【合格体験記】宅地建物取引士の勉強法 要点抜粋パワポ&動画

不動産系資格

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どうも脱線おじさんです。
宅地建物取引士の勉強法について、まとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

試験概要

試験概要 1/3

宅建といえば不動産業界では、いうまでもなく大人気の資格ですね。

その背景には、不動産に関する重要事項説明や契約書への記名押印といった独占業務があること、

不動産事務所ごとに5人に1人は宅建士が必要である必置資格としての位置づけがあります。

法務、不動産、金融業界では需要が高いのも頷けますね。

有名資格のため、簿記と並んで業界問わずに評価されることも多いです。

実際に私も全く関係ないエンジニア時代も評価され、会社から褒賞金をもらったことがあります。

会社にもよりますが、簿記や宅建といった法律・会計資格はマネジメントの素養を図る指標としてるところもあるからでしょうね。

試験概要 2/3

受験資格は無いので、誰でも受験できます。ただし、合格後の免許発行には実務経験あるいは所定の講習受講が必須となります。

試験日程は10月の日曜日です。年に1回の試験です。

試験時間は120分で、全部で50問です。しっかり勉強してれば時間は余ります。

出題形式は選択方式です。正しい選択肢の組み合わせを聞いてくるパターンがあるので難しいです。

試験概要 3/3

35/50問前後で合格できます。合格点は毎年変動してます。

合格率調整のためにコロコロ変わります心臓に悪いですね。

合格率は15%前後です。難易度は高いのが目に見えて分かりますね。

特に民法で問われる範囲が掴みどころがないくらいに広いです。

私は法学部だったから問題ありませんでしたが、民法について長年学んでる人じゃないと抑えきれない範囲じゃないかと思いました。

そこは割り切って確実に点を取れる宅建業法などでミスをしなければ問題は無いですが。。

人によりますけど、似たような不動産資格と比較すると

管理業務主任者と同等、賃貸不動産経営管理士よりも確実に難しいです。

法律・税・建築と幅広い内容を問われるのが難しくしてる原因ですね。

範囲が広いくせに深く細かいところも平気で出題してくるのでヤバイ。。

勉強法 全体像

勉強法 全体像 1/2

勉強法の全体像はスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに50時間
・アウトプットに200時間
・本試験前の総仕上げに50時間

上記の流れで、だいたい300時間は勉強が必要です。

3ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。

管理業務主任者や賃貸不動産経営管理士の勉強経験がある人は150時間前後でも合格可能です。

前提知識の有無で勉強時間は結構変わるかなと思います。

思考力が問われます。1番厄介なのは民法です。

勉強法 全体像 2/2

試験範囲が信じられないくらい多いので、

最初から最後までテキストと睨めっこしてると眠くなります。

というか私は寝ました。催眠薬として強力ですよ。。

法律・税・建築等の分野ごとにインプットとアウトプットを交互にやっていくと飽きにくいので学習継続がしやすくオススメですね。

その間、最初のうちはアウトプットの方では過去問題集を使うのではなく1問1答式の問題集を使っていくといいです。いきなり過去問をガチで攻めると心が折れるんで。。

勉強法 Step1

勉強法 Step1 1/2

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

オススメは「TACのみんなが欲しかったシリーズ」です。

法律資格で定番予備校のTACが出版してるので品質が良いです。

後述する問題集・予想模試なども一式シリーズ化されてるのでセットで効率的に学習可能です。

1問1答式問題集も用意してくれてるので、使い勝手が非常に良いですね。

とにかく内容が難しいので、最初のうちは暗記作業は後にして細かいところは問題演習でやっていった方がいいです。

初心者でも読み易い非常に優れた書籍なのですが、裏を返せば内容が浅いという問題があって

過去問を解けるだけという付け焼刃ではなく、しっかり実力を付けるためにも

次のスライドで紹介する基本テキストと併用していくのが効率的です。

勉強法 Step1 2/2

こちらの基本テキストは文字が多く、イラストは少ないので中級・上級者向けです。

裏を返せば詳細丁寧な解説が読めるので、網羅性が高く、実力を高めるならば最適です!

試験直前まで、基本テキストは何回も読み返した方が良いです。

法律の知識が元々ある人は最初から基本テキストでも良いと思います。

反対に初心者はいきなり基本テキストからやるとキツイ感じがします。

よって1問1答問題集のやり込みと過去問数年分を解いて、慣れてきた時期から読み進めていくと無理なく学習が進むと思います。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!

オススメはTACの1問1答問題集と過去問題集の2冊です。

最初のうちは1問1答のポケットサイズの問題集をやり込むといいです。

私はこれを2周したら、後は通勤電車などの移動時間は全部1問1答を永久に回し続けるマシーンになりました。

その後に過去問題集に取り組みました。

目安時間を200時間と大げさに書いてるんですけど、それだけ時間を書けるのには理由があります。

何故かというと問題を解けるだけでなく、選択肢の全てを理解すること&解説を暗記するレベルまでやり込むべきだからです。

特に民法と借地借家法は事細かく調べ尽くす必要があります。

不明点は放置しないで、必ずテキストに戻って調べなおすことも徹底しましょう。

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

最優先すべきはテキスト・過去問は完璧に仕上げることです。これは大前提です。

その後の最後の一押しに予想模試を使用するのが合格のカギです。

これら予想模試は最初の方のページに載ってる「法改正や最新の動向をまとめた要点ページ」は熟読が必須です。

予想模試は1周は全部解いて、間違えたところだけ2周目も解きなおして解説も読みましょう。

できればTACとLECの両方をやった方がいいですが、

時間と予算の縛りがあるならどっちか1冊でもいいです。

ここまでやると、周りのライバルよりも2-3問ほど点差が付きます。この点差をつけて安全に合格ラインに乗るのがポイントですね。

1発合格したい方は手を抜かずに予想模試まで徹底対策をしていきましょう!

まとめ

宅地建物取引士のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

感想

試験の感想はこんな感じです。

難しいです。ただし教材が豊富なので勉強はしやすいです。

私は合格点48/50問で1発合格できました。

最近は競争が更に激化して合格点が高騰してるので、みんなが欲しかったシリーズレベルの内容は完璧にするのが大前提かなと思います。

周りと差をつけないと合格できないので必然的にそうなります。

私の体感ですけど、過去問をマスターしてたら30問は正解できます。

そこに+して、ちょっと捻った変化球や応用問題を解けるようになることで5-10問ほど上乗せできるので、合格ラインに乗っかれるって感じです。

そのためにも、予想模試を2冊以上やり込むことで、応用力をつけつつ、統計・時事問題5問は99%解ける状態にするのが鉄則ですね。

そこまでやっても解けない問題があったとしても、それは周りも解けない運ゲーなんで気にしなくていいかなと思います。

運ゲー要素まで対策しようとすると、資格の刃、無限勉強編に突入する泥沼です。。

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出もあわせてご検討ください!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!

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