ITパスポートの試験対策をQ&A方式でまとめてみた

IT系資格

スポンサーリンク




どうも脱線おじさんです。

ITパスポートを1発合格した経験を元に試験対策についてまとめてみました!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

①対策スケジュール

ITパスポートの試験対策の全体スケジュールについて触れていきます。

こちらのタイムテーブルのように、はじめにインプット作業をしていき

その後に計算問題以外のアウトプットを前半でこなしていき、慣れてきたら後半は計算問題も含めたアウトプット作業に取り組んでいきます。

試験数日前には総仕上げとして、苦手箇所克服作業をしていき受験するという流れとなります。

この試験は過去問ゲーで、不合格にさせようとしてくる意地悪さは少ない試験です。

よってインプット作業は浅めで、アウトプット作業による過去問回しに重点を置きたいです。

大まかな比率として、インプットとアウトプットは「3:7」で良いと思います。

また、確実に合格したいならば計算問題以外はスキマ時間で解けるようにしてしまって

まとまった時間は計算問題対策に集中するという体制へ早めに移行した方がいいですね。

なお、計算問題を捨てて良いのかという点については後述していきます。

この記事では以降、こちらのスケジュールで取り組むことを前提に解説していきます。

②インプット法は?

初めに着手するインプット法、テキストの読み込み作業について。

オススメは2冊あります。どちらか1冊を用意すればOKです。

使い方も基本的にどちらも同じで、広く浅く試験範囲を理解するためにザっと2周していくと良いです。

それでは、こちらの2冊のテキストについて、順に補足していきます。

キタミ式

オススメのテキスト1冊目は、キタミ式のテキストになります。

極力イラストで解説されていて、取っつきやすいの勉強をするというのが久しぶりで、文字が多すぎる本は読みたくないという方はキタミ式で間違いないです。

易しめの表現で解説してるので、細かな内容を突き詰めるには物足りないですが、導入本としての役割は充分に果たしてくれます。

細かな内容はアウトプット作業で過去問を通してやれば良いので支障はないです。

私もキタミ式は基本情報・応用情報で使用しており、非常に使い勝手が良かったですね。

徹底攻略

オススメのテキスト2冊目は、徹底攻略シリーズのテキストになります。

フレーズ通り、試験範囲の網羅性が高く、突き詰めた学習をしたい方はコッチですね。

この本を丁寧に理解していけば、高得点で安定して1発合格できること間違いなしです。

したがって、勉強慣れしている人はコチラの方が良い気がします。私はITパスポートは徹底攻略シリーズを使いましたね。

その網羅性の高さから、分からない用語がアウトプット段階で出てきたら、辞書引きするという役割で使っていくこともできます。

ということで、紹介してきた以上のどちらか1冊を使い込んでいきましょう。

③アウトプット法は?

アウトプット法、問題演習の仕方についてですが

こちらもオススメの問題集は2つあります。どちらか1つでOKです。

使い方は基本的に、どちらも同じです。やり込む過去問の量は次のスライドで後述します。

特に支障が無いなら、左の「過去問道場」で良いかなと思います。

それではオススメの問題集、2つについて順に触れていきます。

過去問道場

1点目のオススメの問題集は「過去問道場」という無料ウェブサイトになります。

過去問道場は無料とは思えないほどに、解説が丁寧でしっかりと実力が身に付きます。

ITパスポート以外にも私は基本情報・応用情報・情報処理安全確保支援士の全てで過去問道場は使い込んだ上で合格できたので、利用して損はないと断言できます。

また過去問道場にはオプション機能で、問題をフィルタリングできる機能があるので

机で勉強できるまとまった時間では計算問題に取り組み

計算問題以外の暗記問題などはスキマ時間で勉強するといった使い方ができるので利便性も高いです。

アプリやパソコンを使った学習に慣れているなら、こちらの過去問道場で問題ないと思います。

インプレスの問題集

2点目のオススメの問題集はインプレス出版の過去問題集になります。

こちらは問題文と解説が見開きで確認できるレイアウトですので、

効率的にタイムパフォーマンス良く学習ができるので便利です。

書籍で勉強したいという方ならば、こちらがお勧めですね。

私はITパスポートを受験した時は「過去問道場」の存在を知らなかったので、

この本を使用したのですが、特に問題なくコレ1冊やり込んだら8割以上正解で合格できたので間違いないです!

ということで、以上の2つの問題集どちらかを使い込んでいきましょう!

④過去問の対策量は?

過去問の対策量は具体的にどれほどか、という点について。

まず過去問は何回分やるかについてですが、原則、直近8回分以上が最適だと思います。

余裕があるなら10回分以上できると理想的です。

その直近8回分以上を、最低でも2周以上は演習していった方がいいです。

3周以上、解いた問題もございますが、それらは具体的には何かというと

解けなかった問題は当然として、時間のかかる計算問題や正解以外の選択肢の理解不足が考えられる問題の見直しをしたといった感じです。

特に正解以外の選択肢について、出題が本番の試験ではされるという少しだけ捻った問題というのはITパスポートでもあります。

よって正解以外の選択肢もしっかりと理解しておくというのが大事ですね。

⑤計算問題は捨てる?

計算問題は捨てることができるのか、という点について。

結論から申し上げますと、計算問題は捨てても合格は可能です。

まず言えるのは、ITパスポート試験は計算問題もそれ以外の暗記問題も配点が同じです。

つまり時間のかかる計算問題はコスパが悪いと言うことができます。

ただし基本情報技術者等の上位資格が最終目標であるならば、捨てるのは悪手です。

計算問題を捨ててITパスポートに合格したとしても、後々の基本情報技術者試験等で躓くことになります。

厳しい話をすると、ITパスポートレベルの計算問題ができないなら、基本情報技術者以上の資格は取れないと考えた方が良いからですね。

計算問題を捨てるとしても、全部捨てるのはリスキーなんで得意な分野は対策した方がいいです。

私が思った捨てて良い問題は、2進数まわりの問題ですね。

これはメモ用紙を使わないと解けない、つまり最も時間がかかる問題であると感じたからです。

次点で、パスコストの計算や損益分岐点等の会計よりの計算問題がありますが

これらは文系の方であるなら捨てるのは勿体ない気がするので、簿記等で事前知識があるならば得点源にしていきましょう。

⑥得点源はどれ?

得点源となる問題はどれか、という点についてですが

結論から申し上げますと、用語を聞くだけの暗記問題、これに尽きますね。

主にストラテジ、マネジメントの分野が割合として多いので、文系の方はコレで可能な限り点数を稼いでいくのが定石ですね。

また、テクノロジ系といっても計算だらけというわけではないので、毛嫌いせず対策しましょう。

テクノロジ系も暗記したら解ける用語問題は多いです。

特にセキュリティ分野は技術的で難しいと思いきや、暗記で済むものも多いのと

このITパスポートに限らず、年々、出題比率が高まってるので狙い目ですね。

⑦合格後に狙う資格は?

最後に、合格後に狙えるオススメの資格について触れていきます。

ザっとスライドの通りで4点、挙げられます。

上から順番に解説していきます。

①情報セキュリティマネジメント

1点目が情報セキュリティマネジメントですね。

ITパスポートと同様にIPAが実施する情報処理試験になります。

ITパスポートの上位となるレベル2の区分になる試験ですが、プログラミング要素がなく

ITを利用する側の人間を想定した試験であるため技術的要素は他の試験より高くないです。

よって、IT初心者や文系未経験などがステップアップするならコレだと思います。

②基本情報技術者

2点目が基本情報技術者ですね。

テクノロジ系の問題に自信があって、プログラミングにも興味があるのなら挑戦してみても良いと思います。

科目AはITパスポートよりも少し難しい程度ですが、科目Bはプログラミング問題が8割ほどを占めることから文系未経験だと難しいと思います。

今後、エンジニアとして活躍していきたいなら挑戦してみても良いかもしれませんね。

③応用情報技術者

3点目が応用情報技術者ですね。

上位の資格を取りたいが、プログラミングは避けたいという場合は検討の余地があります。

基本情報技術者と違って、午後でプログラミングを選択しないで受験することができるので、プログラミングが苦手な人は基本情報技術者より簡単といってるケースも多々あります。

ただし、プログラミングを避けることができるだけであって、プログラミングを避けて午前問題でも捨てるという立ち回りをするならば、それを補うレベルで他分野が得意でないとマズイです。

例えば、会計学などのマネジメント要素では計算問題が来ても万全に対処できるというならば、基本情報技術者を飛ばして応用情報技術者から受験しても良いという話ですね。

④各種ベンダ資格に入門

その他の選択肢として、情報処理試験以外にも各種ベンダ資格の入門レベルの試験に挑戦するということが挙げられます。

具体的にはOracle Master,LPIC,Javaの試験ですね。

ただしベンダ資格は受験料が数万円する事が多く、更新期限もあるので

各専門の資格をエンジニアとして業務等で直接扱う機会があるという場合に検討した方が良いかもしれませんね。

以上、ITパスポートの試験対策法についてのまとめでした。

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格勉強も検討してみてください!

 

資格試験カテゴリ一覧へ移動

以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

スポンサーリンク