どうも脱線おじさんです。
JP1認定エンジニアの勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
そもそもJP1とは何なのかという話ですが
日立製作所製の統合システム管理ソフトとなっております。
なんやねんそれ?って話でしょうが、要は端末やネットワーク、ジョブの自動化制御とかを一括して管理できるソフトだと思っておけばいいです。
JP1をエントリーレベルで取り扱えることが証明できるのが、今回お話するJP1認定エンジニアになりますね。
日立製作所の製品ですので、エンジニアとして日立系の案件経験があるなら簡単合格間違いなしでしょうね。
私はJP1関係でいうと、「秘文」という情報漏洩対策システムを使ってたことがあったので
簡単に合格できたという経緯がございます。
で、面白いのが、実際に作る側ではなく社内SEに転職した後も
各所で端末に秘文を筆頭としたセキュリティソフトが入ってるのを見かけていて、
ユーザーとして利用する側に今度はなってます笑
社内SEでなくとも、運用保守監視サイドのエンジニアなら、
統合管理ソフトや監視サーバは業務で頻繁に使う可能性高いので、
これを機にJP1認定エンジニアに挑戦するのも良いですね。
なかなかJP1とは因縁深いんですよね。そんなご縁もあって動画で取り上げることにしました笑
試験概要 2/3
受験資格は特になくて誰でも受験できます。
試験はCBT方式ですので、テストセンターで申し込みできれば、ほぼいつでも受験可能です。
試験時間は45分で、時間はめちゃくちゃあまります。
出題形式は選択肢方式で20問程度ですので、すぐに解き終わるかと思います。
試験概要 3/3
合格基準は70%以上の正解となっております。
合格率は非公開のため、不明です。あしからず。。
私の体感で難易度を測ると、易しめの資格です。
技術系資格ではあるのですが、暗記メインの出題なんで文系理系問わず合格はしやすいのかなと思いました。
関連資格で比較するなら、LPIC Lv1の方が確実に難しく、ITパスポートとどっこいどっこいかなと感じました。
実際の画面を操作するような業務経験がないとイメージしにくいのかなと思ったので、
ITパスポートとの難易度の上下は賛否両論あるかなと思いました。
私はJP1操作の経験があったのでITパスポートより簡単でしたが、業界未経験者ならITパスポートの方が簡単かもしれないですね。。
勉強法 全体像
勉強法の全体像はスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに10時間
・本試験前の総仕上げに5時間
この流れで、だいたい20時間は勉強が必要です。
2週間程度は学習期間が必要だと想定しておくのが無難ですね。
実務経験者なら10時間もあれば合格できると思いました。
実際、私も1週間で合格できましたので、断然有利ですよ!!
勉強法 Step1
初めに試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
使用した参考書は公式テキストになります。
公式テキストですので試験はここから出題されます。当然、網羅性は高いです。
ただまあ、ぶっちゃけると参考書といえるものはこれしかないので、必然的に使っていくことになるかなと思いますね笑
一応、講習もあるみたいなんですけど、割高なんで個人で受けるものではない気がします。
日立系の社員等が業務命令で受けるような講習っぽいんで、そこまでしなくていいです。
技術系資格あるあるの細かいコマンド制御や設定を覚える必要はないので安心です。
この試験の頻出論点は、「製品名&役割」の組み合わせです。
よってテキストでは製品名と役割に注視して読み込んでいけばバッチリです!
どういった箇所がポイントかは問題演習を通して確認した方が早いので、サラッとテキストは読み進める程度で大丈夫です。
以上のことを踏まえ、2周ほど読み込んでいきます。
勉強法 Step2
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
使用するのは引き続き公式テキストで、巻末の付属模試をやり込んでいきます。
この試験は受験後によくわかりましたが、広く浅く素直な出題が大半です。
よってテキストで深堀をして引っ掛け問題対策をする必要性は薄いため
早い段階で、この問題演習に着手していくのが合理的だと思います。
引っ掛け問題があったとしても1,2問程度と思われますので、
合格ラインである70点の確保に影響は無いとみなして良いです。
以上を踏まえて、問題を2周以上解いていきます。
勉強法 Step3
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
テキストと付属問題集を駆使して、苦手箇所を徹底的に洗い出ししていきます。
特に気を付けるべきは、製品群ごとの役割と用語の理解ですね。
再三のアナウンスとなり恐縮ですが、まあまあココを抑えることが
できてるなら合格間違いないでしょうね!
まとめ
JP1認定エンジニアのまとめです。おさらいとしてご覧ください。
感想
試験の感想です。
試験自体は私的にはITパスポートより簡単だと感じましたが、
業務経験がないとイメージがしにくい内容であるのと、
参考書が公式本しかないので試験対策はしにくい印象です。
そういった事情もあって、日立系の製品利用機会があるならオススメではあるといったところですかね。
JP1のような統合管理ツール、監視サーバの取り扱いは運用保守監視系のエンジニアなら必須の知識となりますので、この機会に挑戦してみても良いかもしれません。
余談ですが、私は社内SEへの転職面接で、JP1の使用経験も職歴に載せてネタにしてましたが、
応募先の企業が日立系の製品を使っていて食いつきがよく話が弾んだ思い出があります
いやはや、何がどこで役に立つのか分からないものですね笑
以上、JP1認定エンジニアの勉強法でした!
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!