漢字検定3級の勉強方法

漢字検定3級 教養系資格

スポンサーリンク




どうも脱線おじさんです。
漢字検定3級の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。

①漢字の誤変換、誤字脱字を改善できる
②SPI試験で有利、転職活動で有用

漢字検定を勉強すると、漢字の読み書きが正確になり、誤変換・誤字脱字が本当に減ります。

私は中学生の頃に漢字検定準1級に合格以降、社会人である現在においても本当に漢字のミスが減りました。漢字検定準1級・2級・準2級についても当サイトでご案内しておりますのでご覧ください。

学生時代に感じた恩恵は具体的には以下の3点になります。
1.学校の漢字の問題が得点源になった
2.読解力が向上し、現代文の解答速度上昇
3.四字熟語、故事成語、諺の成り立ちを学んだことで古文と漢文に強くなる

社会人になってから感じた恩恵は具体的には以下の3点になります。
1.対義語類義語に強くなり、SPI試験に有利になる
2.書類作成作業において、漢字の誤変換を防止できる
3.言語能力、教養の高さで一目置かれる(よく難しい日本語を知ってるねと言われる笑)

このようにどの年代・業界においても、実用性と評価の高さを発揮します!

また、漢字検定で言葉を何種類も覚えることで他の資格試験等の勉強をする時も、語源をたどって暗記するという手法を身につけられたので高速記憶をできる力が身に付いたと私は感じています。

それでは詳細に触れて参ります。

 試験概要

 受験資格

どなたでも受験できます。学生から社会人まで受験者層は幅広いと思います。

試験日程

・6月
・10月
・2月

公開試験による一般受験は年に3回、上記の日程で実施されております。

また漢字検定1級・準1級以外の級であればCBT(パソコンで受験する)方式で受験可能なため、パソコンスクール等で受験予約をすればいつでも受験できます!

試験科目

科目 合格ライン
漢字の読み 70%以上の正答
 
 
漢字の書き取り
部首・部首名
送り仮名
対義語・類義語
同音・同訓異字
誤字訂正
四字熟語
熟語の構成

試験では常用漢字のうち約1600字を理解し、文章の中で適切に使えることを要求されます。

「常用漢字ってなに?」というと、簡単にいうと義務教育で習う範囲の漢字のことです。中学高校で習う漢字の全てを指していると思っておけばOK!

合格ラインが「70%以上の正答」であるため、捨て問や捨て科目を作っても良いですがギリギリの合格ラインになるので推奨はあまりできないです。

以下、科目についての補足です。

「漢字の読み」は得点しやすいです。そりゃそうですね漢字で解答しなくていいですから笑

「漢字の書き取り」最も配点の割合が大きく、合否の分かれ目となりやすいです。主に二字熟語を細かく学習して対策していけば9割は得点できるので稼ぎどころ!

「部首・部首名」は対象の漢字の範囲がかなり広いのが困ったところ。しかし部首の種類は限定されているので、パターンを覚えれば対処は簡単です!

「送り仮名」は範囲は広いですが、特徴的な訓読みのある漢字の対処をすれば良いだけなのでパターンを覚えれば大丈夫!

「対義語・類義語」は得点しやすいです。なぜなら「対義語」は対となる熟語、「類義語」は類似した熟語が前提で存在しないと出題しようがないからパターンが決まってます!

「同音・同訓異字」は得点しやすいです。なぜなら「同じ読み」となる熟語等が前提で存在しないと出題しようがないからパターンが決まってます!

「誤字訂正」は難しいです。文中の中から誤字を探すという点で、応用力・実践力を要求されるので他の科目よりも厄介かも。他の科目もしっかり勉強していれば自然と得点できます。

「四字熟語」範囲がかなり広く、対処が困難。その割に配点割合が小さいのが困ったところですが、捨て分野を作れない性質上、できるかぎり学習するしかないですね。

「熟語の構成」は得点しやすいです。漢字が書けなくても、思考力でカバーできてしまうのでケアレスミスの発生も少なく安全な科目ですね。

出題形式

記述式。そりゃそうですね漢字の書き方を学ぶんですから。。

試験時間

60分になります。ちょっと時間が足りなくなりがち。。

合格率

漢字検定3級

合格率は約50%前後となっておりますね。

漢字検定3級の難易度は易しいと言えます。

合格率は高く、試験としては易しいです。出題形式が記述式でごまかしが効かない点を考慮すると、ある程度勉強をしないと合格できないことに変わりはありませんが。

受験申請のやり方

電子申請のみ。
※漢字検定1級、準1級は年3回の公開試験のみですのでご注意ください。

公開試験は試験日の2ヶ月くらい前から受付が始まります。CBT試験はいつでも。

申し込みはインターネット or コンビニ決済です。クレジットカードが使えるならインターネット経由の申し込みの方が楽です。

詳細は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の公式HPよりご確認下さい。

漢字検定

試験手数料

3500円です。資格試験の受験料としては安くて良心的。

勉強時間

漢字検定4級所持者、読書家=約30時間
初学者=約50時間

上記のように人によって勉強時間は異なると思います。

「活字に強いかどうか」が漢字検定の適性の指標です。一概には言えませんが目安として上記の勉強時間を提示させて頂きました。

漢字検定5級所持者だった当時の私は「1日平均5時間勉強 × 100日以上」で漢字検定2級に合格できました。漢字検定準2級~4級は飛び級しております。
※漢字検定5級から2級までまとめて勉強したので勉強時間がアレなことになってます。

当時は13歳でしたので、勉強方法が洗練されてなかったので時間がかかりました。なのでめちゃくちゃ勉強時間が多いのはご愛敬ということで笑

人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…

学習期間は「漢字検定4級所持者、読書家=1ヶ月」「初学者=2~3ヶ月」をおススメします。

参考:漢字書きなぐりノート抜粋

とりあえず、漢字は書きなぐって身体に叩きつけたら間違えません!

「あれ、ここは止めるorはねる、どっちだった?」とか悩んだ時点で勉強不足です。何一つ迷うことなく、即座に漢字を書けてこそ真の実力です!!

以下はオマケです。私は嘘はついてません。言った本人の書きなぐり証拠を提示しますとも!!

漢字検定 漢字検定 漢字検定

当時、国語の先生に「私にはできません。」と言わしめた地獄の漢字書き取りノートでした。

勉強方法

①漢検の公式辞典を購入しておく。
②問題集を元に、漢字を書き取りして学ぶ。
③意味が分からないものはスグに漢検の公式辞典で調べる。
④苦手な問題を入念に復習する。書き取りを繰り返す。

①で公式辞典を用意するのが大事。漢検の公式辞典は便利です。どの級で何が出るかを全てまとめてくれてるので、徹底対策をするなら必須の一品と言えます。

②~④を自分が納得いくまで繰り返していけば合格圏内に入ります。それが何周になるかは人によって違うので、ここでは明確に定義をしません。

④まで努力できたら80~90%以上、本試験で得点も間違いないでしょう!

学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。

私は上記の方法により以下の成績で漢字検定2級に合格しました。
※漢字検定3級は学習しましたが、飛び級しました。

漢字検定2級

 

資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。

おススメの書籍

まず、漢検公式の辞典は必須です。それと問題集を複数用意して対策しましょう。

漢検公式の辞典

 

私はこれらの漢検公式辞典を使用しました。

中学生の頃に漢字検定5級から準1級を取得するまでお世話になりました。

出題される範囲を全て網羅しており、「どの級で出題される漢字か」が明記されているため受験したい級に応じて勉強ができるという効率性の高さが辞典でありながら存在する高い利点です!

これを購入しない理由は存在しませんね。

おススメの問題集

問題集は公式の「過去問題集」は必須ですね。

更に市販の頻出度順の問題集をやり込みましょう。こちらも2冊以上は用意して対策しておきたい。

試験当日の心構え

・試験会場までの移動時間に、苦手・不安な分野の最終チェック。
・どうしても暗記し難い箇所は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。

試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。

合格発表

公益財団法人 日本漢字能力検定協会の公式HPで確認できます。

漢字検定

公開試験の場合は試験日からだいたい1カ月程度で合否の確認ができるようになります。

またCBT方式試験の場合は試験日から10日程度で合否の確認ができるようになります。

合格後は…

合格していた場合は合格証書原本が送付されます。
※下記は漢字検定2級の合格証書

漢字検定2級

 

また、漢字検定準1級以上の合格者は漢検生涯学習ネットワークの会員になると下記の会員証が交付されます。会費とかは無いので、記念に私は申請しました!

漢字検定準1級は難しいですが、漢字に興味を持たれましたら準1級まで挑戦してみてはいかがでしょうか。

漢字検定準1級漢字検定準1級
・せっかく身に付いた勉強習慣を失いたくない
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい

上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には下図を目安に、当サイトでご案内しております他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

脱線おじさん

 

資格試験カテゴリ一覧へ移動

以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

スポンサーリンク