【合格体験記】Oracle Master Silver DBAの勉強法 要点抜粋パワポ&動画

IT系資格

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どうも脱線おじさんです。
Oracle Master Silver DBAの勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

Oralce MasterはOracle製品の知識証明ができるベンダ資格となっております。

Oracleとは業界シェアトップクラスのデータベース製品ですね。

よって、インフラエンジニア、特にDBエンジニアは必須の知識が凝縮されてる資格です。

CCNAやAWSと並び、有名な資格でエンジニアの登竜門として評価される事が多いです。

実際に私がエンジニアをやってた時も、Oracle Master Silver以上になると

CCNAや基本情報技術者などと同じくらい評価されて、褒賞金が支給される対象でした。

難易度が易しい順に、Bronze Silver Gold Platinumがあります。

今回、私が取得したのはSIlverですね。

昔はBronzeを取得しないとSilverは受験できなかったらしいですが、制度が改定されたみたいで

Silver DBAは無資格でも受験できたので、挑戦してみた次第です。

試験概要 2/3

受験資格は無いので、誰でも受験できます。

試験はテストセンターの日程が合えば、いつでも受験できます。

試験時間は120分で、全部で72問でした。

出題文中のデータベースを読み解き、データの構造や管理に必要なコマンドは何か判断したり

適切なSQLの出力は何か、正しい構文でエラーが起きずに実行できるか、といった細かなところまで引っ掛けがたくさんある試験です。

血眼になって確認をしないと正解にはたどり着けない試験になっております。

つまり、どうしても問題を解くのに時間がかかってしまうため、時間切れのリスクがあります。

私は一通り問題を解くことはできましたが、見直しを含めると試験時間は2-3分ほどしか余りませんでしたね。。

試験概要 3/3

60%以上で合格できます。合格率は非公開のため不明です。

私の体感で難易度を図ると、IT系の資格でも普通~少し難しいの部類です。

関連した資格で例えるならば

LPIC Lv2より易しいか同等で、Java Silverと同じくらいの難しさです。

難しい要素は、選択肢を複数選ぶ形式が大半であるということですね。

具体的には5つ以上の選択肢から「正しいものを2つ選べ」とか「誤ってるものを3つ選べ」とかそんなパターンだらけでしたね。

つまるところ、マグレで正解できる要素は無いに等しいと考えた方がいいです。

とはいえ選択問題だけなので、コマンドの記述があるLPIC Lv2よりは易しいと判断しました。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに20時間
・アウトプットに60時間
・本試験前の総仕上げに20時間

上記の流れで、だいたい100時間は勉強が必要です。

2~3ヵ月は学習期間が必要だと想定しておくのが無難です。

基本情報技術者以上の知識があって、SQLの前提知識があると有利だと思います。

ポイントとしては、Silver DBAは黒本しか直結した対策本が無いので

遠回りですが、Ping-tのSilver SQLの問題も併用して対策を二重化して挑む事ですね!

インプット

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

オススメは黒本といわれる定番本です。

公式教材ですので、試験範囲を一通り網羅してくれてます。

章ごとに確認問題があるので解けなくても良いから、とりあえず読みましょう。

読み易い反面、本試験よりも収録されている問題の内容が易しいです。

よって問題を解くだけでなく、変化球にも対応できるように、選択肢で直接触れてはいないけど解説に掲載されている内容は必ず理解するつもりで挑戦しましょう。

また、紙で表現している以上しかたないのですが

テキスト内のコマンドやSQL実行結果がページをまたがっていたりして、見えにくくタイムパフォーマンスが良くないです。

特にSQLの分野に関してはPing-tの問題集の方が出力結果は見やすいです。

よって、細かいSQLの確認は黒本ではなくPing-tで見ていけばいいので気にしなくていいです。

ということで、サラッと2周ほど読む程度で良くて、巻末の予想模試も後回しでいいです。

アウトプット

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

使用するのはスライドの2点の問題集です。

まず1点目は、黒本を引き続き使用していき、確認問題と巻末模試を周回することです。

主にDBA固有の試験範囲の対策、要はSQL以外の試験範囲に絞って黒本を回していきます。

私の体感ですが、SQL問題の難易度は「Ping-t > 本番試験 > 黒本」です。

つまり、後述するPing-tが解けていれば、黒本の問題は自然と解けます。

実際に私は黒本でSQLの問題演習はしませんでした。黒本とPing-tで重複している箇所は省略して効率的に学習を進めていくのがオススメですね。

2点目がPing-tです。こちらをSQL対策ではメインで使います。

Ping-tはウェブ上の学習サイトですが、Silver SQLであれば会員登録したら

なんと無料で約580問の問題が解けます。

無料でいいのか心配になるくらい解説も細かいので本当に助かります><

Ping-tは約580問と膨大な上に、かなり難しいのですが、やり込めば間違いなくSQLの実力が付きます。

「Silver DBAを受けるのにSilver SQLの問題まで全部解かなきゃだめなの?」って考えてしまいますが、急がば回れです。

受験料が数万円と高額ですから、後悔することなく確実に1発合格したいならば、SQLの問題もキッチリとこなしていきましょう!

また、SQLは基本情報や応用情報技術者試験でも必須の知識で、汎用性の高いスキルです。

これを機に、SQLをマスターしていくのは全然アリだと思いますね!

総仕上げ

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

基本的には苦手な問題の演習をしていけばいいです。

Ping-tには問題をお気に入りにして復習できる機能があるので私はそれを利用しました。

最後の一押しにオススメしたいのが、黒本でOracle DBA固有の範囲をこれでもかと、しつこいくらいに熟読していくことですね。

具体的には、解説や図表でまとまっているバックグラウンドプロセス、表領域、セグメントといったDBA固有用語の定義や役割を細かく、目を皿にして読み解き暗記を試みる事です。

どうしても黒本の収録問題数だけでは心もとないので、厚めに対策を意識するのが大事ですね!

まとめ

Oracle Master Silver DBAのまとめです。

難易度は普通~少し難しめです。「選択肢の中から正しいものを3つ選ぶ」といった選択肢を複数選び、正確に解答できないと得点できないため、マグレ合格は無理です。

勉強時間は100時間は必要です。無難に2ヵ月以上は学習期間があった方が良さそうです。

またSilver SQLよりも対策が困難でした。

インプットでは黒本をテキストにして2周読み、確認問題もセットで着手します。

アウトプットでは黒本とPing-tを併用して3周程度はやったほうが良さそうです。

総仕上げで苦手分野の克服、特にDBA固有の試験範囲は重点対策をしていきましょう!

感想

今までお話してきた方法で、3週間100時間の勉強で合格できました。

私が少々、スピード重視の勢いで挑戦したのもありますが79点しか取れませんでした。

やっぱり「5つの選択肢から3つ選べ」といったパターンの出題が多くて、マグレや消去法で得点をするのが難しいのが最大の要因かなぁと思いましたね。

LPICやCCNAみたいに記述やシミュレーション試験は無いんですけど油断禁物ですね!

個人的にSilver SQLよりも対策困難で難しかったです。

黒本しか対策本がなくて対策が困難であるのと、SQLと違ってDBAは管理者視点の試験ですから、

実際に業務で環境設定をした経験がないとイメージがしにくくて分かりにくい気がしました。

Oracle Master GOLDまで狙うなら、Silver SQLではなくてSilver DBAに合格しないと受験できないので避けては通れない関門です。

そうはいっても、いきなりDBAを受験するのは経験者以外はハードルが高い気がします。

確実に1歩1歩、進めていきたいならば先にSilver SQLを取ってから、このSilver DBAに挑戦するのが正攻法かなぁと思いました。

以上、Oracle MAster Silver DBAの勉強法でした!

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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