どうも脱線おじさんです。
JP1認定エンジニアの合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。
②IT人財としてスキルアップする足掛かりにできる
③CBT方式!受験したい日にお手軽に挑戦できる
JP1とは日立製作所製の統合運用システム管理ソフトを指します。
IT資産管理ツールって用語を情報処理試験で学んだ人は聞いたことがあるのではないでしょうか、まさにそれです。
具体的にはJP1を通して、ログ監視やアラートの検知、ジョブ・バックアップ・ネットワーク管理など色々とIT資産を集約して管理できます。文字通り、統合運用システムを管理してます。
そういった内容であることからインフラエンジニアとしてJP1を学習することは有益なことです。また日立製作所製なので日立系のプロジェクトに有利であることは言うまでもない。
またエンジニアの中でも運用保守監視といった工程では、ITILファンデーションに準ずる需要があると思います。
私はITILファンデーションの取得後に、JP1認定エンジニアを取得しました。
ITILファンデーションについても、当サイトにてご案内しております。あわせてご覧ください。
また試験はCBT(パソコンで受験)する形式ですので、自分に都合の良い受験日を指定して年に数回受験できるお手軽感も良いです。
難易度も高くないです、易しいです。未経験者や初学者でもJP1認定エンジニアは合格可能です。
真面目に約10~20時間、勉強すれば独学合格は可能だと思います。
関連記事としてIT業界に入社した直後の研修についても体験談をまとめております。あわせてご覧ください。
それでは詳細に触れて参ります。
試験概要
受験資格
特になし。誰でもお手軽に受験できちゃいます。
試験日程
全国各所で随時!つまりいつでも。開催してる受験会場で予約できれば!
最寄りのパソコンスクールっぽい所で受験予約できることが多いでしょうね。
ITパスポート、CCNA、LPIC、そのほかCBT方式受験の資格と受験の要領は似てます。
試験範囲
JP1の特徴・製品の種類・機能について広く浅く学習することになります。
試験問題も20問だけなので一般的な資格試験よりも試験範囲は狭い。
凄いざっくりした説明ですけど、この表現しかない笑
例えるなら、ITパスポートのシステム管理系の知識のみの午前試験を受けてるような感覚に近いです。技術的なスキルは求められないです文系でも余裕。
出題形式
CBT(Computer Based Testing)方式
コンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答する形式となります。選択肢問題しかないです。記述問題は無し!
試験時間
40分になります。ぶっちゃけ時間は余ります。
出題は20問なので、1問あたり2分かけられます。
特に思考力を問われる問題は皆無に近い。製品の知識・種類・機能を知ってるか知らないかを問われるだけなので、そもそも思考して問題を解く余地がないです。
合格基準
14/20問以上の正解。つまり70%以上の正答をすること。
資格試験としては標準的な合格基準ですね。
記述式等の問題は無いので、1問あたりの配点もおそらく全て同一でしょう。広く浅く、試験範囲を抑えていれば合格ラインは余裕で越えます。
合格率
合格率は公表されてないので不明です。あしからず。
私の経験則から申し上げますと、似たようなIT資格であるITパスポートよりも簡単。
よって、合格率は60~70%前後の難易度に近いと推測しております。
資格の難易度としてはかなり易しめといった印象です。
受験申請のやり方
Pearson VUEで受験申込ができます。

試験手数料
6600円です。高くもなく安くもない標準価格な印象。
勉強時間
JP1製品を実務で使ってない=20時間
上記のように人によって勉強時間は異なると思います。
日立系列のプロジェクトでJP1に触れたことがある人は1週間たらずで合格できるレベルです。
私もJP1製品に間接的に触れていた経験があるので1週間で合格できました。当時は他の資格試験の勉強をしていましたが、時間が余ったので「ついでに取ったろ!」という軽いノリで取得しました。
人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…
学習期間は1ヵ月以内で良いと思います。普通に勉強してたら合格します。意地悪な出題は皆無。
勉強方法
②再度、公式テキストを読む。意味を理解する事を意識して復習。
③公式テキスト付属の模擬問題を2-3周程度やりこむ。
④苦手な問題を入念に復習する。
ぶっちゃけ、①~③までやり込んだら合格圏内です。
④まで努力できたら80~90%以上、本試験で得点も間違いないでしょう!
確実に1発で合格したいのであれば、手は抜かずに④まで徹底してやりましょう。
学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。
私は上記の方法により以下95%の正答で合格しました。

あと1問あってたら100点満点だったのかな。。ちょっぴり悔しい。
資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。
おススメの書籍
公式テキストを熟読し、付属の模擬問題を解けばOK!
それ以外のことは特にやる必要なし!!かんたー--ん!!
試験当日の心構え
・どうしても暗記し難い箇所は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。
試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。
試験時間は40分です。1問あたり平均2分かけて良いので時間は余ります。
急がず焦らず、見直しを丁寧に、確実な得点源を確保することを第一にケアレスミスを回避して合格を勝ち取りましょう!
合格発表
試験終了後に即座に分かります。結果確認ボタンを押すのはソシャゲのガチャを引くことと同じくらいドキドキとワクワクがあって中毒性があるやめられないとまらない。
合格後は…
認定条件を満たしたら、合格証書がPDF形式で送付されます。

・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)
資格名 | 特徴 |
ITパスポート | IT業界入門資格。コスパ良し! |
CCNA | ネットワークエンジニアの登竜門。セットで揃えたい! |
LPIC Lv1 | サーバエンジニアの入門資格。セットで揃えたい! |

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!