どうも脱線おじさんです。
宅地建物取引士に1発合格した経験を元に、試験当日の立ち回りを語ります。

それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次

本記事の目次です。
自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験対策量

前置きとなりますが、試験当日までに仕上げていた対策量について触れていきます。
試験対策として主に取り組んだものはスライドの通りで
インプット作業に、みん欲しの教科書を使い、後半はピンク色のスライド右側にある基本テキストで細かな用語の定義や不明点を確認用に使い込みました。
どちらも最低2周は読み込んでおります。
アウトプット作業では、最初にみん欲しシリーズ黄色の分野別問題集を2周ほどして雰囲気を掴み
続いて、みん欲しシリーズ青色の過去問題集をやり込みつつ、スキマ時間に1問1答を解きまくるという作業を繰り返してました。
この過去問と1問1答は最もやり込んだ内容で、どちらも6周以上やってたはずです。
問題文を読んだだけで答えが分かって退屈すぎて気が狂うレベルまでやり込んでました。
最後に総仕上げで予想模試を6種類買って、全部2周以上やり込んで徹底対策しました。
これは蛇足だとは思いましたが、おかげで48/50問で合格できたのでヨシとします笑
詳細は関連動画にて解説しておりますので、あわせてご覧ください!
当日準備
当日準備 1/2

それでは右上にあるタイムテーブルに準拠して解説していきます。
はじめに試験当日の準備についてです。スライド2枚で解説します。
睡眠時間を十分に確保して体調を整えておき、前日は体力を温存しておきましょう。
よく一夜漬けをする人がいますが、試験問題の長文は思考力と集中力を使うので、前日に体力を消耗しすぎているのは得策ではありません。
どれくらいの睡眠時間が適切かは、個人差がありますが、私の場合は7時間睡眠ですね。
8時間以上だと逆に寝すぎて眠くなるので、それ以上は普段は寝ていません。
試験前の食事は10時頃に済ましておくのがおススメです。これも体質によりますが
13時に試験が始まるということを軸に、逆算して食後の眠気が発生しないように消化しやすい軽めの食事をとっておく程度にとどめておくのが良いです。
私の場合は、ざるそばやサンドイッチなどだけにして本当に軽めで済ましてますね。
持ち物チェックも大事です。受験票や筆記用具を忘れることは無いでしょうけど
腕時計もしっかりと、用意しておいた方がいいです。
腕時計が必要な理由としては、受験会場によっては時計が設置されていない可能性があります。
試験は時間管理をしながら解答をする必要性が高いことから、万一、会場に時計がないことを想定して腕時計は持参した方がよいということです。
試験会場には30分前には到着するようにしましょう。そのためにも試験開場の最寄り駅、改札口はどこになるのか、最短ルートは何かをグーグルマップ等で事前確認しておきましょう。
試験会場到着までに無駄なトラブルや思考をするのはリソースの無駄ですので、前日までにこれは調べておいた方がいいですね。
会場到着までの電車等での移動時間は、時事問題や暗記寄りの科目の最終チェックを軽くして、頭の準備体操をしておくといいです。
実際に私は時事問題と、覚えにくい都市計画法の暗記に漏れが無いか確認してました。
当日準備 2/2

さきほどのスライドで話した通り、30分前を目途に試験会場に到着します。
時間に余裕を持って試験会場に着いて、トイレをすまして、少し休憩してから試験が始まるくらいに調整しておくのがベストだと私は考えております。
試験会場にもよりますが、トイレは最寄り駅についたら済ますというのも手です。
大半の人がトイレ休憩は会場に着いたらしようとするので、そこで混雑したりする可能性があります。そこを逆手にとって駅のトイレを使った方がスマートという小ネタです笑
宅建ほどの受験者数の多い試験だと試験会場がデカイ大学の講堂とかで、座席が分かりにくい可能性があります。そこで戸惑って無駄な緊張をするのは損失ですよね。
その場合は、案内板をサクッとスマホで撮影して、教室の端っこで自分の受験番号と案内板を比較して座席を探せば慌てなくて済みます。
試験慣れしていない方は、この方法で自分の席は探してみて下さい。
自分の席を見つけて時間があまったら、最後の復習タイムになりますが
それも試験開始10分前くらいには〆て瞑想でもしておいたほうがいいです。
理由は、復習に集中力を使いすぎて肝心の試験で集中力が維持できないという本末転倒を防止するためですね。
ここまできたら、あとは自分を信じましょう。
試験開始

13:00~15:00の2時間が試験時間となります。
私は40分程度で50問すべて、一通り解答は完了しました。
ただこれは、私が元々法学部を卒業していたというのもあり、自分で言うのもなんですが、ちょっと問題文の読解は早めだった気がします。
とはいえ普段から手を抜かずに、学習を繰り返していたら60分以内に一通り解けるレベルの読解力は法学部を出なくてでも身に付いていると思います。
速めに解いていくコツは、問題文の横に権利関係や登場人物の図表を書いて分析することと
ありえないと判断した選択肢は斜線を引いて除外して、残りの選択肢に集中することです。
この辺は、試験慣れしてるかどうかなんで一朝一夕で身に付くノウハウではないので、少し意識しておくくらいで充分だと思います。
案の定、民法の分野で突拍子もない変な問題が1問出てきた記憶がありますが、法学部特有の勘が働いて解けた記憶があります。
ぶっちゃけこういうのは解けなくていいです。これの対策をしようとすると、もはや司法試験と同じくらい泥沼なんでコスパ悪いですし、だいたいの人が解けないので合否に強い影響はないです。
ちょっと印象に残っていたのは、デカイため息をついて、途中で昼寝をはじめて途中退室をしたオジサンがいたことですね笑
業務命令で嫌々、受けにきたのか。はたまた問題文を見て心が折れたのか真相は不明です笑
解答見直し

80分ほど時間はあまりましたが、当然最後まで手を抜かずに見直しを徹底していきました。
徹底的に見直しをした結果、初歩的な読み違えをしていて1問間違った解答をしていることに気づき修正できたので1問だけ得点UPに成功しました。
自分でも「なんでこんなところを読み違えたんだ?」と思うくらい、しょーもないミスでした。
つまり、試験の長文を50問も読んでいると集中力が無意識に切れている可能性があるということですね。
自分自身は物凄い注意力を意識して解いてるつもりが、どっかで集中の糸が切れて見落としている箇所が出てくるんですよね。まあ人間ですから当然です。
ということで、最後まで徹底的な見直しをしてケアレスミス防止が大事です。
注意不足で1問落としてしまって、また来年受験。。というのもあり得る話です。
極論ですが試験が終わったら好きなだけ遊んで自分を開放しても良いんですから、この2時間だけは最後まで集中するようにしましょう。
2択まで選択肢を絞って迷ったら、「~しなければならない」「~である」といった強い断定しかしていない文脈で、自分が全く見覚えのない論点が出た場合、ハッタリの可能性が高いです。
これも試験慣れ、勘がいいかどうかによってしまいますが、分からない問題も出題者目線で考えてみて、ハッタリかどうかの可能性を考えるというのもアリです。
試験結果と振り返り

最後に試験結果と振り返りです。
私は自己採点の結果、48/50問で宅地建物取引士に1発合格してました。
なにかテクニカルな勉強をしたかというと、そんなことはなくて
最も実力養成に影響したのは地道な過去問演習だったと考えております。
ただ過去問を暗記する、資格試験あるあるのやり方はダメです。そもそも法律は登場人物や権利関係に少しでも過去問とズレがあれば答えがガラッと変わります。
過去問を点でとらえただけの学習ではなく、過去問を中心に面で抑えた応用力を意識した学習が大事です。これが分かってる人は40問以上正解で合格できる人が多いです。
ちょっと難しい話になるので、別途動画で解説してるため、気になる方はあわせて関連動画もご覧ください!
予想模試は最後の総仕上げに6冊もやり込みましたが、余剰火力だったので不要です。
やるとしても2冊までで良いと思いました。模試を何パターンやっても得点に比例して報われるかというとそんな感じはなかったです。
繰り返しになりますが、最も重要なのは過去問を中心に面で抑えて学習することです。
以上です。宅地建物取引士の対策情報として参考になれば幸いです!
それでは試験当日は、お気を付けていってらっしゃい!

また上図を目安に、他カテゴリの資格勉強も検討してみてください!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!