どうも脱線おじさんです。
数学検定3級の合格法について取り挙げたいと思います。
この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。
②SPI試験で有利、転職活動で有用
数学検定は体系的に数学を学べます。文系の方は学校の試験や資格試験で計算問題にいつも悩まされてるのではないでしょうか。
数学検定をきっかけに、その悩みを克服するのも良いと思います。
こちらと合わせて漢字検定も教養を得る点ではおススメです。当サイトでも解説しておりますので、あわせてご覧ください。
SPI試験で計算能力を指標としている企業は少なくありません。
SPI試験では計算問題と漢字や英語の言語問題は必ずといっていいほど出題されますからね。。
よく私はプログラムを開発して業務を自動化・効率化するのですが、数学で培った計算能力で条件式やエラー処理をコーディングしてます。思考力や柔軟性を鍛える上で有用なのが数学。
それでは詳細に触れて参ります。
試験概要
受験資格
どなたでも受験できます。学生から社会人まで受験者層は幅広いと思います。
試験日程
・7月
・10月
個人受験は年に3回、上記の日程で実施されております。
試験科目
区分 | 科目 | 出題数 | 合格ライン |
一次試験 | 計算技能検定 | 30問 | 70%程度の正答 |
二次試験 | 数理技能検定 | 20問 | 60%程度の正答 |
試験科目は上記の通りです。要求レベルは中学校卒業程度。
一次試験と二次試験どちらも同じ日に実施されます。
試験範囲は中学1年~3年の範囲まで幅広く出題されます。意地悪な出題は無いので広く浅く学習しておけば問題ないです。
二次試験の方が難しそうに見えますが、そんなに一次試験と難易度は変わらないと感じました。これに関しては個人の得意不得意で左右されると思います。
出題形式
記述式。当然、計算問題だらけ。
試験時間
区分 | 科目 | 出題数 | 試験時間 |
一次試験 | 計算技能検定 | 30問 | 50分 |
二次試験 | 数理技能検定 | 20問 | 60分 |
上の表の通りです。
1問あたりの平均解答時間が短い一次試験の方が事故率は高いので注意したいところですね。
合格率
直近の合格率は60%前後ですね。
難易度としては易しいです。ただし99%が記述式の形式である以上、ある程度の試験対策はしないといけないことに変わりはないです。
受験申請のやり方
電子申請のみ。
公開試験は試験日の2ヶ月くらい前から受付が始まります。
詳細は公益財団法人 日本数学検定協会の公式HPよりご確認下さい。
試験手数料
4900円です。資格試験の受験料としては安くて良心的。
団体受験だと割引があるみたいですね。
勉強時間
初学者=約50時間
上記のように人によって勉強時間は異なると思います。
問題を解けるだけでなく、計算速度も高くないといけないです。計算能力が高いかどうかで勉強時間は変わると思います。
一概には言えないので、目安として上記の勉強時間を提示させて頂きました。
中学生の当時の私は「1日平均1時間勉強 × 10日」で数学検定3級に合格できました。
当時は偏差値60以上の進学校で数学は成績上位10%以内だったので、直接的に試験対策はあまりしてませんでした。
人によって勉強の進捗は異なると思うので参考程度に…
学習期間は「数学検定4級所持者=1ヶ月」「初学者=2ヶ月」をおススメします。
勉強方法
②問題集で計算の訓練を繰り返す。
③苦手な分野の対策をする
とりあえず公式・解法を知ってないと何もできないので①をやります。
次に②で問題集を使用して計算速度を上げていきます。
①~②までの対策を繰り返したら合格圏内には入ると思います。それが何周になるかは人によって違うので、ここでは明確に定義をしません。
③まで努力できたら80~90%以上、本試験で得点も間違いないでしょう!
学習期間によってインプット&アウトプットの加減は異なると思うので、自分が学習しやすいスタイルを模索してみて下さい。あくまで上記の方法は参考程度に。
私は上記の方法により以下の成績で数学検定3級に合格しました。
資格試験の勉強方法については以下の記事にまとめております。あわせてご覧になって頂けると幸いでございます。
おススメの書籍
問題集と過去問をそれぞれ1冊用意すれば良いと思います。
おススメの問題集
出版されてる中で、こちらのユーキャンの問題集がベストだと思います。
解説が丁寧で独学でも安心して取り組めると思います。
過去問題集
公式の過去問題集も用意しておきましょう。
事前に最新の出題パターンとクセを把握して、少しでも計算速度を上げていくのが合格の近道です。
試験当日の心構え
・どうしても暗記し難い公式は、試験直前に瞬間記憶で誤魔化す。
試験開始までの間にできる事はこれくらいですね。それ以上の無駄な抵抗はやめましょう。
合格発表
公益財団法人 日本数学検定協会の公式HPで確認できます。
試験日からだいたい1カ月以内で合否の確認ができるようになります。
合格後は…
合格していた場合は合格証書原本が送付されます。
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には下図を目安に、当サイトでご案内しております他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!