どうも脱線おじさんです。
法律資格のビジネス実務法務3級の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。
②管理職への昇給評価等に使われる
③法律初学者の第一歩として勉強しやすい
総務や法務でのニーズが高く、実務上知っておきたい知識を学べます。
会社によってはビジネス実務法務2~3級や日商簿記の取得を管理職への昇進の条件の一つにしてたりします。私の勤めてる会社でもそういう基準があると聞いたことがあります。私は一生平社員でヒラヒラと自由に人生を謳歌したいのでどーでもいいですけど
また、宅建などの法律資格をいきなり初学者が勉強するのは難しいです。その前に取得しやすいビジネス実務法務で法律の基礎を築いておくというのも一つの手段であると思います。
真面目に約1~3ヶ月勉強すれば文系理系問わず、独学合格は可能なのでコスパも最高です。
それでは詳細に触れて参ります。
試験概要
受験資格
どなたでも受験できます。学生から社会人まで受験者層は幅広いと思います。
試験日程
・12月上旬
年に2回、上記の日程で実施されております。
試験範囲
試験範囲はビジネス実務法務3級の公式テキストとなっております。
以下、公式テキストの目次を抜粋して表にしてみました。
試験範囲 | 合格ライン |
ビジネス実務法務の法体系 | 70%以上の正答 |
企業取引の法務 | |
債権の管理と回収 | |
企業財産の管理と法律 | |
企業活動に関する法規制 | |
企業と会社のしくみ | |
企業と従業員の関係 | |
ビジネスに関連する家族法 |
広く浅く法律の基礎を理解できるような試験範囲となっております。
出題形式
マークシート方式。穴埋め問題の答えを選択肢から選んだり、事例問題から選択肢を選んだりとか色々な形式があります。問題形式は優しいです。
試験時間
2時間になります。時間は余ると思います。
合格率
合格率は70%~80%となっておりますね。
試験範囲は広く、勉強することは多いです。しかし、ビジネス実務法務3級は問題形式が優しいので得点がしやすいです。それゆえに合格率も高いのではないかと思います。
受験申請のやり方
申し込みは試験日の2ヶ月前くらいから受付が始まります。申込期間などの詳細は試験実施団体である東京商工会議所のHPでご確認下さい。
試験手数料
4400円です。資格試験の受験料としては標準価格。
勉強時間
ビジネス実務法務3級の勉強時間は約60時間必要だと思います。
合格率も高く、簡単な部類の資格です。しかし、学習範囲は広いので一通り学習するのには時間がかかりますのでご注意ください。
1日の平均勉強時間 | 勉強期間 |
1時間以下 | 2~3ヶ月間 |
2時間 | 1ヶ月間 |
3時間 | 3週間 |
学習期間は1~2ヶ月をおススメします。無理のない学習プランを立てましょう。
3ヶ月より長い期間の学習はメリハリが付かずにダレるので非推奨です。
勉強方法
こんな感じの手順でやれば合格すると思います。
インプットの段階が一番つまらなくてしんどいと思います。それを乗り越えたら後は楽です。
私は上記の手順で勉強して、99点で合格しました!
資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。
インプット 目標理解度:30~40%
まずは公式テキストを2周します。試験範囲が公式テキストと明記されてるため、少々読みにくいですが公式テキストを使わない手はないです。
1周目と2周目でやっておくことは以下になります。
参考書 1周目
途中で躓いてもスルーして最後までとりあえず読んで全体像が掴めればOK! 言葉の意味を考えながら読み込みましょう。ここで言葉の定義や数字を半分くらい暗記する気持ちで暗唱してみましょう。公式テキスト全てを暗記しなくても合格はできるので、この段階であまり詰めてやらなくても大丈夫です。 公式問題集を2周してみます。ここで出題形式を把握することで何を暗記すれば得点できるかが分かってくると思います。 1周目と2周目でやっておくことについて、以下に示します。 最初は簡単な問題以外は解けないと思うので焦らなくて大丈夫です。 なので少し考えても分からなかったら、そのたびに解説を見てOK。 解説を読んでも理解できなかったら、該当する項目を公式テキストで調べて復習しましょう。 やることは基本的に1周目と同じです。最初から最後まで抜け目なく問題を解きましょう。 「問題形式」「論点」などで苦手に感じた問題はマーキングをします。△でも×でも自分で分かるマークをしておけばOK。 最終的な勉強内容の仕上げです。 正直に申し上げますと、この段階をやらなくても合格できる可能性はあります。 しかし試験範囲は広く、理解していないと正答できない問題も出題されます。確実に1発合格したいなら、手を抜かずにこの段階の勉強もして下さい。 学習の進捗度によってやり方は異なると思うので簡潔に補足します。 アウトプットの段階でマーキングした問題の復習をします。 どうしても苦手な問題を克服できなかったら、諦めずに公式テキストでインプットをし直してみて下さい。 苦手な箇所が無くなるまで問題集を中心に復習をするのが望ましいです。 公式テキストは全部勉強しようとするとキリがないので、分からなかった論点や用語などを調べなおす辞書のような使い方をするのが良いと思います。 私は公式問題集だけでは物足りなく感じたので、2冊目の問題集を用意して最終チェックをしました。まあ2冊目の問題集を買ってまで対策しなくても合格できるとは思いますが。 参考書、問題集を1冊ずつ用意しとけば十分です。基本的には公式テキストと公式問題集で大丈夫だとは思います。 「STUDYing」は独りで勉強するのはハードルが高い、誰かに教えて貰いながら学びたいという方におススメです。 スマホでいつでもどこでも講義を受けられる手軽さ、模擬試験や問題集なども濃縮されたサービス。 机に向かわなくても勉強ができるのでハードルが低く、挫折しないで学習できます! 試験範囲はこちらの公式テキストから出題されますので、こちらを購入すれば良いと思います。 内容は文字が多く、分かりにくいところがあります。 しかし、記載内容は濃いので試験対策としては必須だと思います。前述したように最初にインプットした後は、辞書代わりに使う感じですね。 問題集は公式のものが無難です。 分野別に問題が収録されており、後半に数年分の過去問がそのまま収録されているので使い勝手は良いです。 解説も分かり易かったので問題集としての質は高いです。 私は公式問題集だけでは物足りなかったので追加で市販の問題集を購入しました。 公式テキストや問題集がどうしても合わない方は、こちらのような市販の参考書・問題集から勉強をはじめても良いと思います。 高成績で1発合格するには公式のテキスト&問題集は必須なことに変わりはないと思いますが。 東京商工会議所のホームページ上で確認することができます。 試験日から1ヶ月後くらいに合格発表があります。 無事、合格してると合格証が郵送されます! 上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。 また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう! 以上になります。読了ありがとうございました。
・ザックリ全体像を掴む
参考書 2周目
・半分くらい暗記する程度に暗唱してみる
アウトプット 目標理解度:70~80%
問題集 1周目
・解説を見ながら問題を解いてみる
問題集 2周目
・苦手だったり、解答に時間がかかった問題にマークをつける
インプット&アウトプット 目標理解度:90~100%
苦手な出題を復習する
おススメの書籍
おススメの通信講座
おススメの参考書
おススメの問題集
テキストとは違ってね合格発表
合格後は…
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)
資格名
特徴
ビジネス実務法務検定2級
3級合格後の勢いを利用すれば効率よく取得可能!
知的財産管理技能士3級
知的財産法に特化した法律資格。ステップアップに!
個人情報保護士
個人情報保護法に特化した法律資格。ステップアップに!
宅地建物取引士
定番の法律系国家資格。難易度は高め。
日商簿記3級
総務で働くなら取っておきたい定番資格。
FP3級
法律の試験範囲が重複。効率よく取得可能。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!