【合格体験記】建設業経理士2級の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

事務系資格

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どうも脱線おじさんです。
建設業経理士2級の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

建設業経理士は名前の通り、建設業に特化した会計資格となっております。

2級は実践的な簿記、基礎的な原価計算、決算等に関する実務の知識証明ができます。

2級以上となると建設業法施行規則に基づく、公的資格となっており

公共入札の経営事項審査において、加点対象となります。

要は建設業経理士を所持してる従業員を多く雇ってると入札で有利なんですね。

こういった背景もあって、建設業において安定した需要があるため

日商簿記とセットで取得するとコスパが良い資格です。

内容も日商簿記と似ていて、日商簿記の工業簿記分野の内容を濃くした感じです。

メジャーな日商簿記よりは少しクセがあるので

先に日商簿記3級以上を取得してから建設業経理士に挑戦するというルートがオススメですね。

試験概要 2/3

受験資格は特になくて、誰でも受験可能です。

試験日程は年2回で、9月と3月に実施されます。

試験時間は120分です。スピードを意識しないと時間切れもあり得ます。

出題形式は記述式で、日商簿記とほぼ同じです。

試験概要 3/3

70%以上の正解で合格できます。

合格点は公表してくれないので、裏で調整してそうな気はします。

部分点の割合とか、合格ラインも不明なので、難問が出ると

情状酌量してくれそうな雰囲気はあります。私の憶測ですけどね。。

合格率は40%前後を推移してます。少しブレてます。

試験の難易度は普通といった印象です。

人によりますけど、似たような資格と比較すると

日商簿記2級の方が確実に難しく、FP2級と同じくらいだと思います。

注意したいのが、事例問題では計算速度が高くないと見直しもままならず、

計算ミスなどによる事故もありえるので油断はできません。

特に後半の問題ほど、特に決算の問題などは計算ミスをすると芋づる式に失点してしまう可能性もあります。

簿記合格者であれば、勘定科目名が変わっただけで根本は大した違いはないので、すんなりと合格できるかなと思ってます。

必要な下準備(電卓など)

勉強の前の下準備ということで

試験勉強前に簿記用の電卓などを用意しておきましょう。

私が実際に使用してるおススメの電卓はカシオですね。

こちらは背面に滑り止めグリップがついてるのがありがたく、試験時間中に机から落下したり、滑ったりして焦るといったリスクを軽減してくれます。

てきどにボタンが大きいので押し間違えもないです。値が張りますが、その金額分以上の働きはしてくれるので問題ないです。

早いうちからブラインドタッチは覚えるようにしましょう。

ブラインドタッチが早ければ早いほど、ガンガン効率的に問題が解けますので、

最初は見た方が早くてブラインドタッチは苦痛でしょうが

コツコツと練習していけば長期的には近道です。

またブラインドタッチは利き手じゃない方で覚えましょう。

利き手で帳簿の書き取り、反対の手でブラインドタッチでスピーディーに計算するのが鉄則です。

電卓操作を覚える為に、簿記試験に着目してテクニックや小技をまとめた「電卓操作完ぺき自習長」という書籍もおススメです。

ざっと読んでいって、実際に簿記の問題を解く時から本の通りに実践して覚えていくと時短になります。

このように勉強前から、電卓のブラインドタッチやテクニックを駆使するための下準備をしっかりしていくのが時短、試験時間中の見直し時間の確保に繋がります。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに20時間
・アウトプットに60時間
・本試験前の総仕上げに20時間

この流れで、だいたい100時間は勉強が必要です。

2ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。

簿記3級以上の合格者であれば、半分以下の時間で合格も可能だと思います。

電卓のブラインドタッチが早ければ、更に短い時間で合格できると思います。

勉強法 Step1

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

おススメは「スッキリわかる建設業経理士2級」テキストです。

簿記やFPでもお馴染みのスッキリわかるシリーズです。

事例を見ながら仕訳等をしていくのでイメージがしやすく絵で覚えていけます。

テキスト部分と紐づいて巻末に問題があるので、インプット後に付属の問題も交互に解いていくと効率よく定着していくと思います。

とはいえ、この1冊はあくまで入門用の本ですので、これ1冊で合格は絶対無理です。

問題集を解ける段階になっていくと、あまり使うこともなくなっていきますが

マイナーな勘定科目、要は特定の論点でしか使わないような勘定科目は、

問題を解いているだけだと抜けがあったりするので、あまりみかけない勘定科目のところで

頭に入り切ってないところだけ、最後まで見直しをしていくと有効です。

細かいところは過去問で覚えていけばいいのでサラッと2周ほど読んでおきましょう。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

おススメは「TAC出版の過去問題集」です。

本試験12回分とボリュームもよく解説が細かいので実力がしっかり身に付きます。

建設業経理士は過去問ベースで出題されるので、これ1冊やり込めば合格可能です!

解説で難易度ランクがついてるのも良い点で、捨て問にしてよいのか、

満点レベルまでもっていかないとダメなのか判断するのに参考になります。

過去問ゲーなので、変な問題が出てくる可能性は低いですが、

試験時間が足りなくていざって時には、この難易度ランクで学習した経験を元に

何を捨てて、どこで得点を稼ぐかを判断していけます。

ということで、こちらの問題集でパターンを掴んでいきましょう。

解けるだけでなく計算速度を高めるべきなので3周ほど取り組んだ方がいいです。

この時点で電卓ブラインドタッチはマスターしていった方がいいです。

必要に応じてメモリ機能等のテクニックも実践していきましょう。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

テキストでやること

勘定科目と仕訳手順の見直しをしていきます。

過去問であまり取り上げられないパターンだけ抜粋しておさらいすると効率的です。

問題集でやること

苦手な問題、解けない問題の見直しをします。

また解けるだけでなく、時間がかかる問題は復習をした方がいいです。

特に決算まわりの出題は時間がかかるので、計算速度と精度を極めるとバッチリです!

まとめ

建設業経理士2級のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

試験の感想です。

理不尽な運要素は少ないので、難易度は普通だと思いました。

過去問のパターンで大半は解けるので、地道に数をこなしてれば合格できます。

2級以上になるとブラインドタッチは必須で、しっかりマスターしてないと時間切れになるかなと思いました。

私は日商簿記2級合格後に、建設業経理士2級を受験したのですが

一番苦労したのは勘定科目の暗記でした。それ以外は考え方は日商簿記とたいして変わらないので躓く要素も少なかったです。

工業簿記に雰囲気が似てるので、工業簿記を取り扱う日商簿記2級を合格して地盤を築いてから

建設業経理士2級に挑戦すると無駄なく効率的に合格できると思うのでオススメです!

以上、建設業経理士2級の勉強法でした!

 

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!

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