どうも脱線おじさんです。
今回は、宅建試験を中心に勉強を続けて資格100個合格まで至った話について私の実体験を交えて語りたいと思います。
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
関連資格取得のメリット
関連資格取得のメリット 1/2
前置きとして、関連資格を攻略するメリットについて解説します。
これが、あまりにも、あまりにもオススメすぎるんで力説、提唱している内容です!
宅建試験は勉強された方ならご存知ですが、試験範囲がとにかく膨大です。
それは言い換えると、関連資格も豊富である国家試験と言えます。
つまり宅建試験で学んだ知識を元手に、時短で色んな資格に挑戦できる素養を、勉強して努力してきた皆様にはあるということが断言できます!
もちろん、関連資格を取って、更に上へ行くのが主旨ではありますが
ミソは関連資格に熱意を向けて、宅建試験の結果に対する注意を逸らしてしまうということにあります。
乱暴な言い方ですが、宅建試験以外の試験を受けてしまえば、そっちで結果を出そうと躍起になるので宅建試験のことをいちいち考えてる暇がなくなるので、あっという間に結果発表の日がきてくれます笑
その点、CBT方式、要はパソコンでいつでも受験できるように変更されている
日商簿記やFPなどは、年に1・2回しかない資格試験のシーズンが
過ぎ去った後に挑戦すると無駄がなくオススメです!
反対に、関連資格を攻めに攻め、力をつけて、宅建以外の関連資格を取得しきってしまい
満を持して宅建試験を水攻め、完全包囲して攻略するというのも戦略的です!
このように宅建試験を中心に戦略を組めば資格を100個取得できます。それは私が実証済みです。
関連資格取得のメリット 2/2
他の動画でも取り上げましたが、私が宅地建物取引士の受験前後に取得した資格の一覧です。
これ以外にも合格できていたんですが、スライドに収まらないので省略してます笑
右下に凡例をつけていて、分野ごとに色分けをしております。
宅地建物取引士と同様の不動産系資格はもちろんのこと、
法律・会計・金融保険・設備・事務などの分野に分けることができて、セットで取得しておきたい資格はたくさんありますね。
これらの試験のほとんどは、宅建試験よりも簡単なんで、この記事をご覧になってる方なら
宅建試験と同じ要領で合格できること間違いなしですよ!
関連資格 関連分野一覧
ということで、改めまして宅建とセットで取得しておきたい関連資格の各分野一覧です。
自分のキャリア・方針により関連資格としておススメすべきものは異なり、十人十色となりますね。
いずれの分野でも宅建試験との親和性が高いです。
セットで所持すると市場価値が上がり、転職無双が始まりますよ!
ちなみに全てを命がけで挑戦していけば、資格100個合格廃人になれます!
それでは各分野ごとに、関連資格を取り上げ、難易度や勉強時間を解説していきます。
チャプターを付けておりますので、興味のある分野からご覧になることもできます!
不動産系資格
不動産系資格 1/2
関連資格の不動産系資格について、触れていきます。
宅建は不動産系の資格ですので、そのまま類似した資格に挑戦するのは王道ですよね。
民法や借地借家法の勘が抜けないように、まとめて挑戦しておきたい資格が多いです。
ただ、他の分野の資格よりも軒並み難しめの資格が多いと思いました。
そもそも、最初に宅建試験に挑戦していって、更にステップアップしようとする場合に
それ以外の不動産系資格に挑戦する方が多い印象です。
私は宅建合格後に登録実務講習で、グループワークをした仲間で不動産業界の人がいましたが
その方も、宅建合格後に管理業務主任者やマンション管理士などの資格を目指していらっしゃいました。
私は管理業務主任者を宅建より先に取得したので、ちょっと特殊なルートを辿ってます笑
管理業務主任者とマンション管理士が試験範囲が酷似しているのを当時は知らなかったので、セットでマンション管理士に挑戦できなかったのを今は後悔してます笑
機会を見て、今後もマンション管理士を筆頭に私も不動産系資格には挑戦していきたいですね。
不動産系資格 2/2
私が取得して言った不動産系資格の一覧です。
宅建との難易度を比較しやすいように、相対評価でまとめております。
ほぼほぼ、ここに載ってる資格は宅建よりも簡単だったんですが
管理業務主任者に関しては、宅建よりも難易度が高く理不尽な感じがしました。
勉強時間が約250時間と、宅建よりも勉強時間が少ないですが
これには事情があって、管理業務主任者を私は先に取得していて、この時の結果が合格点スレスレだったことから次に挑戦する宅建は40点以上を取ろうと
予想模試を6冊も買って対策する程の過剰防衛をしたから宅建の勉強時間の方が長いだけです笑
設備や建築寄りの知識が細かく聞かれるので、とても難しい試験ですが、不動産管理系を目指すなら管理業務主任者は持って置いて損は無いですね。
この中なら賃貸不動産経営管理士もおススメです。
私は宅建と同じ年度に受験して、この賃貸不動産経営管理士も1発合格できたんで、わりと簡単な気がします。
その他、競売不動産取扱主任者や敷金診断士もありますが、これらは宅建試験で民法と建築の知識を鍛えていれば難なく合格できますね。
法律系資格
法律系資格 1/2
関連資格の法律系資格について、触れていきます。
不動産系資格とカテゴリを分けるか迷ったのですが、とりあえず分けました笑
法律系資格で私が取得していった資格で特におススメで、宅建合格にもつながった資格は
ビジネス実務法務でして、これは非常に良い資格です。
宅建ではあまり触れられない、商法・刑法・会社法などを広く抑えられるのは有用です。
法律家じゃなくても、総務や事務、マネジメント上おさえておきたい知識が多いですね。
詳細は伏せますが、私は民間・官公庁の両方とも正規職員として在籍していた経験があって
内部的な評価で、このビジネス実務法務が指標になっていたのを見ております。
昇格の条件の1つにもなっていたのでビジネス実務法務は知名度が高いですね。
今後も法律系資格について、私は特に社会保険労務士には興味があるので他の資格取得が終わったら挑戦してみたいものです。
法律系資格 2/2
私が取得して言った法律系資格の一覧です。
宅建との難易度を比較しやすいように、相対評価でまとめております。
ほぼほぼ、ここに載ってる資格は宅建よりも簡単でした。
ただ、ビジネス実務法務の2級は難易度にブレがありすぎて
滅茶苦茶ムズかしい回を引くと、宅建並みに難しい時もあります笑
この辺の理不尽度、難易度のブレブレっぷりは日商簿記2級と似てます。。
知的財産管理技能士2級もビジネス実務法務2級と同じくらい難しかったです。
合格点が80点以上なんで、基準が厳しいのが特徴的でしたね。
知的財産管理技能士は著作権や特許などをメインとした試験ですので、宅建とは別の方向で
コンプライアンス重視の社会において必須といえる知的財産権を学べるので有用でした。
私はプログラミングもしていて、自作したプログラムを企業へ譲渡したりする時に、
プログラムと同時に著作権権利書も自作して、プログラミング力と法的知識を同時に証明できてしまう強力なポートフォリオを作ったこともあります。
最近はそれで転職無双も成し遂げました笑
他にも個人情報保護士やマイナンバー実務検定2級などがあります。
これらは比較的易しく、小ネタですが大手企業の個人情報保護に関するコンプライアンス研修やEラーニングなどは、個人情報保護士などを取得してると楽に修了できちゃいます笑
会計系資格
会計系資格 1/2
関連資格の会計系資格について、触れていきます。
会計資格と言えば、私が言うまでもないでしょうが日商簿記がダントツの知名度ですね。
その知名度の高さから、日商簿記は特におススメですね。最優先で挑戦すべきです。
私が1社目のIT業界にいた時も、エンジニアであっても日商簿記は評価対象でして
昇格・昇給に影響が大きい資格でした。エンジニアでもルーターやサーバ等の増設・設置をする際に見積書を作ったりするので、金勘定がある程度できると重宝されましたね。
会計を専門としていない業種だと、この日商簿記を持ってるだけで他の人財との差別化にもつながります。
宅建と日商簿記は転職活動をしてた時に、まったく関係ないエンジニア職等であっても面接官が言及するほどで、所持してると印象が良くなるのは間違いないです!
私も会計資格はまだ挑戦したいのですが、他の資格に挑戦中なのと、なかなか電車等のでのスキマ時間では学習がしにくいので、最近はノータッチになってます笑
会計系資格 2/2
私が取得して言った会計系資格の一覧です。
宅建との難易度を比較しやすいように、相対評価でまとめております。
表を見て分かるように、日商簿記2級は約300時間ほど勉強して合格しました。
日商簿記2級は昔から、難易度のブレが酷いゲームバランスがぶっ壊れてる内容で
めちゃくちゃ簡単な回もあれば、宅建なみに難しい回もあります。
ちなみに私は後者の、難しい回を引いてしまい泣きをみました。
たしか私が受けた回は合格率が15%で宅建並みでした。
合格したから笑い話で済んでますけど、いまだに恨んでます!成仏できません。
それに比べて、日商簿記3級は難易度のブレは無く意地悪な出題は少ない印象です。
とりあえず会計資格に入門するなら日商簿記3級からで良い気がします。
建設業経理士は日商簿記2級の合格後に2週間で取れました。
建設業経理士は出題パターンが決まり切っていて素直な問題が多いので解き易かったです。
ビジネス会計2級は参考書が少なく、途中式を丁寧に書いてる書籍がないので勉強がしにくいのですが、この資格で利率計算を細かくできるようになり
全く関係ない資格ですが基本情報や応用情報技術者などにラクに合格できるように結果が繋がっていったので、マネジメント系の勉強をするならタメになる資格ですね。
金融保険系資格
金融保険系資格 1/2
関連資格の金融保険系資格について、触れていきます。
金融保険系の資格と言えば、ファイナンシャルプランナーがダントツの知名度ですね。
ファイナンシャルプランナーも宅建や簿記と並んで、まったく関係ない他業種でも
転職活動中の面接で評価されることが多くて、汎用性の高い資格でした。
よって、金融保険系の資格ならイチオシの資格ですね。
宅建合格後に、免許証発行に必要な登録実務講習というのを私は受講したのですが
その時の講師の方も、宅建合格後に知識が抜けないうちにファイナンシャルプランナーも2級まで取得した方が良いと強く推していたのが印象的です。
金融保険系資格 2/2
私が取得して言った金融保険系資格の一覧です。
宅建との難易度を比較しやすいように、相対評価でまとめております。
こちらに載せている資格は、ほぼほぼ宅建よりも簡単でした。
特にファイナンシャルプランナー2級は、受験日をご覧になると分かりますが
宅建合格直後の受験日である1月に受験していて、3週間の勉強で合格できました。
これは私が特段、頭が良いわけではなくて、宅建と試験範囲がかなり重複しているから効率的に合格できたという話ですね。
ファイナンシャルプランナーは現状、2級を受験するには3級合格あるいは実務経験証明が必要なので、大半の方は3級から受験されることになりのかなと思います。
私もファイナンシャルプランナーは3級から受験してますが、3級であれば日商簿記3級よりも簡単で、計算問題も少ないので入門用にちょうどよく受験しやすい資格だと思います。
あとは年金アドバイザー3級があげられます。この資格は紛らわしいのですが、1級という区分がなくて、3級とはいえ、一般的な資格の2級クラスに難しかったです。
ちょっとマニアックな資格で、銀行業務検定の1つが年金アドバイザーです。
一般的には銀行員の方が業務命令で受験するような資格ですので、参考書も少なく、細かな実務寄りの計算が多く対策が困難でした。
よってファイナンシャルプランナー2級を受験後に、余裕があれば年金アドバイザーには挑戦してみると良いと思います。
設備系資格
設備系資格 1/2
関連資格の設備系資格について、触れていきます。
宅建とは意外と、関連性が高い資格が多いです。
主に不動産管理系のキャリアを目指すならおススメの分野となっております。
何故かというと、不動産管理をする面で、電気・空調・防災設備といった様々な設備の知識が切っても切り離せない関係で必須となる知識だからですね。
不動産系資格で取り上げた、管理業務主任者や賃貸不動産経営管理士は設備系の知識をきいてくる出題も多いので、ここからも設備系の資格は関連性が高い資格が多いということが分かります。
私も設備系の資格でいうと、現状は電験三種、正式名称が第3種電気主任技術者といわれる電気系最難関の系統である国家資格に挑戦中です。
ちょうど2024年の8月の筆記試験で、理論・法規の2科目に合格したので、残りの機械・電力科目の勉強に取り組んでます。
設備系資格 2/2
私が取得して言った不動産系資格の一覧です。
宅建との難易度を比較しやすいように、相対評価でまとめております。
宅建より易しい資格が多いのですが、私個人の経験で申し上げますと
電験三種とビル管理士、この2つは宅建以上に難しい気がしました。
電験三種に関しては科目合格狙いで、分割して勉強をしており、4科目のうち2科目だけ合格できたのですが、それだけでも300時間以上かかりました。
つまり宅建の倍以上は試験対策に時間がかかる見込みとなっております。
ビル管理士はそもそも受験資格が必要なのもあり、合格率が宅建と同等の15%前後であることから難易度も同等かそれ以上ですね。
ビル管理士は7科目全てに足切りラインがあり、科目合格制度も無いので、かなり凶悪な試験でした。
設備系入門資格と言われるビルメン4点セットの電気工事士や危険物取扱者などから、設備系の資格は挑戦してみると良いかもしれません。
特に宅建とシナジー効果が高いと思ったのは消防設備士で、防災知識を聞かれる資格です。
具体的には耐火性、不燃性、難燃性といった建築分野の用語を学ぶのが宅建と共通しています。
私は宅建受験前に、消防設備士をいくつか合格していて、そこから管理業務主任者合格に繋がり、さらに宅建合格と連鎖的に合格できたのでオススメですね!
事務系資格
事務系資格 1/2
関連資格の事務系資格について、触れていきます。
カテゴリ分けに悩みましたが、転職サイトを見ていた時の感覚をメインに独断と偏見で色々とぶっこみました。
まずExcelは必須スキルです。VBAで業務自動化もできるレベルなら転職無双が始まります。
事務系の求人って、宅建や簿記が歓迎資格に載ってるのはあるあるですが
それに付随して「オフィス製品の操作、特にExcel関数が使える事、VBAができるならば更に歓迎」
となっていることが多いので、MOSやVBAエキスパートはセットで持ってると鬼に金棒です。
私は現在、社内SEの仕事をしてますが、パソコン音痴の人は現実問題、結構多いです。
全く分からない人が他部署にいると、御用聞きというかよく電話で呼び出される仕事をしてます笑
つまり、そういうオフィス製品の操作や細かな業務効率化を考えることができて、痒い所に手が届く人財は重宝されるし頼りになると実感してます。
またIT重説を筆頭に、不動産業もDX化が進んでますので、その流れに乗って情報処理試験の入門資格であるITパスポートに挑戦してみるのも選択の余地があると思われます。
事務系資格 2/2
私が取得して言った事務系資格の一覧です。
宅建との難易度を比較しやすいように、相対評価でまとめております。
軒並み、宅建試験よりもラクな試験が多いですね。
ただVBAエキスパートに関しては、プログラミングの素養が試されますので
文系よりの資格である宅建と並べて比較するのは少々、乱暴かもしれません笑
ここに載せている難易度の表示は、私の体感ですので参考程度に見て下さい。
MOSはいつでも受験できるので、実は宅建試験の勉強中に空いた時間はMOS試験をぶっこんで並行で勉強して気分転換で挑戦してました。
MOSは易しい試験で取得しやすく、知名度が高いので、とりあえず履歴書に載せるならお手軽ですね。
VBAエキスパートまで取れると強いですが、MOSのExcelエキスパート以上に難しいので、ある程度は勉強する覚悟がないとキツイです。
ITパスポートもスライドに載せてみましたが、カタカナ用語が多くてIT入門資格ですが勉強慣れしてない人だと想像以上に苦戦する印象です。
私の体感ではMOSのExcelエキスパートと同等程度の難易度でしたね。
おわりに
以上、分野ごとに宅建とセットで取得しておきたい関連資格をお話してきました。
どの分野に挑戦して行くかは十人十色ですが、共通して言えることが1つあります。
それは、勉強習慣は維持しないと、たちまち簡単に消えてしまうということです。
何かを学び目標として走り続けた方が、実は長期的にみて楽だったりします。
全速全力で走り続けたら人間、ばてますが全く走らない、なまけてるだけだと、何かに挑戦する気力もなくなってしまいます。
よって、毎日少しでも良いから、何か新しいことを学び自身をアップデートしていきましょう!
また上図を目安に、他カテゴリの資格勉強も検討してみてください!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!