冷凍機械責任者 講習&検定試験を徹底解説! パワポ&動画

設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
私は第1~3種冷凍機械責任者すべてに1発合格しております!

空調設備の理解に必須ともいえる冷凍機械責任者。

転職市場での知名度もそこそこある国家資格です。

本記事ではその冷凍機械責任者の合格の裏ワザといえる講習&検定試験について解説します!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

講習概要

講習概要 1/3

「この講習は何なんだ?」という話ですが、3日分の講習を受講後に検定試験に合格することで

法令以外の科目を永久免除で冷凍機械責任者試験に挑戦できるというメリットのある講習です。

検定試験も普通に難しいですが、本試験よりちょっとだけ簡単です(忖度)

ただし講習を聞いてるだけで合格できるような代物ではないのが要注意なところです。

法令は簡単なんで、検定試験に合格できたらコッチのものなんで受講を検討される方も多いです。

私の見解としては、冷凍機械責任者の本番の試験がある11月近辺で他の資格も並行で受験する場合は、負担軽減のために活用するメリットがあると考えております。

講習概要 2/3

講習の開催日程についてですが、令和5年度のデータを引用するとご覧の通りです。

例年、第1種は年1回、2種と3種は年2回実施されております。

いずれも講習時間はオンライン化した現在でも3日分のボリュームがあり、合計21時間ほどとなっております。

実際にこの講習の第1種をオンラインで私は受講しましたが、なかなか中身が重くて1週間ほど消化するのに時間を要しました。

仕事をしながらの受講だとなかなか重い感じがしましたね。

なお、講習はオンラインですが受講後の検定試験はオフラインとなっており、所定の受験会場にて検定試験を受験することになりますのでご注意ください!

講習概要 3/3

合格基準は本番の試験と同様に60%以上の正解となっております。

ただ採点はブラックボックスのため、あまりにも合格率が低いと調整の可能性もあるのではないかと憶測しております。

合格率に関しては、近年のオンライン化以降は大幅に低下しております。

令和5年度のデータを参照しますと、1種は49.7%、2種は35.6%、3種は65.9%となっております。

私の実体験上の体感で申し上げますと、1番簡単な3種冷凍機械責任者の検定試験であっても

第2種電気工事士の筆記試験よりも難しいのではないかと感じております。

冷凍機械責任者に関しては過去問そのままの出題が少なく、出題方式も「正しい選択肢の組み合わせ」を聞いてくる形であるため、検定試験であっても難しくなっているんですよね。。

受講レポート

受講レポート 1/3

それでは実際に講習を受講した際の体験談を解説していきます。

スライドの表は冷凍機械責任者の講習案内に載っている必要な教材について

第2種を例に引用したものとなっております。

テキストが必須と書いてあり、実際に講習でも教材として扱われておりますが

極論、このテキストはいらないですね笑

私は実際に1種の講習受講をしていて、念のため用意しましたがほとんど使ってないです笑

そもそも凄い読みにくいし、講習でもテキストを読み上げてるだけで検定試験対策としても機能しないです。

結局のところ、私は後述する市販テキストおよび問題集で検定対策をしております。

ただ、こちらの表にある検定問題の過去問は有用なので、コチラは買って損はないと思います。

受講レポート 2/3

受講に必要な動作環境については公式ページにて案内がございます。

オンライン化により、PC・タブレット・スマホなどの多様なデバイスで受講ができるようになったので、対面形式時代よりも受講のハードルが大きく下がったのは良いことですね!

ただし早送りや倍速視聴などのズルはできないです。人生そんなに甘くないです。

怒られちゃうと思いますけど、私はノートPCで受講していて、検定試験に関係ないところは垂れ流しで動画編集をしたり別の作業をしてました笑

特に法令の講義なんかは検定試験とは全く関係ないので、真面目に視聴する意味がないんですよね。

自身の持つデバイスでオンライン講習が受講できるか不安である場合は、再生テスト環境にアクセスして試す事ができるので、講習案内書に従ってテストしてみると安心かと思います。

受講レポート 3/3

実際に講習を受講するにあたり、必要な心構え・マインドを説明します。

結論、講習を最初からアテにしない。これに尽きます。

「なんでやねん!?」って思うかもしれませんが、まあ理由は色々とあります。

まず、講習テキストまたは表示されるスライドを読み上げてるだけの内容が大半で

なおかつ解説口調に抑揚もなく、何が重要なのかよくわからないんですよね笑

「重要!」といかにも強調されているスライドがちょくちょく出てくるんですけど

それ以外からも検定問題は平気で出題されたので意地悪さが滲み出てます。。

私はとりあえずスライドで表示される資料だけスクリーンショットでキャプチャして

フォルダにまとめておき、あとで復習用に控えておいたくらいしかやってなくて

ほとんど垂れ流しで別の作業をしてました笑

ちなみに講習の区切りがついたところで、ちょくちょく〇×形式の確認テストもありましたけど

検定試験との関連性はなく、間違えても次のチャプターに進めるので気にする必要は無かったです笑

検定試験対策

検定試験対策 1/2

講習受講完了後に、検定試験に向けて実際に取り組んだ対策を解説していきます。

私は1種から3種まで全て取得しましたが、講習を実際に使用したのは1種だけですので

第1種の経験をベースにした対策法をスライドにまとめております。

インプット、アウトプット、総仕上げにかかる時間は1種~3種で増減しますが

おおまかな比率はいずれも同じかと思われます。

赤枠にしているように、市販のテキストおよび本試験の過去問は必須です。これは最も易しい3種であっても共通して必須だと考えた方がいいです。

前述したように講習用の公式テキストは読みにくいので、あちらをベースに対策するのは効率的ではないからですね。

こちらのスライドで雰囲気を察した方はいらっしゃるかと思いますが、まあ要するに本番の国家試験と同じノリで対策しないと合格できないと考えた方がいいです。

講習を聞いていただけでは合格はとてもじゃないですが無理ですね笑

細かな試験対策法は冷凍機械責任者の関連動画で各々解説してますので、合わせてご覧ください。

検定試験対策 2/2

市販のテキストおよび問題集が必要な理由を補足としてまとめました。

まずスライド上にございますテキストについてですが

冷凍サイクルを筆頭に理論理解が必須といえる冷凍機械責任者試験において

文字だらけの講習および講習テキストだけでは理解するのは困難と思われるため必要です。

続いて、スライド下にある過去問題集および無料学習サイトのエコランドさんの必要性について。

試験団体発行の検定試験の過去問題は有用ですし、私も購入を推奨しますが

それだけでは出題パターンの把握をするのには心もとないです。

また、検定試験の問題解説は文字だらけでこちらも読みにくく効率が悪いと感じたからです。

市販の問題集の方が、解説が細かくて図や表で綺麗にまとまってるので効率的に学習できます。

エコランドさんは2種以上の冷凍機械責任者では学識の対策で必須と言えるサイトです。

計算問題を解く上での図面作成や式の導出方法はエコランドさんで私もマスターしましたね。

結果と振り返り

今までお話してきた方法で私は第1種冷凍機械責任者の検定試験を受験した結果

保安管理は100点、学識は自己採点での概算ですが80点ほどで合格できました。

正直な感想を言います。やっぱり難しいです。1種に限らず意地悪な試験だと思った方がいいです。

よくある講習受講で9割以上の人が合格できるような資格とは思わない方がいいです。

つまるところ、能動的に自学自習できる方でないと合格は無理ですね。

1種~3種のどれから挑戦するのかにもよりますが、検定試験対策として2-3ヵ月は学習期間を設ける想定で計画を立てた方が良いです。

特に1種に関しては、私は講習が開催される前に最初から独学してました。

もはや何のための講習やねん!?って感じがしますが、独学でやり切る気持ちで頑張りましょ笑

以上、冷凍機械責任者講習・検定試験のまとめでした。

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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