【合格体験記】JSTQB Foundationの勉強法 要点抜粋パワポ&動画

IT系資格

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どうも脱線おじさんです。
JSTQB Foundationについて、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

JSTQBとは正式名称が、Japan Software Testing Qualifications Boardとなっておりまして

自動車、携帯電話、社会インフラ、企業システムなどなどの身の回りにある様々なソフトウェアに対するテスト手法の技能証明ができる資格となっております。

マネージャ、アナリストといった様々な試験区分があるみたいで、上位の資格だと実務証明ができないと受験ができないようですね。

ネットでこの資格を調べたら自動車メーカの人とかが業務命令で受験したって情報が出てきたので、上位の試験はよっぽど業務命令で言われない限りは受験する人はいなさそうですかね(?)

そんな中でも、実務経験の証明が無くても受験できるFoundationという区分の試験を私は受験して合格を勝ち取ってまいりました!

今回は、このFoundation区分の試験に着目して語ってまいります。

この資格を勉強することで、ソフトウェア上のエラーやバグを未然に防ぐためのテスト技術・手法を学び、それがどれだけリスク回避等に有効かを学ぶことができます。

応用情報や基本情報技術者試験を受験された方なら、この例えはピンとくるかもしれませんが

「条件網羅や命令網羅をするのにはどれだけのパターンの入力値を与えれば良いか?」

といった出題があるので、情報処理技術者試験を受験したことがある方は有利かもしれません。

私は現在、社内SEをしてます。そこで実務上、システム開発会社から納品されるソフトの受入試験や検収業務といったものをしてます。

よって、この資格は実務にも直結して丁度良いと思って受験してみたという経緯がございます。

試験概要 2/3

受験資格は特になくて誰でも受験できます。

試験はCBT方式のため、随時受験可能です。

試験時間は60分で、ゆっくり見直しをしても時間は余ります。

出題形式は4肢択一方式で、40問の出題がされます。

強いていうなら、計算問題と簡単なコード判読問題が数問出てきますので、そこに時間を割けるように時間管理をして試験を受けるのが良いかと思いましたね。

試験概要 3/3

合格基準は65%以上の正解となっております。

合格率は60%程度です。難易度は安定していると思います。

私の体感で難易度を測ると、易しめの資格です。

ただし、表向きの合格率を見るだけでは甘いかなと思ってまして、

その手の開発系現場の人しか知らないような資格で、専門職の方が受験してる比率が高いかなぁと思われます。

その中で、4割は落ちる試験である。という見方をすると油断禁物な気がします。

似たような資格で比較すると、基本情報よりは易しくて、ITパスポートよりはちょっと難しい試験であるという印象です。

専門的でマイナーな試験であるため、教材が少ないです。これが原因で試験対策がしにくいというのもありますね。

特に注意したいのは、計算問題やコードの判読問題があることですね。プログラミング経験者なら楽勝なレベルなんですけど、そうでない場合は要注意です。

勉強法 全体像

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに10時間
・アウトプットに30時間
・本試験前の総仕上げに10時間

この流れで、だいたい50時間は勉強が必要です。

1ヵ月程度は学習期間が必要だと想定しておくのが無難ですね。

プログラミングやプロジェクト管理経験がある方ならば、1週間ほど勉強してサクッと合格することもできるんじゃないかなと思います!

手前みそですが、私は実際に社内SE業務の実務経験をベースに1週間の勉強で取得できました!

勉強法 Step1

初めに試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

オススメのテキストは徹底攻略シリーズになります。

 

試験の範囲として公表されているシラバスを分かり易く網羅性が高く、噛み砕いて解説してくれる参考書ですね。

実務寄りの、現場目線のコラムもちょくちょく挟み込まれているので、イメージもしやすく楽しく学習ができるのでオススメしたい本となってますね。

このテキストで試験範囲を広く浅く、つかみ取っていきます。

章の区切りに確認問題がありまして、それほど難しくもないので1周目の時点から正解しなくても良いので解いてみて要点はどこなのかを把握していくと良いです。

巻末の予想模試40問については次のスライドで説明するテス友、というアプリで問題慣れしてから解いていけば良いので、学習前半のこの段階では省略しても良いかなと思います。

以上のことを踏まえ、2周ほど読み込んでいきます。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

メインで使用するのは無料学習サイトのテス友となります。

先ほどのスライドで取り上げた徹底攻略シリーズだけでは、どうにも問題数が足りないです。

それを補うために、数をこなすために使うのがこのテス友になりますね。

だいたい500種類ほどの問題が収録されていて、無料でこのボリュームはありがたいです。

ブラウザ版とアプリ版のどちらも無料で使うことができます。

無料で使っておいて文句を言うのはおこがましいですが、アプリ版はバグがあって使い勝手が悪いみたいなので、私はブラウザ版を使いました。環境に問題がないならブラウザ版がオススメです。

テス友の方が、徹底攻略シリーズよりも問題がちょっとだけ易しいです。

よって、先にテス友をやり込んで基礎を叩き込み、その後に徹底攻略シリーズの予想模試40問をやり込んでいくように計画して交互に問題集として使い込んでいくのが合理的ですね。

以上を踏まえて、テス友および徹底攻略シリーズの問題を2周以上解いていきます。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

テキストと問題集を駆使して、苦手箇所を徹底的に洗い出ししていきます。

特に計算問題とコード判読問題は時間もかかるし、ケアレスミス発生のリスクがつきまとうので数をこなして速度と精度を上げていきましょう!

また、徹底攻略シリーズで似たような用語の定義・違いについて見直しをすると良いです。

例えば、デバッグとテストの違いは何か。といったところでしょうか。

試験では類似した用語を羅列して惑わす問題が多いので、正確に用語の定義をチェックしていくのが有効な対策手段と言えます。

以上を踏まえ、試験直前までに対策を固めていきましょう。

まとめ

JSTQB Foundationのまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想、振り返り

試験の振り返りです。

JSTQBはソフトウェアのテストにおける管理、技術の両サイドの知識を体系的に学べます。

よって、実際にソフトを開発するプログラマー、マネジャーどちらも学習する価値のある内容かなと思いました。

現在の業界の流れとして、品質重視で開発する観点もあって

テスト駆動開発といった概念も浸透してきましたし、実際に開発をする人間以外の様々な工程の人がテスト手法や技術について学ぶ価値があるかなと思いますね。

ただまあ、対策本が少ないので勉強がしにくいのと受験料が20000円もするのはネックですね。

あと、プログラミング経験者なら楽勝なんですけど、ちょっとしたコードを読む問題も出てくるので開発経験が無い方は捨て問にせざるを得ない出題もあるのかなと思いました。

以上、JSTQB Foundarionの勉強方法でした!

 

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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