VBAエキスパート(VBA Expert Excel Basic)の勉強方法

VBAエキスパート IT系資格

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どうも脱線おじさんです。
VBAエキスパート(VBA Expert Excel Basic)の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。

①広く浅くExcel VBAの知見があることが証明できる
②実用性が非常に高い、普段の業務の効率化スキル獲得!
③CBT方式!受験したい日にお手軽に挑戦できる

Excel VBAの基礎レベルの知識を一通り学べます。変数、セル・シート・ブックの操作、条件分岐、繰返し処理など。

ガチガチにイチからプログラム組んだり自動化したりとかハイレベルな内容は問われないので、初学者でも安心して挑戦できると思います♪

「VBAエキスパート(VBA Expert Excel Basic)」を学ぶことで、業務などでプログラムの読解や改良ができるスキルが自然と身につくと思います。

更に上位資格である「VBAエキスパート(VBA Expert Excel Standard)」を学ぶことで、業務などでプログラムの読解や改良ができるスキルが自然と身につくと思います。

プログラム経験者だったり自信のあるかたは「VBAエキスパート(VBA Expert Excel Standard)」から挑戦してみても良いと思います。下記の記事にて解説しております。

私はプログラムはVBAで初めて学びました。

VBAを学ぶことで桁違いな業務自動化を職場でも実現したことがあります。具体的には月次処理のグラフや報告書などの定常作業の高速化自動化などを実現して、VBAによる自動化スキルを職場で高く評価されて表彰や昇給をされたこともあります!!

職場ではExcel関数とVBAの達人として君臨することもザラです笑

挙句の果てにはExcelでゲームを作ったりしたこともあります 暇人かい!!

手軽に身近なExcelソフトで実験できるから、プログラムの動作やイメージがとっつき易くプログラミング初心者が最初に学ぶ言語としてもイチオシ!!

また試験はCBT(パソコンで受験する)形式ですので、自分に都合の良い受験日を指定して年に数回受験できるお手軽感も良いです。

難易度もそこまで高くないです。似た資格であるMOS(Microsoft Office Specialist)よりは少し難しいですけど、初学者でも受かります。心配するほどの要素はないです。

真面目に約1ヶ月程度勉強すれば独学合格は可能だと思います。

PC音痴だから自信がない。。という方も根気よく勉強すれば、出題自体はかなりストレートだし出題者は意地悪で落としに来る問題は出してこないので安心して挑戦してくださいな。

まずはExcelの基礎から学び直したいという方は、「MOS Excel Specialist」あるいは「MOS Excel Expert」から受験しても良いと思います。

該当記事は以下になります。よろしければ合わせてどうぞ!

関連記事としてIT業界に入社した直後の研修についても体験談をまとめております。あわせてご覧ください。

それでは詳細に触れて参ります。

 試験概要

受験資格

特になし。誰でもお手軽に受験できちゃいます。

試験日程

全国各所で随時!つまりいつでも。開催してる受験会場で予約できれば!

最寄りのパソコンスクールっぽい所で受験予約できることが多いでしょうね。受験のしやすさと要領はITパスポートに限りなく近いです。

試験科目

科目
1.マクロとVBAの概念
2.マクロ記録
3.モジュールとプロシージャ
4.VBAの構文
5.変数と定数
6.セルの操作
7.ステートメント
8.関数
9.ブックとシートの操作
10.マクロの実行

試験範囲は意外と広いです。ただし深く掘り下げる問題は99%ない。

初学者はこの科目一覧を見ただけで、意味不明で混乱するかと思うので簡潔に補足します。

1.マクロとVBAの概念」「2.マクロ記録」「3.モジュールとプロシージャ」は意外なことに、文章問題が多いので得点源にしましょう!適切な選択肢を選ぶだけのパターンが多いし簡単。

それ以外については出題文中のプログラムコードが虫食い問題になっていて、以下の2パターンで出題されるものが大半です。私が当時受けた時の体感ですけども。

・虫食い箇所に入れる適切なコードはどれかを選択肢から選ぶ
・虫食い箇所に入れる適切なコードを記述する

試験問題の運次第ですが、私が受けた時は記述するパターンは3-4割ほどでした。

「どこで」「どういった時に」「どういった文法で」VBAを使うのかをポイントとして抑えて試験範囲のプログラムのクセを学習しておくのが合格のカギです。

まあ出題の仕方もパターンが決まってるので、イチから発想して即興で使うなんて高度な要求はされないので安心して下さいね。

そもそも毎月のように受験できる資格試験である以上、試験問題は使い回しです。つまりどの分野も出題のパターンが決まってます。その穴を突いてしまえば良いのです(笑)

毎月のように試験を開催してるから試験問題は使い回し!面倒な問題もパターンを覚えればOK!

出題形式

CBT(Computer Based Testing)方式
コンピュータに表示された試験問題の指示に従って正しい操作が行えるかを判定します。

詳細は公式サイトで以下の出題形式となっていると公言されています。

・選択肢形式
・ドロップダウンリスト形式
・クリック形式
・ドラッグ&ドロップ形式
・穴埋め記述形式

「穴埋め記述形式」が3-4割以上は出てくると思った方が良いです、合否の分かれ目。

試験時間

50分になります。一通り問題は解けるが、全ての出題を見直し確認するにはギリギリ。

最優先事項は「まずは解ける問題を回答し、あまった時間でそれ以外をやること」です。

最後の方は簡単で得点源の出題があったのに、時間切れで解けないというパターンが一番もったいないので。。

時間確保の対処法として考えられるのは以下の2点。

1点目のポイントは「即座に回答できるアタリ問題」は1分以内で解いて時間を稼ぐことです。具体的には「1.マクロとVBAの概念」「2.マクロ記録」「3.モジュールとプロシージャ」の試験科目のことを指します。

2点目のポイントは「分からない、悩む問題は後回し」することです。具体的には「穴埋め記述形式の問題」、これらは出題上のデータを読み取って記述するので考えることが多いので時間がかかるリスクが高い。。

合格基準

700/1000点が合格基準点です。要は70%正解していれば合格です!

ただし問題の難易度によって、合格基準点は「650~800点」まで変動すると公式サイトにて公言されております。

試験問題がムズすぎる!と思っても合格基準点が低い可能性があるので諦めないで頑張りましょう!

また、どの問題がどれぐらいの配点なのかは不明なので、あまり気にすることでもないです。

合格率

明確なデータが無いので、合格率推移のグラフで表現できない。。

体感ですが50%くらいは合格できる内容だと思います。

受験者層は21~40歳が過半数を占めてます。つまり、学生は少ないのでMOS Excelよりは少なくとも難しいことが分かります。

とはいえプログラムのド素人の私でも1発合格できたので、JavaやPythonの試験勉強よりも簡単だと思います。独学合格は簡単!

・MOS Excelよりは少なくとも難しいが、難関ではない
・実務経験が乏しくても独学合格が容易

受験申請のやり方

原則、電子申請。随時いつでも受験できます。

受験会場を調べて、開催場所に直接申し込む感じです。

私はパソコンスクールで受験してきましたよ♪

MOSの随時試験と、ほぼほぼ同じ流れで受験できるのでご安心ください。

詳細は下記の公式サイトでご確認ください。

VBAエキスパート

試験手数料

一般価格 13,200円(税込)
割引価格 11,880円(税込)

ちょっと高い気がしなくもない。まあ、実技試験としてシミュレーターの開発運用費用等を考えるとこれくらいの値段がしても仕方がないとは思います。

割引制度があるみたいなので、該当する方は活用しましょう。条件は下記になります。

割引制度条件:下記いずれか1つの資格を取得済であること
・VBAエキスパート
・マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
・IC3
・ビジネス統計スペシャリスト
・外交官から学ぶ グローバルリテラシー
・コンタクトセンター検定試験

「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」は割引条件としてお手頃ですね。私は不思議なことに、MOSよりも先にVBAを勉強してたので一般価格で受験しましたorz

勉強時間

プログラミング経験者=約30時間
プログラミング未経験者=約50時間

上記のように人によって勉強時間は異なると思います。

IT業界経験者ですがプログラミングは未経験だった「私は学習期間は3週間程度、50時間程度の学習時間」で合格しました。

知識があるかどうかを問われるのは当然ですが、試験時間が50分しかないので「ある程度使い慣れている」領域に達した時が合格圏内だと思います。

使い方をわかってるだけじゃキツかったりします。本試験では解答スピードも速く無いと危険。

なので気持ち多めに勉強時間は見積もりました。

人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…

学習期間は「プログラミング経験者=2~3週間」「プログラミング未経験者=1ヵ月前後」をおススメします。

使い慣れる事が合格のカギなので、あまり間を空けずに継続的に学習して身体に動きを叩き込んだらサッサと受験してサッサと合格してしまうのが理想です。

勉強方法

①参考書を1冊購入。理解できなくても良いから1回読む。
②参考書通りに操作をして、使い方を身体に叩き込む。
③模擬試験を3周程度演習する。解説を読んでも理解できない事は参考書で確認。
④苦手な問題を入念に復習する。
⑤実際にプログラミングを実践してみる。

ぶっちゃけ、①~④までやり込んだら合格圏内です。

プログラム経験者の方でサッサと取得したい場合は、①はスキップして②から始めても良いと思います。

丁寧に学習したいなら①からがおススメです。特に初学者はプログラムの概念からじっくり学んだ方が挫折しないと思います。

ちなみに私は通勤電車等のPCを操作して演習ができない時はひたすら①の作業に集中して取り組んでおりました。

①については、「実技試験メインなのに読むだけの学習いる??」って思うかもしれません。しかし意外と有効な手段です。

①で何をしてるかというと、以下の通り。

・プロパティ、メソッド、関数などの文法の暗記作業

これをやっておくと、問題を見た瞬間に即座に「どのプロパティ・メソッド・関数を選び記述するのが適切か」という判断スピードを格段に上げることができるからです。

つまり、試験時間が50分と限られているという厄介な点を、判断スピードの向上によりカバーできます!地味ですが、これが強い行動であることは間違いないです。

⑤まで努力できたら80~90%以上、本試験で得点も間違いないでしょう!

やはり机上の空論ではなく、プログラミングは実践してナンボです!面倒ではありますが、実際に自分で簡単なもので良いのでツールを開発してみたりすると実力が養成されます。

最初は思った通りに動かなかったりバグやエラーに悩まされるでしょうが、そのつまづいた経験が血肉となっていくのです。職場でVBAの先生と言われてる私も、最初はそうでしたから笑

確実に1発で合格したいのであれば、手は抜かずに⑤まで徹底してやりましょう。

学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。

私は上記の方法により以下の成績で合格しました。

VBAエキスパート

875/1000点でした!やはり、記述式でやられましたね。。900点以上狙うつもりで臨んだのでちょっとだけ悔しかったりします笑

まあ合格したからヨシ!終わり良ければ総て良し!!

資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。

おススメの書籍

公式テキスト1冊買うだけで合格圏内には入るとは思います。

ただ、PCが苦手だったりプログラムを普段から使っていなくて自信がない人は参考書(テキスト)も買って腰を据えて勉強するのも良いと思います。

参考書と問題集について、それぞれおススメをご紹介していきますね。

おススメの参考書

テキストとして用意するなら「よくわかるExcelマクロ/VBA」でしょう。

Excel VBAの基本的な概念から丁寧に学べます。

PCやプログラムを普段から使わなくて自信が無い方は、こちらのテキストから地道に学習をスタートしていきましょう。

おススメの問題集

問題集は「VBAエキスパート公式テキスト」を私は使用しました。

操作画面と解説が並列して表記してあるので大変読みやすいです。

また本書最大の魅力である、模擬試験は必ず3周以上やり込みましょう!本試験とソックリの高品質な問題演習ができますので、絶対にやり込みましょう!!

もう問題みた瞬間に高速で解けるくらいやり込みましょう!しつこい

この問題集をやり込めば合格はほぼ確定です。

補足


【新試験対応】VBAエキスパート試験 対策問題集 Excel VBA ベーシック 1-5章

いかんせん、問題集の問題数が少ないので対策がしにくいのがVBAエキスパートの厄介な点です。

そこで補完のために、amazonさんのKindle版となりますが「【新試験対応】VBAエキスパート試験 対策問題集 Excel VBA ベーシック 1-5章」もおススメです!!

こちらも着手していくと合格は間違いないと思います。

試験当日の心構え

・試験会場までの移動時間に、苦手・不安な分野の最終チェック。
・どうしても不安な箇所は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。
・時間がかかるものはスキップしてしまう。

試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。

試験時間は50分です。とにかくスピード重視で臨まないと危ない。時間がかかりそうな問題は優先度低めでスキップして時間があまったら着手するのが戦略的です!

急がず焦らず、見直しを丁寧に、確実な得点源を確保することを第一にケアレスミスを回避して合格を勝ち取りましょう!

合格発表

試験終了後にその場で合否が判定されます。

合否確認ボタンはスマホゲームのガチャを引くドキドキ感に近い!!その例えはどうなんだお前

合格後は…

合格していた場合はPDF形式で合格証書が送付されます。

VBAエキスパート
・せっかく身に付いた勉強習慣を失いたくない
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい

上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)

資格名 特徴
ITパスポート PC、ITスキルの証明としてコスパ良!
LPIC Level1(101試験) サーバエンジニアを目指すならおススメ!
日商簿記3級 事務系資格としての相乗効果が高い!
FP3級 事務系資格としての相乗効果が高い!
ビジネス実務法務検定3級 事務系資格としての相乗効果が高い!
知的財産管理技能士3級 事務系資格としての相乗効果が高い!

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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