電験三種 筆記とCBTどっちがおススメ?

設備系資格

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どうも脱線おじさんです。

今回は電験三種の筆記試験およびCBT試験、どちらがおススメか?

2つの試験方式について、徹底分析していきます!

私は2024/8に筆記試験で「理論」「法規」に合格、2025/3に筆記試験で「機械」に合格

最後に2025/7に「電力」をCBT試験で合格して、晴れて電験三種を取得した次第です。

ということで、筆記とCBTのどちらも利用してきた経験を踏まえて徹底解説をして参ります!

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験方式概要

試験方式概要 筆記

試験方式の概要です。まずは筆記から解説します。

これは昔ながらの紙での試験ですね。特に真新しいことはないので簡潔に触れていきます。

筆記試験は試験日程が8月または3月の月末で、年2回実施されております。

受験日は固定されてまして、決まった日に4科目すべて受験することになります。

主に大学を試験会場として借りて開催されることが多いです。

で、1つだけ注意したいのは時計が会場に存在しない可能性がございますので

この筆記試験に関しては腕時計は忘れずに持って行かないと危ないと思いましたね。

特に、理論や機械といった計算問題が多い試験では時間管理が重要ですからね。

試験方式概要 CBT

続きまして、CBTの試験方式概要です。

いわゆる令和になって導入された新方式のパソコン試験ですね。

こちらも開催回数は年2回となっておりますが、上期試験は7~8月、下期試験は2~3月の受験可能期間のうち都合の良い日付を予約して受験する形式となっております。

また、科目ごとに試験日を選択可能という特徴もあります。

受験会場は最寄りのテストセンターになります。

転職用のSPIや適性検査、ITの試験などで利用したことがある方は利用したことがあるかもですね。

試験の申込の仕方がややこしいんですが、申し込み後に

「CBTに変更できる期間になりましたよ~」って通知が来た時に手続きをするとCBT方式での受験ができます。放置してると筆記試験で受けることになるので要注意です。

画像は受験会場イメージですが、手狭だし計算問題はどうするんじゃい?ってなりますが

計算問題用にメモ用紙とペンを渡されるので、それを利用して解答をしていきます。

メリット

メリット 筆記

筆記とCBT、それぞれのメリットについて語ってまいります。

どちらも特徴に応じたメリットが存在してます。筆記試験の方から触れていきますね。

筆記試験の最大のメリットは問題用紙に直接、書き込みができる点に尽きますね。

例えば、左の画像は機械の論理回路問題から持ってきましたが、コレの出力がどうなっているかとか直接書き込みができないと明らかに解きにくいです。

筆記とCBTどちらも試験時間は同じなので、単純に見たら筆記の方が計算時間の短縮が見込めますのでかなりデカいメリットですね。

また、CBT試験期間が終わり切った後に筆記試験は開催されますので、試験までの勉強時間を多めに取りたい場合は筆記がおススメです。

あとはそうですね。パソコンが不慣れで従来の紙で試験を受けたい場合は筆記が無難ですね。

メリット CBT

続きましてCBT試験のメリットです。

ご覧の通り、指定された期間の中から試験日を選んで受験できるのが特徴となっております。

こちらの例の通り、科目ごとに試験日を分散できるので、7月は「理論」「電力」を受験して、8月は「機械」「法規」を受験するといった戦略を立てることもできます。

また筆記試験よりも若干、早めの受験ができますので、例えば残り1科目だけで合格できるとか、記憶が抜けないうちに短期間でリベンジしたいといった場合にはCBTは便利ですね。

あとは試験終了ボタンを押すと、即座に点数が分かるのがとてつもない中毒性があります。

あのボタンを押す瞬間が、たまらねえええええええ!身体に染みるうううううううううう!ボタンを押すためだったら1000時間勉強だって!

はい。この中毒性があるから私はITの試験をたくさんパソコン方式で受けてます。

話が脱線しましたね^q^

デメリット

デメリット 筆記

筆記とCBTのそれぞれのデメリットについて語っていきます。

どちらも試験方式の特徴に付随したデメリットは存在します。

まずは筆記方式のデメリットから解説していきますね。

まあ何といっても1日で4科目受験になってしまうのは最大のリスクかなと思います。

これは全科目受験なのか、残り1科目だけなのかとか状況によりますけどね。

少なくとも2科目以上を同日に受験する場合は、試験対策の分散ができないため

試験直前の総仕上げがやりにくく、また試験当日も最初に受けた科目の計算問題で集中力を使い果たしてしまって、普段はするわけのない計算ミスを後半の科目でしてしまうリスクがあります。

どうしても人間、長時間の集中をしようとするとミスが誘発されますから仕方ないです。

実際に私も初回の筆記試験では「理論」で集中力を使い過ぎて「法規」で普段は間違えるわけの無い間違え方をして1問落とした苦い思い出があります。

ということで、このデメリットは同時に受験する科目が多ければ多いほどに膨れ上がります。

最初から2科目程度までの受験にとどめるプランで挑む想定なら低リスクかとは思われますね。

デメリット CBT

続きまして、CBT試験のデメリットです。

最大のデメリットはやはり問題文に直接書き込みができないことですね。

理論の応用問題を例に持ってきましたが、こういう問題出てきて直接書き込みができないのは、どう考えても苦しくないですか?

やはりこの点で、計算問題の比率が高い「機械」や「理論」はCBTと相性が悪い気がしますね。

それと、試験会場にもよりますが筆記試験よりも若干、席のスペースが手狭です。

私が受けた会場は雑居ビルにあるテストセンターだったんで、かなり狭かったです笑

計算用のメモ用紙も1枚しか渡されず、どの問題の途中式を書いたか自分で分かるように境界線やマークをつけながら使わないと訳が分からなくなるので不便でした。

メモが足りなくなったら補充をお願いできますけど、元々持ってたメモ用紙は回収されてしまいます。問題ごとに途中式をまとめて整理してたので回収されたのは凄い不便でしたね。。

とまあ、色々と改善の余地があるというか、クセの強さがまだまだあるのがCBT試験ですので、パソコンで試験を受けた経験が少ない方は避けた方が良いかもしれません。

科目ごとのおススメ

今までのお話を踏まえ、科目ごとのおススメについて語っていきます。

結論としては、計算問題の比率が高い「理論」「機械」は筆記試験が有利です。

特に「機械」はダントツで筆記です。今でも私だったら「機械」だけは筆記で受けます。

論理回路やパワエレで複雑な図面が文中に出てくるので、それに書き込みができないのは非常に痛いからですね。

「理論」も計算は多いけども、出題文中の回路図等は「機械」ほど複雑ではなくて、メモ用紙に転記する負担はやや少ない感じです。まあそれでも筆記の方が安全な気がします。

「電力」は暗記分野が多めの為、CBTでも差し支えない気がします。強いて言うなら応用問題の電圧降下を論点とした問題だけ図が複雑なので、それだけCBTだと苦しい気がします。

「法規」は応用問題以外は計算問題は出ないに等しいので、まあCBTでも良い気がしました。

どういった状況で戦略を立てるかで、有利な試験方式は変わります。ケースバイケースです。

少なくとも言えるのは、1-2科目程度の科目受験なら筆記が無難で、4科目全部受けるようならCBTで試験日を分散させて受験するのが合理的であるといったところでしょうか。

まとめ比較

電験三種 筆記試験とCBT試験、どちらが良いか。今回のテーマのまとめです。

どちらの方式もメリット、デメリットは存在します。一長一短ですね。

+の項目がメリット、-の項目がデメリットとして、私がお伝えしたい要点をまとめました。

是非、今回のお話を参考に戦略を立て、電験三種に挑戦してみてください!!

以上、電験三種 試験方式の徹底分析でした!

 

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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