ください。

学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。

私は上記の方法により以下90%の正答で合格しました。

Python

 

資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。

おススメの書籍

プログラミング初心者はまずは入門書を1冊買いましょう。公式テキスト等はいきなりやらない方がいいです心が多分折れます。

それ以外の方は公式テキストと模擬試験サービス等を利用すればOK!

おススメの入門書

私はPython入門書として、こちらの「いちばんやさしいPython入門教室」を利用しました。

「プログラミングとは何ぞや?」という所から、丁寧に解説されているのでプログラミング入門者も安心して学習できます!

フルカラーでイラストや図が豊富なので、挫折しないように最大限の配慮がされています。

更に本書内で取り扱うコードについて、サンプルを無料ダウンロードできる特典つき!これが非常にデカい要素で私が本書を選んだ最大の理由です。

手軽にサンプルコードをダウンロードして、自分で検証ができます。やはりプログラミングは自分で試行錯誤しないと身につかないので、サンプルを利用できるのは学習環境としては最強!

公式テキスト ※必須

公式テキストに準拠して試験は出題されるので必須です。

おススメの問題集

DIVE INTO EXAMという学習サイトの模擬試験サービスをやり込みました。本試験にソックリな問題が出てきたのでおススメ!!

Python

↓の画像みたく、1000点満点になるまで私はやり込みました!

python

 

下記のリンクにて他にも問題集はアマゾンでございますので、こちらも併用すると安全に合格できるかと。


Python 3 エンジニア認定基礎試験問題集 第三版改訂版

試験当日の心構え

・試験会場までの移動時間に、苦手・不安な分野の最終チェック。
・どうしても暗記し難い箇所は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。

試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。

試験時間は60分です。40問出題されるので、1問あたり平均90秒以内に解く必要あり!

思考力を問われるコード穴埋め問題にじっくり取り掛かるために解答スピードは必要です。

合格発表

試験終了後に即座に分かります。結果確認ボタンを押すのはソシャゲのガチャを引くことと同じくらいドキドキとワクワクがあって中毒性があるやめられないとまらない。

合格後は…

認定条件を満たしたら、合格証書がPDF形式で送付されます。

Python
・せっかく身に付いた勉強習慣を失いたくない
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい

上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)

資格名 特徴
VBAエキスパート Excelはどこでも使うので便利なプログラミング言語!
ITパスポート IT業界入門資格。コスパ良し!
CCNA ネットワークエンジニアの登竜門。セットで揃えたい!
LPIC Lv1 サーバエンジニアの入門資格。セットで揃えたい!

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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