情報処理安全確保支援士 午前対策をQ&A方式でまとめてみた

IT系資格

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どうも脱線おじさんです。

情報処理安全確保支援士を1発合格した経験を元に午前対策についてまとめてみました!

合格体験記もございますので、あわせてご覧ください。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

①午前試験の特徴

はじめに、今回のテーマである、情報処理安全確保支援士の午前試験の特徴に触れます。

午前1の特徴

午前1の特徴としては、応用情報技術者と同様の難易度も問題が30問出題されることで

これは情報処理安全確保支援士に限らず、プロジェクトマネージャやネットワークスペシャリストなど、その他の高度情報技術者試験と共通した試験となっております。

セキュリティ以外のデータベースやマネジメント分野の出題など、とにかく範囲が広いです。

しかも応用情報レベルの難問が出てくるので、油断ならないです。

ある意味、セキュリティエンジニアの実務経験が豊富な方など、実務経験勝負で受験される方にとっては最大の難所かもしれませんね。

範囲の広さが原因で、とにかく対策に時間を取られるのが非常に厄介な点です。

午前1試験の方が難易度的には午前2よりも下ですが、対策時間は明らかに午前2よりかかります。

午前2の特徴

午前2の特徴としては、この情報処理安全確保支援士の専門分野であるセキュリティは勿論のこと

それに付随するネットワーク寄りの問題がメインです。

難問が非常に多いのですが、過去問の焼き回し度が高いので、意外と易しいです。

だいたい半分くらいは過去問が出題されるので、合格ラインの6割はしっかりと勉強してれば取れます。

とはいえ出題が25問であり、試験時間も40分しかないので、計算問題等は即座に解法が分かってないと時間に余裕がないので油断大敵ですね。

1問4点になるので、ケアレスミスで数問落とすのも致命傷なので注意したいところです。

②対策スケジュール

情報処理安全確保支援士の試験対策の全体スケジュールについて触れていきます。

こちらのタイムテーブルのように、はじめに午前1対策をして広く浅く知識を蓄えて地盤を作り

次に午前2対策をしてセキュリティとネットワークを極めていく流れがオススメです。

慣れてきたら午前問題は毎日40-80問解きながら、余った時間は全部午後試験対策にあてるという方法がおすすめです。

やはり一番の関門は午後対策ですので、午前対策は早めに仕上げるのが大前提です。

この記事では以降、こちらのスケジュールで取り組むことを前提に解説していきます。

③インプット法は?

初めに着手するインプット法、テキストの読み込み作業について。

午前1

午前1対策のオススメはキタミ式ですね。

極力イラストで解説されていて、取っつきやすいので1番最初に読むならキタミ式で間違いないです。

易しめの表現で解説してるので、午後試験レベルの細かな内容を突き詰めるには物足りないですが、最初は午前対策から着手するので気にする必要はないです。

午前2

午前2対策では上原本がオススメです。

選んだ理由はレビューが高かったのもありますが、書店でテキストを厳選して実際に自分の目で読んでみた結果、最も試験範囲を網羅して、なおかつ噛み砕いて解説してると感じたので使用しました。

また、章ごとに確認問題があるのが利点であり、本格的な問題演習は上原本ではしないのですが

確認問題を解くことで、章ごとのポイントやズバリどういった出題でつつかれるかがイメージをしやすいので、最初のインプット作業に持ってこいです。

キタミ式と上原本の使い方

どちらも読み進めていく途中で理解できなくて心が折れそうになる内容もありますけど、

最初から全部理解しようとすると挫折の元なので気にしないで読み進めた方が良いです。

午前試験については過去問ゲーなんで、出題パターンが決まってるため、最初から突き詰める意味は無いということですね。

逆にテキストを全部理解しようする方が、過去問を解く以上に難しいので、本当に気にする必要ないです。

ということでテキストを読んでいる時点での深入りは不要です。

④アウトプット法は?

アウトプット法、問題演習は午前1・2どちらも過去問道場という無料サイト一択です!

午前1対策については応用情報技術者の過去問道場を使います。

午前2対策については情報処理安全確保支援士専用で過去問道場があるので、そちらを使います。

この過去問道場は過去問30回分以上の問題が解けるうえに、正解以外の選択肢についても誤りである理由が事細かく解説されてるので実力が付きます。

書籍でも午前問題の過去問題集はありますが、紙である以上、最新の5回分程度しか収録できず、ボリューム不足感があるので、過去問道場は必須です。

また過去問道場にはオプション機能で、問題をフィルタリングできる機能があるので

机で勉強できるまとまった時間では計算問題に取り組み

計算問題以外の暗記問題などはスキマ時間で勉強するといった使い方がオススメですね!

⑤過去問の対策量は?

過去問の対策量は具体的にどれほどか、という点について。

まず過去問は何回分やるかについてですが、原則、直近20回分以上が最適だと思います。

その直近20回分以上を、最低でも2周以上は演習していった方がいいです。

3周以上、解いた問題もございますが、それらは具体的には何かというと

解けなかった問題は当然として、時間のかかる計算問題や正解以外の選択肢の理解不足が考えられる問題の見直しをしたといった感じです。

なお、午前1試験を免除できる場合は、午前2試験を過去問25回分以上やり込み

午後の記述などで使える語彙力・引き出しを午前2対策を利用して増やしておくと有利です。

⑥捨て分野は作れる?

捨て分野は作れるのかという点について。

午前1と午前2で事情が違うので、順を追って説明します。

午前1

午前1は結論から言うと、捨て分野を作っても良いです。

ただし、捨て分野を作り過ぎるのは考え物で、2割未満程度にした方がいいです。

捨てるとしても、セキュリティと関係性の薄いマネジメント分野などに留めましょう。

なんでか知りませんけど、午前2試験でも数問はセキュリティ以外の問題が混ざってきたりするので、午前1レベルであれば、どの分野も対応できるに越したことはないです。

まあ全部対策するとキリがないんで、捨て分野は2割未満にしましょうということです。

午前2

午前2は結論から言うと、捨て分野を作るのは絶対にやめてください!

そもそも午前2試験時点で、捨て分野を作るのはセキュリティ知識を一部捨てたことになります。

これをやると、午前2試験の知識を大前提とする午後試験で太刀打ちできません!

特に計算が嫌いな方などには要注意して欲しいのは、暗号鍵等の計算問題は全てマスターしておくことです。

これらは午後試験でも計算問題として仕込まれる可能性が高いので、対策必須です。

⑦いつまでに仕上げる?

いつまでに午前対策は仕上げるべきかという点について。

冒頭の全体スケジュールでお話したように

午前対策は、ある程度仕上がってきたら午後対策をメインに切り替えるべきです。

私の実体験でいうと、試験2ヵ月前には午前問題は80%以上解ける状態に仕上げていて

スキマ時間などに片手間で午前問題は見直しをするだけで

午後対策に最優先で取り組める状態にしておりました。

早い段階で午前問題は仕上げ、午後対策に腰を据えて着手できるかが応用情報では最重要です。

また、午後問題をやり込んでいると、記述レベルで知識が身に付くので、

マークシート方式の午前問題も自然と復習+補強ができますから、午前対策は程々で大丈夫です。

午前試験の感想

情報処理安全確保支援士、午前試験の感想です。

午前試験は過去問ベースなので努力に比例して得点できると思います。

採点コスト削減のために、午前試験を難しくして足切りをしてる雰囲気を感じました。

午前1試験の範囲が広すぎるので、何かしら事前知識がないと相当勉強しないとマズイです。

午前1から完全ゼロベースで勉強しようとすると半年以上かかる気がします。

逆に午前1免除者や応用情報技術者所持者なら3ヵ月前後でも合格が狙えます。

このような事情から、免除無しで1発合格するのは困難ですので、

応用情報技術者を先に取得する、あるいは午前1試験突破だけを最初は狙うなど

段階を踏んで挑戦していく戦略を私はオススメ致します。

以上、情報処理安全確保支援士の午前試験対策のまとめでした!

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格勉強も検討してみてください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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