【受講すべき?】賃貸不動産経営管理士の5問免除講習について語ってみた!

不動産系資格

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どうも脱線おじさんです。

今回は賃貸不動産経営管理士の5問免除講習について語ってみたいと思います。

実際に講習を受講し、本番の試験にも1発合格した人間が語りますので信憑性の高い情報となっております!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

講習概要

講習概要 1/3

はじめに、賃貸不動産経営管理士の5問免除講習について概要を解説します。

こちらの講習を受講して、修了証を受領することで

本番の試験で50問中、5問を正解扱いで免除して受験できるというコンセプトの講習となってます。

1割も正解扱いで下駄をはかせてもらえるのは、なかなか大きいのではないでしょうか。

確実に合格したいならば必見の講習かもしれませんね。

不動産資格といえば、第一に宅建が代表例で出てくるかと思われますが

宅建の5問免除講習と違って、この賃貸不動産経営管理士の5問免除講習については実務経験は必要なくて誰でも受講できるという違いが特徴的であると思います。

私も当初、宅建と同様に実務経験がないと受講がそもそもできないのではないかと勘違いしてましたが、よくよく調べると業界未経験者でも受講できるということを知りまして

年々、合格率が下がって難化傾向にある、この賃貸不動産経営管理士には確実に1発合格をしておきたいと思い、この講習を私自身も受講しております。

今回はその時の経験を踏まえて語ってまいりますよ!

講習概要 2/3

受講資格は、前述しましたようにございません。誰でも受講可能です。

講習費用は、少々高額でして、令和7年時点で18150円とテキスト代4400円となってます。

5問免除のための必要経費として安いと捉えるか否かはアナタ次第です!

講習の最後に確認テストがございまして、公式の最新案内によりますと

〇×方式の10問が出題される形式となっております。

私が受講した時もそうですが、特に合否判定とかはなくて、点数が低くても修了不可となることはないと思われます。

講習に必要な公式テキストは4400円と高額で、約1000ページもあって分厚い教材ですが

表現が固くて、要点が分かりにくいというデメリットが多いです。

講習のために必要なテキストと割り切ってですね。本番の試験対策をする時は市販の参考書を用意した方が効率的ではないかなと思っております。

実際に私も講習で利用した公式テキストは本番の試験対策では使ってないです。

講習概要 3/3

講習の中身についてですが、座学1日の講習となっております。

主に公式テキストを題材にした映像講習となっております。

映像講習のため、オンラインで受講できるかと思いきや、各都道府県の会場を予約して集合で受講する形式となっております。

開催日程は主催団体や各都道府県により異なります。私がチラッとみたところ、平日と土日どちらも開催してるようなので、自身の都合に合わせて会場を選びましょう。

表向き上ではありますが、講習案内に「公式テキストを用いて約2週間の事前学習が必要です」と記載されてますが、ぶっちゃけていうと事前学習はいらないと思います。

そもそもこんな分厚い1000ページの公式テキストを2週間で事前学習しろというのも乱暴ですし現実的ではないので、まあまあ体裁上要求されてるだけだと思ってください。

私は実際、事前学習は一切してなくても講習は修了できましたし、本番の試験対策は別途しっかり行って問題なく合格できましたのでご安心ください。

合格率の分析

合格率の分析 1/2

続きまして、合格率の推移についてザっと分析してまいります。

直近5年分の合格率について、グラフでまとめてみました。

こちらのグラフの通り、合格率は年々、低下しておりまして難化傾向であるのが明らかとなっております。

2024年はとうとう合格率24%まで低下しておりますね。

不動産系の関連資格である宅建士の合格率が15%前後、

管理業務主任者の合格率が20%前後であることを考えますと、

将来的に、これらの不動産難関資格と同格の難易度になっていってもおかしくないと言えます。

この賃貸不動産経営管理士は設立から歴史が浅い資格で、合格率が50%以上だった時代もありましたが、現在は昔と違ってかなり難しい資格になってしまったと言わざるを得ませんね。

合格率の分析 2/2

更に合格率を分析していきましょう。

こちらは2024年試験の詳細な統計データとなっております。

公式団体がご丁寧に、5問免除講習を受講したか否かで合格率を分けて公表してくれてますね。

ご覧の通り、2024年の合格率は全体で24%となっておりましたが、5問免除講習受講の有無で仕訳されたデータを参照してみますと

5問免除講習を受講した人の合格率は29.7%、一方で講習を受講しなかった人の合格率は20.6%となっております。

したがって、5問免除講習受講者の方が合格率が8%以上高いことが分かりますね。

まあまあ、わざわざ講習受講までする人はモチベーションも当然高いので学習レベルも高いという点もあるとは思われますが、それでもこの差は大きいと言って良いかもしれませんね。

また、成績上位〇%だけ合格させるという相対評価の試験であることからも、5問免除講習を受ける事で1問でも良いから周囲より優位に立とうとする戦略も間違いではないと考えられます。

必要な勉強量

この賃貸不動産経営管理士に合格するために必要だった勉強量について解説します。

講習受講により5問免除をしたとしても、本番の試験対策をしっかりしないと合格できないことに違いはございません。

私は5問免除講習を受講しましたが、その後に別途、本番の試験対策をスライドのようなプロセスで行ってまいりました。

今は賃貸不動産経営管理士も知名度が高くなり、大手予備校も色々と分かり易い参考書を用意してくれるようになったので学習がしやすくなっております。

参考書の品質が良くなったので、自分の肌に合う参考書を選べば問題はないと思います。

いずれにしろ、テキストを1冊用意してインプット、過去問を直近10年分ほどやりこんでアウトプット、最後の総仕上げに予想模試を購入して万全な対策を行う。

この流れで約2ヵ月ほどは学習期間を設けて試験に挑むのが最適と考えます。

宅建や管理業務主任者などの関連資格を持ってる方なら、より短期間で合格も可能です!

結論、受けるべき?

今までのお話を前提に、5問免除講習を受講すべきか

私なりの結論を申し上げて、締めくくりたいと思います。

結論ですね。5問免除講習を受講すべき人はスライドに載せている条件のいずれかに当てはまる方になりますね。

なんだかんだで、1年に1回しか無い試験ですので確実に1発合格したい方もいるでしょう。

こういった方は悔いの残らないように、講習を受講するのがオススメですね。

また、賃貸不動産経営管理士のメイン論点となるサブリースは事例問題の登場人物がゴチャゴチャしていて頭の中で整理するのに手間がかかります。

法律や不動産の勉強が始めたで、この賃貸不動産経営管理士に挑戦したいならば講習受講も悪くないと思いますね。

この賃貸不動産経営管理士は管理業務主任者と同様に

設備や建築系のマニアックな出題をしてくる可能性があります。

こういったところで取りこぼしを恐れるなら、少しでも5問免除講習で優位に立てるように受講するというのもアリだと思います。

それ以外にも、単に資格試験に慣れてない場合や勉強なんて社会人になって久しくやっていない方なども5問免除講習を受講するのは無難ではないかと思います。

以上のような方々は、5問免除講習を受講するのが良いと思われますね。

私も5問免除講習を受講しましたが、本番の試験受験後に5問免除になった問題を解いてみて感触を調べてはいましたが、捻った問題は無くて基本的な論点の問題が多かったです。

免除対象になった問題で難問や奇問を出すのは露骨だと思われてしまうからでしょうか、

したがって、宅建や管理業務主任者などの不動産資格を既に持っている場合や法律の勉強が得意な方であるならば、講習は受講しなくても合格はできるので不要とは思いました。

ということで、この講習を受講すべきか否か、これは人それぞれですね。自分の状況にあわせて受講すべきかは判断していきましょう。

以上、賃貸不動産経営管理士の5問免除講習についてのまとめでした!

 

 

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格勉強も検討してみてください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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