どうも脱線おじさんです。
私は第3種冷凍機械責任者に1発合格しております!
どういったスケジュールで勉強したのか、ご質問いただくことが多いので
今回は私の勉強スケジュールについて時系列でまとめてみました。
こちらをご覧いただくことで、実際の勉強スケジュールのイメージも掴めるかと思います。
なお、6ヵ月でビルメン4点セットを全て制覇した実体験もございますので、是非ご覧ください!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
9月、10月、11月と各フェーズごとに取り組んだ内容を解説していき
最後に私の試験結果と振り返りを述べていきます。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
9月スケジュール
9月の頭から、この第3種冷凍機械責任者の勉強を開始しました。
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みました。
実際に使用したテキストは「ユーキャンの合格テキスト&問題集」です。
この本を使って広く浅く内容を把握していくことにしました。
難解な冷凍サイクルを筆頭とした技術的な概念をイラストや図で表現してくれてるので、冷凍機械責任者のテキストとしては、これ1択であると考えております。
元々、2ヵ月程度は勉強しようと計画してたのですが、
ビルメン4点セットの中でも冷凍機械責任者は最難関と有名だったので、
念には念を入れて3ヵ月前の9月時点から先行着手していた感じです。
とはいえ当時はタイムテーブルのように、ボイラー技士と電気工事士の対策も並行でやるという炎上プロジェクトみたいな動きをしてたので本腰を入れて着手する余裕は無かったです。
予想はしてましたが、内容も難しかったのでテキストの読み込みが難航してしまい
この9月はテキストを1周読み込むだけで精一杯でしたね。
10月スケジュール
10月スケジュール 1/3
10月の前半は9月と同様にインプット作業を継続していきました。
この第三種冷凍機械責任者は2つの科目に合格する必要がありまして
1つめである法令という科目では暗記メインのため、支障なく学習が進めたので、こちらは文系でも未経験でも支障ないと感じました。
2つめである保安管理という科目が実に厄介で、暗記だけでは絶対に合格できませんね。。
冷凍サイクルという理論を理解していないと答えられないような出題しかないです。
この厄介さがテキストを読んでる段階で良くわかったので、
法令は他のビルメン4点セットと同じ要領で学習はしていきましたが
保安管理に関しては、なるべく人に説明できるレベルでしっかりと理論を理解できているかを注意して読み進めていくことにしました。
以上を踏まえ、10月中旬までにテキストを2周まで読み込んでいきました。
10月スケジュール 2/3
10月中旬からは過去問を使ってアウトプット作業に取り組んでいきました。
使用した問題集は電気書院の模範解答集になりますね。
冷凍機械責任者の問題集として昔からある本で、過去問9年分というボリュームと
選択肢ごとに解説が丁寧に載っているので、問題集はコレ一択ですね。
ここで法令と保安管理の2科目を1年分ずつ解いていく形で着手していったのですが
最初の2年分を解いていったあとに、法令は問題なかったのですが、保安管理で苦戦していて雲行きが怪しかったので、作戦を練り直すことにしました。
それが次のスライドで紹介する再インプット作業の追加になりますね。こちらも並行で着手していくことになります。
ということで、問題演習は10月末には2周はしておりました。
10月スケジュール 3/3
前述したように、問題演習と同時にコチラの再インプット作業を追加していくことになりました。
法令は過去問回しで充分と判断しましたので、この作業は保安管理のみ追加していきました。
特に冷凍サイクルという、この冷凍機の根幹を占める理論の徹底理解をする事にしましたね。
冷凍サイクルとは簡潔に申し上げますと、冷凍機を構成する蒸発器や圧縮機などの役割や理論を理解していくことになります。スライド右下に参考図を載せております。
再インプットはどうやっていったのか、具体的に申し上げますと
過去問を解いていくときに、解説だけで理解できない箇所があれば、
そのたびにユーキャンのテキストで照合していき、自分で自分に納得できる説明ができるレベルまで突き詰めるというやり方になります。
ここで、少しでも曖昧にしておいて「正解できたから、まあいいや」という甘い認識をしていると危険信号です。本試験で変化球が出たら十中八九、間違えます。
この認識ができてないと受からないのが、他のビルメン4点セットとは違う点ですね。
11月スケジュール
11月は試験まで2週間も無いので、この時点で総仕上げができるまで猛ダッシュで進めてました。
変化球だらけの意地悪試験とはいえ、過去問を軸に対策していくのが効率的でしたので
過去問をメインに苦手箇所を最優先とした見直し作業をしていきました。
また、冷凍サイクルを筆頭に理論理解に自信が無い箇所は、初心に戻ってユーキャンのテキストで最後まで読み直しをしていきました。
特に、この時点で最も注意したいのは選択肢の全てを完璧に突き詰めているかという点ですね。
過去問をやっていったら分かりますが、スライド左下の図のように、問題は「選択肢の組み合わせ」を聞いてくるという意地悪極まりないやり方で出題されるのが大半です。
つまり、ほとんどマグレで正解できないような仕様になっているということです。
これも他のビルメン4点セットの資格とは大きく異なる特徴ですので注意しましょう。
以上を踏まえ、試験直前まで細かく突き詰める学習を徹底していきました。
振り返り
今までお話してきた勉強法で試験に臨み、
保安管理 14/15問正解、法令 20/20問正解で私は無事合格できました。
振り返りをしていきますと、高得点で合格できましたが、さすがはビルメン4点セット最難関と言われるだけあって、難しくて試験直前まで焦っていたのが実情でしたね。
過去問は電気書院1冊で充分でした。
大量の問題を解くのではなく、1つ1つの選択肢を理論的に、自分で説明できるレベルまで突き詰めていくという質を重視した学習が大事です。
だから問題集は何冊も何年分も用意する必要はないですね。
再三の注意となりますが、他のビルメン資格と違い、過去問丸暗記では絶対に通用しないのと
年に1回しかないので徹底した対策を心掛けるべきと私は考えておりますね。
以上、3ヵ月で第3種冷凍機械責任者に受かる勉強法でした!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!