どうも脱線おじさんです。
日商簿記を筆頭に、経理系資格の取得を目指す方は業界問わずに多いと思います。
私は日商簿記2級と3級をダブル受験して1ヵ月の勉強でダブル合格しました。
「どうやって短期間で取得したの?」とよく質問されるので当記事で日商簿記等の勉強で重要な下準備をまとめようと思います。

関連記事として、日商簿記2級・3級の勉強方法についても当サイトでまとめております。あわせてご覧ください。
この下準備をしっかりしていけば、日商簿記等の経理系資格学習の効率性・合格できる確率も格段に向上すると思います。
それではよろしくお願いいたします。
必要な下準備
No. | やること |
1 | 大きめの電卓購入 |
2 | 電卓ブラインドタッチ |
3 | 電卓の各種機能・テクニック予習 |
内容としては、上の表の順番通りです。
ごく当たり前のように見えて、意外とおろそかになってる人が多いです。
それでは順を追って、見出しを付けて補足してまいります。
No.1 大きめの電卓購入
はい。簿記の勉強するんで電卓は買いましょう笑
「そんな当たり前のこと言わんでもわかるわボケ!?」という声が聞こえなくもないですが、しっかりとした電卓を用意するのは大事な事です。
最低限、「キーが大きく、タイプミスを誘発しない電卓」を用意しましょう。そのために大きめの電卓を購入することが大前提であるということです。

実際に私は日商簿記の試験会場で、100円ショップでありそうな物凄い小さい電卓を使用してる受験生を見たことがあります。
案の定、その方は電卓のブラインドタッチができていないように見受けられました。
経理系資格は計算速度も試されてるのか試験時間に余裕がないのが大半です。よって計算速度を上げる為のブラインドタッチ等の工夫をしない理由は存在しません。
小さい電卓を使用するとブラインドタッチが困難で、できたとしてもキー同士の間隔が狭いのでタイプミスの可能性が上がります。よって、試験を受けるなら大きめの電卓の用意は必須です。
私が利用したのはこちらの「カシオ JS-20WK」です。今でも相棒のおススメの電卓。
こちらの良い点は下記の2点。
キーの入力性・応答性の高さ
引用:アマゾン商品リンク
まず挙げられる利点はキー入力のしやすさと応答性の高さですね。
キーの作りが悪いと、入力が悪かったり応答性が悪いものは電卓にはあります。早くキーを打ち過ぎて電卓が反応できないとか安い電卓だとよくあります笑
その点、「カシオ JS-20WK」は非常に触りやすく入力性が高いです。
滑り止め機能
引用:アマゾン商品リンク
この滑り止め防止のグリップがついているのも嬉しいところです。
試験会場では意外と机のスペースが狭かったりします。

そんな中で、問題用紙・電卓・筆記用具をガチャガチャと高速で動かして解答をしていかないといけないので、試験中に何かの拍子に電卓を机から落としかねません。
例えば複数の勘定科目の計算をしてる途中で、机から電卓を落として試験時間を大幅にロスしてしまうのはくだらないですよね。それを防止する為に、このグリップがあるのは非常に評価が高い点!
No.2 電卓ブラインドタッチ

本試験でも、これが意外とできてない方が多いかなと思いました。
ポイントとしては利き手ではない方で、電卓ブラインドタッチをマスターしましょう!
例えばあなたが右利きであれば、左手でブラインドタッチを覚えて下さい。
何を意図してるのかというと、過去問を解いてる時や本試験の時に
利き手で問題用紙に記入、反対の手で電卓ブラインドタッチという無駄のないスタイルを構築することで、効率的に解答ができるからです。

やり方としては「5」のキーに凹凸があります。これをホームポジションとして中指で認識した状態でブラインドタッチをできるように訓練をしていくというもの。
最初はどうしても時間がかかります。「電卓を目で見た方が速い」と思うことでしょう。それでも辛抱強く、過去問の演習や帳簿を付ける時などに徹底的に実践してスピードを上げていきましょう。
練習の仕方は何でも良いです。私は日商簿記の参考書の例題を見て、乗っている金額を入力して訓練をしていきました。
No.3 電卓の各種機能・テクニック予習

最後に予習しておきたいのは、上の参考画像のように普段使わないような電卓のキーを理解してテクニックを頭にいれておくことですね。
例えばメモリーキーは日商簿記3級で精算表をまとめる時に使いたいキーですね。
これに関しては頭に入れておくだけで、すぐに使おうとしなくても良いと思います。
簿記の勉強をして問題演習をしていく時に「時短テクはないかなぁ」と思い悩む時がくると思うので、その度に実践して覚えていけばいいと思います。
「どういう時にこのキーは使うんだ?」という疑問を残したまま、頭ごなしにテクニックを覚えてもしょうがないので。これに関しては簿記の勉強と並行でOK!
参考図書
下準備として、私はこちらの「電卓操作完ぺき自習帳」を購入しました。
日商簿記受験を主軸に考えた電卓の機能説明・テクニック・実践例を抜粋されているので、おススメの書籍になります。
私もこちらの書籍のおかげで、1ヶ月で日商簿記2級・3級にダブル合格できました!
まとめ

最後に、本記事のまとめです。
日商簿記を筆頭に、経理系資格を勉強する前に必要な下準備は以下の3点でした。
①ブラインドタッチのしやすい大きめの電卓を購入すること
②ブラインドタッチを早い段階で覚えること
③電卓の各種機能・テクニックを資格学習と並行して学ぶこと
下準備をすることで得られるメリットは以下の3点でした。
①品質の良い電卓を選ぶ事で試験中の事故や計算ミス防止の実現
②ブラインドタッチを覚えることで解答速度向上
③電卓の各種機能・テクニック等を学ぶことで効率性向上
最初は戸惑うかもしれませんが、ブラインドタッチやテクニックは早いうちから勉強しようと動いた方が良いです。急がば回れってやつですね!
ここまで読了いただき、ありがとうございました!

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