3ヵ月で合格! 情報処理安全確保支援士の勉強法を振り返る パワポ&動画

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どうも脱線おじさんです。
令和6年春の情報処理安全確保支援士試験に1発合格できました。

どういったスケジュールで勉強したのか、ご質問いただくことが多いので

今回は私の勉強スケジュールについて時系列でまとめてみました。

こちらをご覧いただくことで、実際の勉強スケジュールのイメージも掴めるかと思います。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

2月、3月、4月と各フェーズごとに取り組んだ内容を解説していき

最後に試験後の私の振り返りを述べていきます。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

2月スケジュール

2月スケジュール 1/3

2月の頭くらいから、この情報処理安全確保支援士の勉強を開始しました。

まずは試験の概要を把握する為に、テキストを用いたインプットに取り組みました。

具体的には、上原本といわれる書籍を使いました。

この上原本を2周読みました。

選んだ理由はレビューが高かったのもありますが、書店でテキストを厳選して実際に自分の目で読んでみた結果、最も試験範囲を網羅して、なおかつ噛み砕いて解説してると感じたので使用しました。

また、章ごとに確認問題があるのが利点であり、本格的な問題演習は上原本ではしないのですが

確認問題を解くことで、章ごとのポイントやズバリどういった出題でつつかれるかがイメージをしやすいので、最初のインプット作業に持ってこいです。

このテキストを読むのは2週間で2周、サッと読んでいくだけで問題なかったです。

難解な内容も当然入ってるので、そこは追々、問題演習を通して理解していけば良いので流してしまって大丈夫です。

2月スケジュール 2/3

インプットが終わったら、午前対策から着手していきました。

これがだいたい2月の中旬くらいからですね。

午前対策で使用した問題集は過去問道場という無料サイトになります。

基本情報、応用情報でも私はお世話になりましたが、無料とは思えないほどに解説が充実していて、問題の選択肢すべてについて解説がついているので実力がしっかりと身に付きます。

直近30回分ほど、このサイトで過去問は解けますので午前対策は過去問道場だけでOKです!

この試験の特徴として、過去問の類似問題が出てくることが多いです。

具体的には過去問と論点は同じだけど、数字やパターンを微妙に入れ替えたりして出題がされるといったパターンですね。

つまり正解以外の選択肢も、この過去問道場で理解していくと、

そういった類似問題や変化球に対応ができるので、確実に本試験でも得点ができるようになります。

何回分まで解くべきかという目安ですが、直近の過去問20回分までは解いておいた方が良いと思います。

私は午前1を免除して受験したので、負荷が低かったのもあり、

過去問道場に当時掲載されていた29回分の過去問を全部解いておりましたが、

そこまでやらなくても合格はできると感じたからです。

とはいえ科目免除を受ける方は余力があれば、全て解いても良いと思います。

この午前対策で得た知識が午後試験の記述の下地にもなるので、無駄にはならないですね。

2月スケジュール 3/3

午前対策を過去問10回分ほど取り組み、慣れてからは午後対策も並行で開始しました。

この午後問題対策は午後問題の重点対策という問題集で勉強しました。

こちらのシリーズは応用情報でも私は大変、お世話になりました!

ネットでも午後問題対策では最強と評判が高かったので午後対策に迷わず購入しました。

解説に「どうやって記述したら得点になるか」を詳細にまとめてあるので

記述慣れしていない自分には大変参考になりました。マジで助かりましたね。。

捨て問とする分野を作るのは、今後は極力避けた方が良いです。捨てるとしても最低でも2分野までにした方がいいです。

私は実際に、インフラエンジニアだったんでセキュアプログラミングは捨てたんですが

それのせいで私が受けた回はプログラミングが関わるテーマが3/4題も出てきて痛い目を見たんで、

マジで捨て問は極限まで作らない方がいいですね。。

なんでそれで合格できたんだって話ですが、マグレです。

Javaの資格は持ってたんで、必死に知恵を振り絞って記述したからか、加点されたようです笑

一通り学習した後にPDF形式で追加の午後問題がダウンロードできるのでそれも学習しました。

問題はIPAの公式サイトから全部ダウンロードして、印刷して利用しました。

こうすることで、問題文は紙で確認して、解説等は参考書で確認するという

擬似的にダブルモニター状態で学習する環境を作ることで、いちいちページをめくる無駄を省いて効率的に学習できたので、この方法はオススメです。

だいたい平日に3問以上、休日は5問以上解いていました。

ただ頭がフラフラしてる時は無理して解くのはやめました。

集中できるときに、考えながら解くことに、午後問題対策は意味があるのであって

思考力が働かないときに惰性で学習しても意味が無いからですね。

3月スケジュール

3月スケジュール 1/3

3月からは毎朝6:30から通勤時間を含め、午前問題をダッシュで25問解くマシンになってました。

午前対策は、この毎朝解く時間だけにして、早々に午後対策へシフトする動きを取りました。

結果として、この判断は大正解でした。本試験でも安全に午前試験は合格でき、全く無駄のない戦略だったと我ながら感じております。

新方式になってからも、午前対策については同様の手順で良いと思われます。

3月スケジュール 2/3

3月上旬までは、2月と同様に重点対策本を使って午後対策を継続しておりました。

この時点で午後の長文にも慣れてきましたので、

午後1問題だけ電子データをタブレットにぶち込んで、通勤電車で強引に演習してました。

その時に、スライド右下にあるような、耐衝撃性カバーでハンドストラップがついているタブレットケースを購入して学習しておりました。

落下防止にもなるし、通勤電車であっても快適に長文が読めるので最強のアイテムでした。

午後1であっても長文なので、通勤電車で駅に着いても解ききれなかったら

駅のホームで椅子に座って全部解き終わるまで家に帰らなかったことも結構あります笑

3月スケジュール 3/3

3月上旬で重点対策本を2周し終わったので、中旬からパーフェクトラーニングに着手しました。

こちらは令和4年春版を最後に絶版となってしまってるシリーズですが、価値が高いです!

その理由としては過去問25回分をダウンロードサービスを利用すれば解けるという、圧倒的なボリュームにあります。

午後問題の解説は、重点対策本だけでは網羅しきれてないので、解説がない過去問はパーフェクトラーニングでカバーしていくといった使い方になります。

午後問題の数をこなしたいならば、最強といって間違いない問題集ですね。

とはいえ、あくまで重点対策本を使い込むのが最優先ですので無理してやる必要はないです。

時間に余裕があって重点対策本だけでは物足りない方や、可能な限り対策は打ちたい方は、ここまでやり込むべきだとは思います。

また、エクセルで簡単に試験問題リストを作成し、どこまで終わってるかを見える化することで挫折を予防してモチベ継続を図ったうえで午後問題をひたすら解きました。

ということで、3月中旬から末までは、ひたすらパーフェクトラーニングと格闘してましたね。

4月スケジュール

4月スケジュール 1/3

4月も引き続き、試験当日までひたすら毎朝25問解くマシンになってました。

やると決めたら、私はしつこいですよ。しつこい男は嫌われますけど、知ったことではないです。

だから独身異常男性なんだろって言われそうですけど、おっしゃる通りです。

試験勉強のことしか考えてなくて、LINEを交換した女友達にも付き合いが悪すぎて、呆れられてまた音信不通になりました。

そう、私は情報処理安全確保支援士試験に恋をしていたのです。

4月スケジュール 2/3

午後対策は3月に続き、パーフェクトラーニングで継続して学習してました。

だいたい試験2週間前くらいにパーフェクトラーニングも2周ほど解き終わりました。

ここでの反省点として、途中で捨てる分野の方針を決めて、セキュアプログラミングを捨ててしまう判断をしてしまったことです。

本試験では3/4題が開発・プログラミング関係の問題だったので、この判断は致命傷でした。

結果としてマグレで合格できたので笑い話で済んでますが、この動画を視聴してる皆様は同じ轍を踏まないように注意して頂きたいと考えております。

4月スケジュール 3/3

最後の総仕上げに、試験2週間前から当日まで、猛ダッシュで村山本を3周しました。

こちらはの使い方は、ズバリ百人一首感覚で解いていくということです。

どういうことかというと、例えば出題文中に「○○の設定は可能だがしていない」といったワードが

きたら「攻撃に備えて、〇〇の設定を導入する」と解答する

といった感じでフレーズと記述の組を叩き込みます。

このニュアンスの文がきたから、こう記述して欲しいのかなと斟酌する感じなので、百人一首感覚で解いていくという例えをしました。

注意したいのは、最初から村山本に手を出しても意味は無いです。

こちらは著者もおっしゃってますが、ある程度午後問題対策をやり込んだ人の総仕上げ向けの問題集です。

以上の対策を持って、本試験に臨み、どうにか1発合格できた次第でございます。

振り返り

最後に試験の振り返りです。

午前対策は毎日25問解くだけの体制にシフトしたのは戦略上大正解でした。

肝となる午後対策へ極限まで工数をかけられたのはデカいですね。

反省点としては午後対策を、応用情報試験と同様に捨て分野を作って、得意分野で逃げ切ろうという作戦を取ってしまったことです。これは非常に悪手でした。

本試験では捨て分野にしていたセキュアプログラミングが3/4題も出てきたので回避できず、非常に危険な行為であったと反省しております。

新方式となった情報処理安全確保支援士試験で、この捨て分野を作る作戦はマズイです。

最後の締めに村山本を使ったのは大正解でした。

こちらは、あの長い長い午後問題の文章を強引に圧縮して1問1答形式で高速で総復習できる最強の参考書でした。

ある程度、午後問題を仕上げたら最後の2週間で、爆速で村山本を駆け抜けるのがおすすめです!

以上、3ヵ月で情報処理安全確保支援士試験に受かる勉強法でした!

脱線おじさん

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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