情報処理安全確保支援士 試験当日の立ち回りはコレ!

IT系資格

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どうも脱線おじさんです。

情報処理安全確保支援士に1発合格した経験を元に、試験当日の立ち回りを語ります。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験対策量

前置きとなりますが、試験当日までに仕上げていた対策量について触れていきます。

試験対策として主に取り組んだものはスライドの通りで

インプット作業に上原本といわれる白色のテキストを用いて2周していて

アウトプット用に過去問道場で午前試験の対策

重点対策という名前の緑色の本とパーフェクトラーニングの2冊を用いて午後試験の過去問の徹底対策、これらを2周以上していて

最後の仕上げに村山本と言われる速効サプリ問題集を2周以上やり込みました。

詳細は他の関連動画で触れておりますので、あわせてご覧ください!

当日準備

それでは右上にあるタイムテーブルに準拠して解説していきます。

はじめに試験当日の準備についてです。

睡眠時間を十分に確保して体調を整えておき、前日は体力を温存しておきましょう。

よく一夜漬けをする人がいますが、午後問題の長文は思考力と集中力を使うので、前日に体力を消耗しすぎているのは得策ではありません。

どれくらいの睡眠時間が適切かは、個人差がありますが、私の場合は7時間睡眠ですね。

8時間以上だと逆に寝すぎて眠くなるので、それ以上は普段は寝ていません。

持ち物チェックも大事です。受験票や筆記用具を忘れることは無いでしょうけど

腕時計や定規もしっかりと、用意しておいた方がいいです。

腕時計が必要な理由としては、受験会場によっては時計が設置されていない可能性があります。

午後問題において時間管理をしながら解答をする必要性が高いことから、万一、会場に時計がないことを想定して腕時計は持参した方がよいということです。

定規もあったほうがいいです。これは好みによりますが、私はマークシートに記入した後のマークミスや漏れ・ズレがないかをマークシートに定規を置いて確認しています。

マークミスなどが不安な場合は、定規を持参して確認できるようにしておきましょう。

昼休憩用の食料は事前に用意しておきましょう。これはカロリーメイト等の軽食がオススメです。

詳細は休憩段階のタイムテーブルで触れます。

試験会場には30分前には到着するようにしましょう。そのためにも試験開場の最寄り駅、改札口はどこになるのか、最短ルートは何かをグーグルマップ等で事前確認しておきましょう。

試験会場到着までに無駄なトラブルや思考をするのはリソースの無駄ですので、前日までにこれは調べておいた方がいいですね。

時間に余裕を持って試験会場に着いて、トイレをすまして、少し休憩してから試験が始まるくらいに調整しておくのがベストだと私は考えております。

会場到着までの電車等での移動時間は、午前試験の最終チェックを軽くして、頭の準備体操をしておくといいです。

実際に私は過去問道場で苦手だった分野をチェックしておき、それを最終チェックしてました。

午後試験の最終チェックについては、昼休憩にやればいいので移動時間中は午前対策にだけ目を向けておけば良いと思います。

なお、私は応用情報技術者に1年前に合格していたことから、科目免除制度を利用して

午前1試験は免除で受けております。

したがって、この記事では午前1は省略していき、続いて午前2試験について解説します。

午前Ⅱ試験

午前2試験について振り返りと解説をしていきます。

午前2試験は10:50~11:30までとなっておりますが

私は10:50~11:10で一通り解き終わりましたので、残りの11:10~11:30の間は問題の見直しをしておりました。

問題の数は25問だけですが、それでも40分しか時間がないのはギリギリな気がしました。

もっと見直しをしたり、思考を巡らせて粘りたい問題があったのですが時間切れだったので、どうしようもなかったですね。

午前試験は基本情報や応用情報よりも時間的な余裕は正直なところ、無かったです。。

ちょくちょく午後は欠席の人もいましたね。。

IT業界にいるので分かりますが、大手IT企業だと応用情報や、この情報処理安全確保支援士は業務命令で嫌々受験させられている人がいますね。その方たちかなと思ってます。

高度情報まで業務命令で取得の圧がかかるとは思えませんが、毎年なにかしらの情報処理試験を受けるポーズだけはしないといけない人とかも現実にはいますね笑

まあ貴重な休日まで潰されたら溜まったものではないですよね。私は趣味で資格受験をしてるから痛くもかゆくもないですが、強要されたらウザいのは間違いないです笑

話を戻しましょう。試験当日の感触としては、過去問20回分をやり込めば解ける内容だと思いました。

私は午前試験については、過去問道場で29回分の過去問を解いた結果76点で合格でした。

60点以上を取れば良いので、ここまでしなくても良いということが分かります。

よって、他の動画でも提唱していますが過去問20回分前後のやり込みを推奨しています。

実際、午前2試験を解き終わった時も「これは60点以上は取れたから大丈夫だ」と確信できるレベルでした。

過去問とは全く違う、新論点は2割程度だと思いましたね。

やはり午前試験は足切りであって、過去問ゲーであることに変わりはないようです。

この情報処理安全確保支援士は高度情報の中でも、唯一年2回受験できるので、それだけ過去問の焼き回し度も高めな気がします。

ただ注意して欲しいのは、過去問そのままの形で出題というよりは過去問をベースにした類題として出てくるパターンが最も多かったように感じます。

つまり、過去問を解けるだけでなく本質も分かってるかどうかで点差が開きますね。

昼休憩

午前試験終了後は11:30~12:30の間、昼休憩となります。

冒頭でもお話しましたが、昼ごはんは軽食で用意しておくことを推奨します。

外で食事するのは移動時間もかかるし、試験会場によっては近辺の飲食店は混雑するリスクがあり非効率です。

私は情報処理安全確保支援士に限らず、昼休憩をはさむ長丁場の試験ではカロリーメイトとチョコを用意してます。

カロリーメイトなら空腹も程よく防げるし、チョコで疲れた脳に糖分も与えることができます。

どちらもカバンに入れてもかさばらないので、事前に買っておいても不便しないですね。

私は小食なので個人差がありますが、食べ過ぎは眠気を催すので避けましょう。

ということで、カロリーメイトやチョコをつまみながら午後問題の最終チェックをします。

私が具体的にやったのは村山本を中心とした用語や記述パターンの最終チェックでしたね。

ただ最終チェックに集中力を使い過ぎると午後試験の長文に耐え切れず本末転倒なので

12:50くらいを目途に最終チェックも締めてしまい、あとは試験開始まで何も考えないで瞑想でもしておいた方がいいです笑

高度情報に限らず応用情報でもそうですが、この休憩時間中に午前試験の自己採点や結果を調べるのはやめておいて午後試験に集中した方がいいです。

午前の結果をここで気にしていると、自ら心理的な揺さぶりをかけてしまうことになるので無視しましょう。

ここで気にして、変に自信を喪失したり不安になるのは損失でしかありません。

試験当日まで勉強してきた自分を信じないのは、努力してきた自分に失礼なので、午前の結果は無視して、午後試験が終わるまでやり切りましょう。

午後試験

午後試験について振り返りと解説をしていきます。

皆様はご存じかと思いますが、新方式になり午後試験は4題出題される中で2題を選択して解答する方式へと変更されております。

午後試験は12:30~15:00までとなっておりますが

私は12:30~14:30で一通り解き終わりましたので、残りの14:30~15:00の間は問題の見直しをしておりました。

問題を解いて手順はスライドにございます①から④までになります。

①は自分の得意とするテーマで、解けそうな問題を1題選択して解いていきました。

私はインフラ系、ネットワークエンジニアだったので経験則から解けそうな令和6年春の問2を迷わず選んだ形ですね。

②はパッと見で、解けそうな問題を2題目として選択して解いていきました。

ここで選択する問題に死ぬほど迷ったので、だいぶ時間をロスしました。だから試験時間も30分しか余らずに見直しがあまりできなかったのがあります。

この令和6年春は午後問題に偏りがあり、3/4が開発よりの出題で、それ以外の1問だけがインフラよりの出題という形だったので、私のようなインフラエンジニア殺しの回だったんですよね笑

ただ問1をよく見ると、後半はWAF、ファイアウォールを論点としていることに気づき、そこに賭けて問1を選択して問1後半のWAFで点数を稼ぐ作戦に舵をきりました。

③は一通り選択問題を解いてみて、自信が無い問題を他の問題と切り替えるかどうかを検討するということです。

私はここで先ほど2題目として選んだ問1を切り替えるか、かなり迷いました。

具体的には問4のアプリ系の問題がJavaを使用していて、Java Silverは持っていたため、構文は読めたので切り替えようか迷ってましたね。

ただJavaのコードは読めますが、本格的な業務アプリの開発経験は無かったので、長文中の仕様を読み込んでコードと連結させることが困難であると判断しました。

よって、問題の切り替えは行わず、問1と問2を選択した状態で決め打ちをすることにしました。

④は最終的な見直しですね。特に記述問題の記述の仕方は、この表現で正しいのか、もっと技術用語や出題文の表現を加味した記述はできないのか、といったところをチェックしました。

これを試験時間終了直前までやっていき、記述問題で、とても解答が思いつかないような内容でも最後まで諦めずに何か記述しようと考えに考えて誤魔化して解答もしてましたね。

部分点が貰えるケースがあるので、少しでもそれっぽい用語や出題文から引っ張って欲しそうな雰囲気を出しているキーワードを拾い出して記述をするという粘りも重要だったりしますね。

ということで最後まで諦めずに頑張りましょう!

試験結果と振り返り

最後に試験結果と振り返りです。

午前2試験は76点で、こちらは試験終了直後も問題ないと判断できた結果でした。

本当の問題というか悩みの種は、やはり午後試験でしたね。

私の受験した回である令和6年春の午後試験の設問4題はスライドの通りで

4題中、3題は開発寄りの設問となっていて、残り1問だけがインフラ寄りとなってました。

迷わず選択した問2のDDOS・リモートワークを論点としたインフラ系の設問は大半が自信を持って解答できていたのですが

消去法で選んだ問1のAPIの脆弱性を論点とした開発系の設問はかなり苦しかったです。

後半がWAF、ファイアウォールの論点だったので粘り勝ちできたという感じでしょうか。

このような感触でして、採点結果はブラックボックスなので概算となりますが

だいたい問1が30点前後、問2が40点前後の得点で、合計68点で無事合格でした。

結構、試験の傾向が変わったのと、難化したようで、部分点等の採点基準は甘い回な気がします。

私は怖くて細かな自己採点はしてませんでしたが半分解けたくらいしか思ってなかったので

想定よりも点数が高かったと感じたのが正直な感想です。

こういうこともあるんで、最後まで諦めずに粘りましょう!

以上です。情報処理安全確保支援士の対策情報として参考になれば幸いです!

それでは試験当日は、お気を付けていってらっしゃい!

 

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格勉強も検討してみてください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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