【合格体験記】下水道技術検定 管路施設の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
下水道技術検定 管理施設の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

下水道技術検定は下水道の設計・維持等に携わる際の要件資格となっております。

これを持っている事で、下水道管理者として要求される実務経験等が緩和される等の制度があります。

第1種から3種まであって、計画設計・実施設計・維持管理といった役割ごとに必要とされる種類が異なります。

で、その他にも今回紹介する管路施設の試験が認定試験として存在している形です。

厳密に言うと技術検定と認定試験で定義の違いはあるんですけど、まあ大した違いはないので説明は割愛します。

下水道の試験ではありますが、土木よりの知識というか雰囲気のある出題が多い印象です。

よって、下水道・土木・道路工事などでのニーズが高い資格ですね。

機械や化学よりの知識を問われるのと、あとは水理的な問題が出てくることから、関連資格でいうと消防設備士の1類や危険物乙4、管工事施工管理技士などがありますね。

試験概要 2/3

受験資格は特になくて誰でも受験できます。

試験は年に1回で、例年11月中旬に行われます。

試験時間は150分で、時間はめちゃくちゃあまります。

途中退出すると問題用紙を持ち帰れないので、すぐに自己採点したい人は最後まで残らないといけないのがつらいですね。。

出題形式はマークシート方式で50問となっております。

試験概要 3/3

合格基準は70%程度の正解となっております。毎年、調整が入るので上下します。

合格率は例年40%前後となるように調整されております。

私の体感で難易度を測ると、易しい試験です。

関連資格で比較するなら、危険物乙4や下水道技術検定3種よりも易しいと思います。

こうやって聞くと「なんだ、簡単じゃーんww」って思われるでしょうが、独特のクセがありますので油断していると普通に落ちます。

この資格は教材が乏しくて、業界人でないと分からないようなニッチな専門知識が多くて非常に学習がしにくいというトラップがあります。

これに対して、危険物乙4などは教材が恵まれていて対策がしやすいです。

よって、難しさは危険物乙4の方が上だけど、クセの強さと対策のしにくさ、あとはまあ私の主観ですけど勉強の苦痛度は高めの試験であると言えます。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに10時間
・アウトプットに30時間
・本試験前の総仕上げに10時間

この流れで、だいたい50時間は勉強が必要です。

1ヵ月程度は学習期間が必要だと想定しておくのが無難ですね。

ポイントとしては過去問ぶん回しが合格への近道ってことですかね。

インプット

初めに試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

オススメしたいのは関根本の合格テキストです!

こちらは下水道技術検定で長く指導実績のある関根さんの本ですので間違いないです。

後述する問題集も同じ関根さんの本があるのでセットで利用していくと効率的です。

試験の傾向分析が細かくて、直近でどのような出題があったか分析した表があるので、卑怯な話ですがそれを利用してヤマをはることもできます笑

章の終わりに頻出事項をまとめたチェックリストもあって見直しのしやすさも有難いです。

こちらを2周ほどザっと読んでいき、練習問題を通して試験の雰囲気を掴む導入として利用します。

強いていうなら章の終わりのチェックリストは暗記必須なので、注意深く読み進めるくらいで大丈夫です。

アウトプット

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

オススメはテキストと同じシリーズである関根本の攻略問題集です。

テキストとセットで利用することで、同じ解説口調となっていることから効率的に学習できます。

特徴としては、分野ごとに問題を収録してるので、自然と反復学習ができる点ですね。

この試験は例年、計算問題は1問だけ出題されるのですが、パターンが指で数えるくらいしかないので、この問題集でマスターして確実に得点できるようにしておきましょう。

この資格は基本的に、過去問ゲーなんで、この過去問題集をいかにやり込むかにかかってます。

この段階で最低でも2周以上は問題を解いていった方が良いです。

また、計算問題に限らず、解説だけで理解できないと感じたところは該当箇所をテキストに戻って照合していくという作業も大事です。

解説が丁寧なので、学習期間の後半では解説部分をテキスト代わりに読み直しするのも有効です。

以上を踏まえて、問題集を2周以上解いていきます。

総仕上げ

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

テキスト・問題集の2冊を駆使して、苦手箇所を徹底的に洗い出ししていきます。

繰り返しになりますが、計算問題は必ず得点できるように全部マスターしていきます。

その後に余裕があれば、標準テキストの章末のチェックリストの読み直しを繰り返します。

私は実際に試験1週間前は各章の章末チェックリストを毎日流し見して目で覚えてました。

ここまでやっていくと、変化球や応用問題への対応力が上がるので合格間違いなしです!

まとめ

下水道技術検定 管路施設のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

試験の感想です。

私は管路施設の試験に2週間、50時間の勉強で合格できました。

同時期に公害防止管理者の水質1種も合格してたのでシナジー効果が高かったのもありますね。

この試験は計算問題が例年、1問だけなので下水道3種よりもだいぶ簡単でした。

ただし、相対評価の試験であるため、合格点も高くなりやすいので油断禁物です。

この試験は巷では簡単と言われてはいますが、専門的かつニッチな学習分野で、そもそも受験者が業界人である比率も高いと思われるので、見た目の合格率に騙されると落ちる印象です。

教材も乏しいので学習しにくく、学習の苦痛度は高めでした。

公害防止管理者や危険物乙4などを取得して、自信を付けてから受験するのがオススメですかね。

以上、下水道技術検定 管路施設の勉強法でした!

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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