どうも脱線おじさんです。
法律資格の知的財産管理技能士3級の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。
②法律初学者の第一歩として勉強しやすい
著作権などを筆頭に知的財産権を学ぶことができる国家資格です。
それゆえに総務や法務でのニーズが高く、実務上知っておきたい知識を学べます。
真面目に約1~3ヶ月勉強すれば文系理系問わず、独学合格は可能です。
受験資格等を満たしていて、最初から2級知的財産管理技能士を受験可能な方は2級からでも良いと思います。下記の記事にて当サイトでもご案内しておりますので、よろしければご覧ください。
それでは詳細に触れて参ります。
要点まとめパワポ&動画
要点をまとめたパワポと動画も作成しましたので、あわせてご覧ください。
試験概要
受験資格
どなたでも受験できます。学生から社会人まで受験者層は幅広いと思います。
試験日程
・7月
・11月
年に3回、上記の日程で実施されております。
試験範囲
学科と実技でそれぞれ以下の試験範囲になります。ほぼ同じですけど。
学科試験、実技試験どちらも70%以上正答すると合格になります。
学科
実技
出題形式
学科
三肢択一のマークシート方式。選択肢が3つだけなので出題形式はかなり優しいです。
実技
記述式。といっても事例問題を読んで、選択肢を選ぶか〇×を付けて解答するといった形式なので学科試験との難易度に大差はないです。
試験時間
学科試験と実技試験どちらも各45分になります。実技試験は問題を解くのが遅いと時間に余裕がなくなるかも。
合格率
知的財産管理技能士の合格率は学科試験と実技試験で個別にデータがあるので、それぞれ以下のようにグラフ化してみました。
学科
合格率は60%前後ですね。三肢択一式と問題形式が優しく、素直な問題が多いので優しい試験だと思います。
実技
合格率は60~70%ですね。学科と合格率に差がないことが分かります。前述したように学科試験と実技試験で難易度の差も大してございません。
試験手数料
学科試験と実技試験でそれぞれ5500円です。合計で11000円ですね。試験を分ける意味が分からないしちょっと値段高くねーかな
勉強時間
知的財産管理技能士3級の勉強時間は約50時間必要だと思います。
合格率も高く、簡単な部類の資格です。しかし、学習範囲は広く、実技の事例問題は慣れないと試験時間内に余裕を持って解答できない可能性があります。
1日の平均勉強時間 | 勉強期間 |
1時間以下 | 2~3ヶ月間 |
2時間 | 1ヶ月間 |
3時間 | 3週間 |
学習期間は1~2ヶ月が無難だと思います。
3ヶ月より長い期間の学習はメリハリが付かずにダレるので非推奨です。
勉強方法
こんな感じの手順でやれば合格すると思います。
暗記する事は多いですが、問題形式が簡単なのでアウトプットは簡単だと思います。
私は上記の手順で勉強して、学科96%の正答、実技100%の正答で合格できました!
資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。
インプット 目標理解度:30~40%
まずは参考書を2周します。この段階で5~6割の暗記ができていれば大丈夫です。
1周目と2周目でやっておくことは以下になります。
参考書 1周目
途中で躓いてもスルーして最後までとりあえず読んで全体像が掴めればOK! 言葉の意味を考えながら読み込みましょう。ここで言葉の定義や数字を半分くらい暗記する気持ちで暗唱してみましょう。 この段階であまり詰めてやらなくても大丈夫です。問題を解いていく過程で自然と必要なところは暗記できると思うので。 問題集を2周してみます。ここで出題形式を把握することで何を暗記すれば得点できるかが分かってくると思います。 学科試験→実技試験の順に問題は解いていけば良いと思います。難易度に差はないので、どちらの問題形式にも対応できるように意識しておけば問題は無いです。 私は問題集を各2冊購入して対策しましたが、ここまでやる必要は無いと感じました。なので学科と実技で1冊ずつ問題集は用意すれば充分です。 1周目と2周目でやっておくことについて、以下に示します。 最初は簡単な問題以外は解けないと思うので焦らなくて大丈夫です。 なので少し考えても分からなかったら、そのたびに解説を見てOK。 解説を読んでも理解できなかったら、該当する項目を参考書で調べて復習しましょう。 やることは基本的に1周目と同じです。最初から最後まで抜け目なく問題を解きましょう。 「問題形式」「論点」などで苦手に感じた問題はマーキングをします。△でも×でも自分で分かるマークをしておけばOK。 最終的な勉強内容の仕上げです。 正直に申し上げますと、この段階をやらなくても合格できる可能性はあります。 学科試験はここまでやらなくても合格圏内に到達できます。しかし、実技試験は問題慣れをして解答速度を上げておかないと時間切れになる可能性があります。 確実に1発合格したいなら、手を抜かずにこの段階の勉強もして下さい。 学習の進捗度によってやり方は異なると思うので簡潔に補足します。 アウトプットの段階でマーキングした問題の復習をします。 どうしても苦手な問題を克服できなかったら、諦めずに参考書でインプットをし直してみて下さい。 苦手な箇所が無くなるまで問題集を中心に復習をするのが望ましいです。 学科試験は三肢択一なのでどうにでもなります。なので対策は実技試験を優先して下さい。 参考書、問題集を1冊ずつ用意しとけば十分です。 「STUDYing」は独りで勉強するのはハードルが高い、誰かに教えて貰いながら学びたいという方におススメです。 スマホでいつでもどこでも講義を受けられる手軽さ、模擬試験や問題集なども濃縮されたサービス。 机に向かわなくても勉強ができるのでハードルが低く、挫折しないで学習できます! 「らくらく突破 知的財産管理技能検定3級」がおススメです。 図や写真による表現が分かり易いです。各項目ごとに確認問題があり、適度にアウトプットをして学習ができるので退屈しない点も良いです。 「知的財産管理技能検定 スピード問題集」が学科・実技ともにおススメです。 分野別に問題が収録されており、学習がしやすいです。 予想問題と過去問のどちらも収録されてるのでボリュームも申し分なく、解説も丁寧です。使い勝手はかなり良いですね。 こちらの問題集を学科・実技どちらもやり込めば合格できると思います。 私は補足として、そのまま5回分過去問が収録されている問題集も購入して勉強しました。 前述した「スピード問題集」は分野別の問題集です。本試験形式に慣れたい場合は2冊目にそのまま過去問が収録されている問題集を購入して対策してみるのも良いと思います。 まあ対策するとしても実技だけで良いと思いますが。 知的財産教育協会のホームページ上で確認することができます。 試験日から1ヶ月後くらいに合格発表があります。 無事、合格してると合格証書が郵送されます! 上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。 また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう! 以上になります。読了ありがとうございました。
・ザックリ全体像を掴む
参考書 2周目
・半分くらい暗記する程度に暗唱してみる
アウトプット 目標理解度:70~80%
問題集 1周目
・解説を見ながら問題を解いてみる
問題集 2周目
・苦手だったり、解答に時間がかかった問題にマークをつける
インプット&アウトプット 目標理解度:90~100%
苦手な出題を復習する
おススメの書籍
おススメの通信講座
おススメの参考書
おススメの問題集
合格発表
合格後は…
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)
資格名
特徴
知的財産管理技能士2級
3級合格後の勢いを利用すれば効率よく取得可能!
ビジネス実務法務3級
幅広く法律を学べる資格。ステップアップに!
個人情報保護士
個人情報保護法に特化した法律資格。ステップアップに!
宅地建物取引士
定番の法律系国家資格。難易度は高め。
日商簿記3級
総務で働くなら取っておきたい定番資格。
FP3級
法律の試験範囲がやや重複。効率よく取得可能。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!