【合格体験記】LPIC Lv1の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

IT系資格

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どうも脱線おじさんです。
LPIC Lv1の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

LPICは、UNIX系のOSであるLinuxの知識を証明できるベンダ資格となっていて

レベル1~3までの認定が存在します。

今回、取り上げるレベル1は初心者向けなので、業界未経験でもしっかりと対策をすれば合格は問題なくできる試験となっております。

インフラエンジニア、特にサーバエンジニアには必須の知識が体系的にまとまった資格試験です。

CCNAやAWSと並び、有名なベンダ資格となっております。

実際にIT企業ではLPIC Lv1を研修期間中に取得目標として取り上げてることもあります。

Lv1の認定を受けるには、101試験と102試験という2つの試験に合格する必要があります。

私は順番に101試験を合格後に、102試験を勉強して合格して認定を受けました。

101試験と102試験の対策を同時にやる必要は無いので、半々に分けて順番に学習していけば問題ないと思います。

何より受験料が高いので、2つの試験を同時に挑戦するのはリスキーな気がしますので

確実に101試験を合格後に102試験に挑戦するという手順で問題ないと思います。

試験概要 2/3

受験資格は特に無くて、誰でも受験できます。

試験はCBT方式ですので、いつでも受験可能です。

試験時間は90分で、長文も少ないので時間は余ります。

出題形式は選択式および穴埋め記述式で合計60問前後となっております。

特に注意したいのは穴埋め式の問題で、コマンドやファイルのパス名を聞いてくるパターンが大半なのでスペルミスに注意をしたいところです。

試験概要 3/3

合格基準は500/800点 以上の正解です。

合格率は非公開のため不明です。

私の体感で難易度を測ると、易しいです。

関連資格で比較するなら、CCNAよりも易しいです。

AWS CLFとはいい勝負で、暗記量はLPIC Lv1の方が多いですが、AWSは思考力が問われるので難易度としては若干AWSの方が高い気がします。

あとはITパスポートよりは確実に難しいです。

LPICはベンダ資格の中でも暗記力を要求される度合いが強いのが特徴的です。

特にコマンド関係のオプションの丸暗記の量は膨大なので油断できません。

ぶっちゃけ本職のサーバエンジニアでも、こんなにオプションの暗記はしてないです笑

穴埋め式問題の対策でコマンドやパスの暗記が必要なことから、

試験勉強が退屈すぎて、現役の有能なエンジニアでも敬遠して受験しない人は結構いますね。。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに20時間
・アウトプットに60時間
・本試験前の総仕上げに20時間

上記の流れで、だいたい100時間は勉強が必要です。

2ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。

なお、101試験と102試験のどちらも含めた上での想定ですので

片方ずつ受験するならば、それぞれ半分程度の時間がかかると考えてください。

勉強法 Step1

初めに試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

まずオススメしたいのはサーバ入門書である「1週間でLPICの基礎が学べる本」です!

私も駆け出しエンジニア時代に最初に手に取り、大変お世話になった書籍です。

やはりサーバ初心者は「シェル・ファイルシステムとはなんぞや?」という状態になると思います。

そこで本書でサーバで頻出の概念や用語を学ぶことで、後続する参考書や問題集でつまづくことなく円滑に学習を進めることができます。

「1週間で」というフレーズにあるように、とても読みやすく取っ付きやすいのもポイント。

また実機で勉強するためのCentOSの仮想環境の準備の仕方等もまとめてあるのは素晴らしいです!

こちらを使用するかどうかは任意ですが、あずき本を見てアレルギー反応が出るようでしたら最初に使用することを推奨します。

続いて、あずき本と言われる昔ながらのLPIC試験対策本を使用しましょう。

こちらはテキストとして必須でしょう。私は同シリーズのLPIC Lv2、LPIC Lv3でもお世話になりました。本書以上に品質の高い書籍はないですね。

実務でも困ったときに辞書のような要領で使うこともあって便利です。

巻末の予想問題は、ちょっと難しいので最後の仕上げに使いました。

表現が固いのが難点ですが、後述するPing-tなどで知識が身に付くと書いてある意味が分かってくるので最初はピンとこなくてもOKです。

以上のことを踏まえ、ザっと2周読んでいけば大丈夫です。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

オススメはPing-tというWeb問題集をやり込むことです。

Ping-tはLPIC以外にもAWSやCCNA等のベンダ資格対策サイトとしても定番ですね。これを機会に是非、利用してみてください。

Ping-tの特徴として、解説がとにかく丁寧で分かりやすいです。

解説をテキスト代わりに利用していくというのも有効な手なので、前述したあずき本でピンとこなかった箇所はPing-tの解説で理解していけばOKです。

表やコマンド出力画面など、見直しをしておきたい箇所はスクリーンショット等で自分で内容をまとめてしまって、スキマ時間等で読み直しをすると効率的なのでお勧めです。

Ping-tでは「最強web問題集」という選択肢式の問題集と「コマ問」というコマンド等を記述解答する問題集の2種類が収録されています。

当然、記述式の「コマ問」の方が難しいので、「最強web問題集」を1周以上やり込んで慣れてきたら「コマ問」にも着手するという流れでOKです。

なお、サブで白本という問題集を利用するのも有効ですが、Level 1試験についてはそこまでしなくても合格はできますので、心配な場合だけ使用で良いと思います。

私も実際に白本を使用しましたが、Ping-tだけで合格圏内には余裕で入れる難易度だったと感じたので、不要と判断しております。

以上を踏まえて、問題集を2周ほど解いていきます。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

Ping-tでやること

理解しきれてない苦手箇所の見直しはもちろんのことですが

コマ問を極めて、コマンドやパス名等の記述を隙間なく対策するのが最優先です。

記述問題は厄介な形式ですが、引っ掛けが少ないので、徹底対策して得点源にした方が楽です。

あずき本でやること

巻末の予想模試を受験直前に解いていきます。

間違えたところだけ見直しをしておけばOKです。

あとはコマンドやオプションなどの暗記が大量に必要な箇所の見直しをしておけばバッチリですね。

まとめ

LPIC Level 1のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

素直な出題が多いです。Level1に関しては暗記ができてるかどうかの問題が多くて、思考力はあまり問われないことから、試験時間も余ります。

とはいえ、受験料が数万円するので焦らず対策してから受験日を決めましょう。

この試験の一番困るところは、記述式問題の対策が面倒な点でしたね。

具体的にはコマンドやパス名を暗記するのが大変でして、この暗記作業が退屈で挫折するエンジニアの方は結構見てきましたね。。笑

そこは割り切って試験対策に必要なので退屈な作業ですが取り組みましょう。

またスキマを空けずにLevel 2に挑戦できるならしておいた方がいいです。

Level 1でせっかく暗記した記憶がある内に、挑んだ方が退屈な暗記作業を省いて取得が見込めるので効率的だからですね。

私はLevel 1取得から1年半後くらいにLevel 2を取得しましたが、暗記作業のやり直しが苦痛だったんで、最終目標がLevel 2以上ならサッサと挑むべきだったと後悔しましたね。。

以上、LPIC Level1の勉強法でした!

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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