どうも脱線おじさんです。
令和5年以降、新方式の基本情報技術者試験に1発合格できたので記念に合格体験記を綴ります。
科目Aは895/1000点でバッチリでしたが、科目Bは785/1000点で少し改善の余地を感じました。
4ヵ月程前に応用情報を受験しましたが、そっちは午前80点、午後71点だったので
科目Aは午前問題、科目Bは午後問題としての性質を持ってることを踏まえて
両者を比較すると8%ほど点数が上ブレでした。
やはり基本情報よりも応用情報の方が難しかったので妥当な難易度だったのかと思います。
スライドのようなお悩みを当記事で解決できると思います!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
Step1 インプット
まず試験内容を広く浅く知る必要があるので、インプットからはじめましょう。
私のオススメはキタミ式のテキストです。ITパスポートや応用情報でも定番ですね。
お堅い専門書という感じではなく、漫画チックで極限までイラストで表現して文字によるお堅い表現を避ける徹底っぷりには感服しました。
おかげで挫折しないで学習できました。
私は応用情報の勉強時に使い込んでいたので、そっちを流用して復習に使いました。
とはいえ、4ヵ月前に応用情報の過去問を35回分くらいやり込んでた記憶は残ってたので、1日ざっと流し見してサッサと問題演習へ移行しました。
このように応用情報合格後に基本情報に挑戦する場合はインプット作業は99%いらないです笑
Step2 科目A問題演習
次に問題演習に取り組みました。まずは科目Aから着手していことにしました。
科目Aについてはスライドの通りで、過去問道場さんという無料サイトで学習しました。
とても解説が丁寧で、これを本当に無料で利用していいのか?と思ってしまうほどです!
解説も丁寧で網羅性もバッチリで最強の教材というほかない。。
過去問5回分を解いた段階で慣れたきたので、ほぼ毎日80問を解いて残りの時間で科目B対策をするというルーティンを組んでいくことにしました。
応用情報で得た知識で勝てると思ったので、過去問は直近8回分だけ2周+見直しをしました。
基本情報から始める場合は、直近10回分以上を2周以上するのが最適だと思いました。
というわけで本試験まで、ほぼ毎日80問を解くというルーティンをこなしました。
ここまでやるとね。もう寝てる時の夢にも出てきますよ。アルゴリズムの問題を解く夢を見てると脳がオーバーヒートして目が覚めて途中で起きるんですよ。これ嘘じゃないからね!?
最終的には1424問を解いてました。アプリの累計正答率は84.8%で、本試験でも895/1000点でした。
科目A試験はストレートに学習成果が出たので嬉しかったです。過去問道場さまに圧倒的感謝!
応用情報を受験した時は過去問道場さんで5137問、解いてやりこんでたので、その実力が発揮できたのもデカかったです。
科目Aは応用情報と内容が似てるし、応用情報より簡単です!
Step3 科目B問題演習
次に科目Bの問題演習に取り掛かりました。
これがメインディッシュというか鬼門といいますかね。。
取り組んだ勉強時間の割合で言ったら、私はだいたい科目Aが3割、科目Bが7割でした。
つまり科目Bの対策は科目Aの倍以上の時間をかけました。
公開されてる問題も少なく、対策がしにくいので科目Bは非常に厄介かつ運ゲーなんですよ。
実際に対策で使用したものはスライドの通りで、書籍3冊とYoutubeの講座です!
左から順に補足していきます。
①アルゴリズム対策のトレーニングブック
まず使用したのはアルゴリズム×擬似言語トレーニングブックですね。アルゴリズム対策のメイン教材として使用しました。
試験団体の公式サンプル問題全てを解説しつつ、サンプル問題で31問も用意してくれていたところに着目して購入しました。
私は基本情報を受ける前にJava Silverというプログラミング資格を予行演習で取得しており、今も業務の自動化でプログラミングは駆使してますが
それでも擬似言語という独特の仕様に慣れなかったのでキッチリと対策本で学ぶことにしました。
実務と試験対策は別物なので割り切って学習するのが大事だと思います。
出題のネタにされがちな2分木やビット演算をプログラム化したらどうなるかという
パターンの網羅性が素晴らしく、この本でしっかりと理解できれば本番でのパニックも減ります!
この本のオリジナル問題は基本問題と応用問題で分かれて収録されてるのですが
基本問題は本試験の易しい問題に類似していて
応用問題は本試験よりもちょっと難しい感じでした。あくまで私の体感ですが。
というわけで、この本を理解できてたら本試験はオーバーキルというか楽勝だと思います!
実際、科目Bは1問あたり5分以内に解かないといけないので
応用問題レベルの問題を見て、明らかに5分以内で解けそうになかったら最初から捨て問にする想定で動くのも現実的だと思いました。採点対象外の難問の可能性もありますからね。。
そういうわけで私は応用問題は途中から面倒くさくなったんで1周しかやってません^q^
どうせ落ちても1ヵ月後に再チャレンジできるんで、そこまで突っ込む理由が無かったので(言い訳)
②うかる!基本情報技術者科目B・セキュリティ編
続いて、科目Bで20点分、出題されるセキュリティ問題対策に着手しました。
使用したのはこちらの「うかる!基本情報技術者科目Bセキュリティ編」です。
こちらはセキュリティ対策特化本です。使用用途がハッキリしてるので購入しました。
僕みたいな文系人間は特にそうなんですが、アルゴリズムは結構きついんで
セキュリティの20点は可能な限り満点を目指した方がいいです。本試験でもアルゴリズムほど意地悪な出題は無かったんで。
セキュリティとネットワークは切っても切り離せない分野なので、どちらも科目Aの知識に更に厚みをかけるイメージで勉強した方がいいです。
私はセキュリティのおさらいとしてざっと1周、流し見した程度に使いました。
そもそも私は情報セキュリティマネジメントを去年に取得していたのと、応用情報の午後分野のセキュリティで鍛えられてたんで、アルゴリズム対策を優先したという背景もありますが。。
セキュリティの問題は長文問題でありながら、これも1問あたり5分以内に解答しないといけないので読解スピードが結構求められます。
公開されてる過去問が少ないので、この本でも情報セキュリティマネジメントや応用情報の午後問題を練習用に収録されてたりします。
というわけで急ぎで基本情報技術者を取得したいという特段の理由がない限りは、情報セキュリティマネジメントから取得していった方が文系の人はラクなんじゃないかなと思いました。
③かんたん合格基本情報技術者予想問題集
ここまでやっても、まだまだ問題の数をこなしたいのでスライドにある「かんたん合格基本情報技術者予想問題集」も使用しました。
口コミで評判が高かったのもありますが、何より科目B対策が60問収録されてるのがデカいです!
擬似言語に慣れるためのアルゴリズム対策の効力も絶大でしたが
セキュリティ分野の程よい長文問題が本試験と似ていたんで良い読解力底上げ訓練になりました!
紹介してきた書籍の中でも、本試験の科目Bと1番似ているというか的を得てる内容でした。
この本もやり込めば、余裕を持って合格点に到達できると思います。
予想問題集を2冊以上用意して、パターン慣れして自分の引き出しを増やすのがカギですね!
アルゴリズムをトレースしていく方法も丁寧に解説されてますが、トレースせずに時短で正解を特定していくテクニックも細かく書いてあるのが最高でした!!
④YouTube IT学校さいとうさん
更に公開過去問やオリジナル問題を作成して解説してくれている動画をYouTubeで視聴しました。
科目Aで使用していた過去問道場さんの掲示板で参考にしてる人が多かった、IT学校さいとうさんの動画で追加学習をしました。
この場を借りてお礼申し上げます!
最新の公開過去問の情報は現状YouTube等で調べるのも大事ですね。
Step4 総仕上げ
本試験前に、最後の総仕上げをしていきました。
科目A対策
苦手分野の3周目に着手しました。
過去問道場さんで2周目に解いていた問題で自信がなかったり、直前におさらいをしたい問題にチェックマークをつけて、それだけおさらいをした感じです。
特に科目Aでもアルゴリズムの計算問題が過去問で出てきますが、これをもじって科目Bに持ってくる感じがしたんでアルゴリズムの計算問題は解けた問題も全部見直ししました。
科目B対策
アルゴリズムをとにかく最優先で対策しました。
しつこくトレースの練習をして、丁寧かつ正確かつスピーディーにできるように数をこなしてアルゴリズム解読マシーンおじさんになりました。
ほんとね。解答できるだけじゃダメなんですよ。時間切れのリスクがあるんで速度を上げていくというのも大事です。このループだとこれじゃね?とビビッとくるまでやるのが理想!
まとめ
基本情報技術者試験合格体験記のまとめです。おさらいとしてご覧ください。
〇所感
それなりに覚悟はしてましたが、想像以上に科目Bに苦戦しました。
アルゴリズムはわかっていても、妙に数学的な概念を混ぜられた難問が本試験で1問出てきたんで速攻で捨て問にしましたからね。。
プログラミングが得意な方は簡単でしょうが、そうでない文系よりの人はセキュリティを得点源にした方がいいので情報セキュリティマネジメントから受験がオススメです。
合格後は…
合格証書が簡易書留で送付されます。
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。
資格名 | 特徴 |
応用情報技術者 | 基本情報からすぐに挑めば午前問題は楽勝! |
Java Silver | オブジェクト指向プログラミング言語の定番! |
Python3エンジニア認定基礎試験 | オブジェクト指向プログラミングの言語の定番! |
VBAエキスパート | Excelはどこでも使うので便利なプログラミング言語! |
CCNA | ネットワークエンジニアの登竜門。セットで揃えたい! |
LPIC Lv1 | サーバエンジニアの入門資格。セットで揃えたい! |
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!