賃貸不動産経営管理士の勉強方法、合格体験記

賃貸不動産経営管理士 不動産系資格

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どうも脱線おじさんです。

賃貸不動産経営管理士の合格体験記を投稿させて頂きます。

私は独学で令和元年度の賃貸不動産経営管理士試験に90%の正答(36/40問)で1発合格しました。

合格までに実際に取り組んだことを記事にすることで、皆様の賃貸不動産経営管理士試験合格へ少しでも貢献できればと考えております。宜しくお願い致します。

私の勉強方法等については、こちらの記事にまとめております。あわせてご覧頂けましたら幸いでございます。

それでは詳細に触れて参りましょう。

要点まとめパワポ&動画

要点をまとめたパワポ&動画も作成してリメイクしました。併せてご覧ください!

勉強をした期間

私は賃貸不動産経営管理士試験の勉強に約1ヶ月かかりました。

というのも宅建は10月に試験があり、その宅建試験終了後に11月の賃貸不動産経営管理士の勉強を開始したからです。

学習ペースでいうと毎週最低40時間以上は勉強していました。

1ヶ月を約4週間とすると、4週間×40時間で最低でも160時間は勉強したと思います。

しかし私は宅建試験直後の状態で勉強を開始したので、宅建試験と共通する試験科目(民法や借地借家法)の勉強は省略できたのがデカいと思います。

前提知識や予備知識がないゼロからの勉強だと2~3ヶ月は勉強期間を設けないと難しいと思います。

1日の勉強時間

平日と休日で賃貸不動産経営管理士試験にあてた勉強時間は異なりますので、それぞれ以下に示します。

平日

宅地建物取引士の勉強
・通勤前に2時間
・会社の昼休みに1時間
・就寝前に2時間

上記のような内訳で最低でも5時間は賃貸不動産経営管理士試験の勉強をしました。

これは私の持論ですが、勉強時間は「朝・昼・夜」に分散させると効率が良いです。

宅地建物取引士の勉強

また上記グラフ内のような「通勤電車等のスキマ時間」も徹底的に利用しました。

具体的に申し上げますと、この時間に私は「参考書でインプット」「問題集でアウトプット」といった勉強をしておりました。

休日

賃貸不動産経営管理士

約10時間を賃貸不動産経営管理士試験の勉強にあてました。

その他の時間は友人と遊んだり、別の資格の勉強をしたりと趣味を楽しむ時間も設けました。毎週ガチガチにやっても挫折しますからね。気分転換は大事です。

使用した書籍

賃貸不動産経営管理士試験の勉強で使用した書籍について、「参考書」「問題集」「予想問題集」をそれぞれ以下に示します。

おススメ通信講座①

GYUTTO-LEARNING | 月額980円で聴き放題

「GYUTTO-LEARNING」は通勤や移動時間といったスキマ時間におススメの通信講座です。

人間の記憶というのは1度の学習ではスグに忘れてしまうものです。

こちらのスマホ講座は反復学習に着目して、重要事項を1行にまとめて繰り返し音声学習ができる教材となっております。

お堅い講義形式ではないので、ハードルも低いので毎日の学習継続のしやすさも最適ですね。

月額料金も980円で複数の資格講座サービスを受け放題!コスパが良いのでおススメ!

おススメの通信講座②



「STUDYing」は独りで勉強するのはハードルが高い、誰かに教えて貰いながら学びたいという方におススメです。

スマホでいつでもどこでも講義を受けられる手軽さ、模擬試験や問題集なども濃縮されたサービス。

机に向かわなくても勉強ができるのでハードルが低く、挫折しないで学習できます!

参考書

「ユーキャンの賃貸不動産経営管理士速習テキスト」で初期の学習をしました。学習分野が小分けされており、各分野ごとにインプット後の確認問題を利用してアウトプットもできます!

実際に書店で中身を見比べて、参考書はこれが一番だ!と確信したおススメの良書です。

危険物取扱者やボイラー技士、FP等も私はユーキャン本で合格してるので、ユーキャン本は贔屓目にしてるところはありますけどね(笑)

こちらの試験団体である「賃貸不動産経営管理士協議会」の公式テキストも購入しました。しかしこれは科目免除の講習を受ける為に購入しただけです。

科目免除の講習については別記事にて触れようと思いますが、講習を受ける人は嫌でも買ってお布施してあげてくださいね~

この公式テキストは1000ページ近くあり、市販の参考書と比べて非常に分かり難いので試験対策として使うのは得策とは思いません。私は科目免除の講習以外では使用してません(笑)

問題集

「みんなが欲しかった!賃貸不動産経営管理士の過去問題集」を使用しました。

5年分の過去問が分野ごとに分かれていて勉強がしやすいです。

「左ページに問題」「右ページに解答解説」という見開き構成で、勉強が一通りできるので通勤電車での勉強にも使えました!

予想問題集

「賃貸不動産経営管理士直前予想問題集」を試験1週間前くらいから試験慣れ用に使いました。

賃貸不動産経営管理士試験はたまに難問奇問が出題されます。その時の対処法を身に付けるという意味で使用すると良い感じです。

合格までに取り組んだこと

賃貸不動産経営管理士

取り組んだことはだいたいこんな感じですね。

「インプット」が面倒で、「アウトプット」以降の勉強は楽でした。宅建試験に比べたら優しいという感覚マヒによるものかもしれませんけど。

簡潔に各段階の内容について補足して参ります。

インプット

賃貸不動産経営管理士

「ユーキャンの賃貸不動産経営管理士速習テキスト」を使って、全体像を掴むことに努めました。

試験範囲が思ったより膨大なので全体像を掴まないとどうしようもない感じがしましたね。宅建試験より簡単だから楽勝と勘違いしてましたが大きな間違いです。。

具体的には民法、借地借家法、賃貸不動産経営管理士の業務、建築・設備、税金、マネジメントの知識などなど。単に法律・不動産を勉強するだけでは合格できないので試験範囲が広いと言えます。

例題や確認問題で簡単なアウトプットをすることで「暗記した知識の使い方」を確認するのが有効でした。ずっとインプットだけの作業をしてるとかなり苦痛ですし。

参考書にある図やイラストをスマホで撮影して通勤電車で凝視して暗記したりといった工夫もしました。はたから見たら危ない人間に見えますねー。

参考書を読んで「努力義務」or「義務」、「以下」or「未満」等は注視して覚えるようにしました。過去問に出題されてなくてもそういった違いはしっかり勉強しましょう。

何故かというと、新論点として出題される可能性があるからです。賃貸不動産経営管理士はまだまだ新しい資格です。それゆえに過去問からの傾向が予測しにくく、参考書で太字や赤字になっていないところからも出題される可能性を疑った方が良いです。

アウトプット

賃貸不動産経営管理士

「みんなが欲しかった!賃貸不動産経営管理士の過去問題集」を問題集として2周しました。

平成までの過去問は優しいです。毎年度出題のクセが似ていて問題を覚えたら他の年度の問題も解けてしまう感覚がありました。

インプットがしっかりできていたらスラスラと正答できてしまいます。宅建試験で飼いならされて勉強中毒になってただけの可能性あり。

特に問題演習をしていて詰まるようなところはありませんでしたね。

しかし令和元年度からはいきなり難化してるので、そこは最初から正答できなくても大丈夫です。まさに令和元年度の試験で難化直撃を受けた私が言うのですから信じて下さい(笑)

インプット&アウトプット

賃貸不動産経営管理士

インプットとアウトプットでやり込んだ書籍をひたすら復習しました。

「参考書の表現を見方を変えて考える」「言い換えて考えてみる」といったように、参考書の文面をそのまま受け取らずに自分で考えて暗記&理解を何回もやりました。

よく間違える問題はマークをして何回も解きました。数字や登録業者の管轄の分野がややこしくて頭に入りにくかったので重点的に勉強しました。

この段階では、参考書と問題集を各2周こなしました。

最後の仕上げ

賃貸不動産経営管理士

これは試験の1~2週間前から試験直前までの間に取り組みましたね。

まず「賃貸不動産経営管理士直前予想問題集」を3周しました。

予想問題集をやることで、難問奇問がきたときの対応力が身に付きます。それと過去問に無い論点の補強、守備範囲の拡大という意味で予想問題集の勉強もしました。

上記の予想問題集を3周したら、残りの勉強時間はひたすら参考書と問題集を周回することにしました。

難化した試験の結果を見ても、この「最後の仕上げ」をしなければ合格できなかったかもと思います。過去問丸暗記ではなく、考えて解かないと正答できない出題が増えてる気がします。

平成までの問題は「過去問の焼き回しだらけ」だったのですが、令和元年度以降の問題は「宅建よりは優しいが変化球が多い」印象があるんですよね。

試験結果

最初に試験問題を見て「え?」となりました。

他の受験者も同じ反応をしたのではないかと思うくらいです。改めて見ても令和元年度から出題の傾向やひねくれ問題が一気に増えた感じがします。

どうにか最初の5問目くらいで平常心を取り戻し、「来年から出題50問にするから難化させてきたんだな」という認識を改めました。そこからは冷静に宅建のノリで変化球を常に疑いながら注意深く問題を解いていきました。

無事に賃貸不動産経営管理士の本試験は50分で解き終わりましたが、最後まで油断せずに見直しをじっくり40分かけました。何回も参考書と問題集をやり込んだから50分で解き終わる事ができたのだと思いました。

私は令和元年度の宅建試験は96%(48/50問)で合格してるのに、賃貸不動産経営管理士は90%(36/40問)で合格になりました。

私にとっては賃貸不動産経営管理士の方が難しかったようです。いまだに謎です。何度も申し上げますが令和元年度の賃貸不動産経営管理士試験は急変化し過ぎ(言い訳)

賃貸不動産経営管理士

合格通知はショボいです。受験料高いんだからカッコイイ合格証書くれって感じですが。

賃貸不動産経営管理士

合格した後に登録したら上記のような賃貸不動産経営管理士証が交付されます。これはデザイン良くて気に入ってます。宅地建物取引士証や管理業務主任者証はダサいのに。

終わりに

少しでも私の勉強量や勉強方法が皆様の参考になればと思います。

令和元年度から試験が難化してますので、簡単だと思わない方が良いと思います。

簡単だったのは平成までの試験です

by 令和元年度の難化試験被害者の脱線おじさん

少しでも当記事が参考になるようでしたら幸いでございます。

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!

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