特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者を取得するには(受講体験記)

作業主任者 設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者の取得方法について取り挙げたいと思います。

この資格の概要をザックリ申し上げますと…

・特定化学物質・四アルキル鉛等によるリスクのある業務で必須の資格
・2日の講習で取得可能

労働安全衛生法の規制により、特定化学物質等による労働者の健康障害防止のため、化学物質・四アルキル鉛等作業主任者の有資格者を選任しなければなりません。

受講料が高額なので、大半の方は業務命令で会社負担で受講されるのではないでしょうか。

こちらの資格は講習形式で取得できますが、最後に修了試験があります。

当記事をご覧頂いてる方は、特に修了試験が不安で当記事にたどり着いたのかと推察致します。

私も当日は不安でしたので、少しでも当記事で情報共有をして皆様の不安や緊張を緩和できたらと思います。

よって当記事は私の実体験を交えた受講レポート形式で記載させて頂きます。

記事中に「◆強調していたテキスト中の文言の一例◆」という文面で実際に試験問題等で出題されるような内容を抜粋してますので、修了試験の雰囲気を掴みたい方は参考程度にどうぞ。

少しでも、皆様のお力になれたら幸いです。頑張りましょう♪

それでは詳細に触れて参ります。

取得するには

・講習2日目の筆記試験に合格していること

特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者は上記の条件にクリアしなければなりません。

とはいえ、講師も落とそうとしたりはしてこないから大丈夫です笑

基本的に合格率は99%です。よっぽど態度が悪くて、まったく話を聞かないで試験を受けたりしない限りは不合格にはならないので、どうかご安心ください♪

また筆記も実技も、どの辺を試験で出題するかは講師がキチンと教えてくれるので、ちゃんと寝ないで講義を聞いていれば大丈夫です!

講義内容

酸素欠乏硫化水素危険作業主任者

私は上記の公益社団法人 東京労働基準協会連合会で特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者の講習を受講しました。

以下の内容はその時の体験談などを交えて、ご紹介していきます。

作業主任者

上記が私の受講票です。参考程度にアップロードしました。

1日でも遅刻してしまうと失格になるので時間に余裕をもって会場には向かいましょう。

電車が遅れたりしたら面倒くさいので、到着が早すぎるくらいがちょうどいいです。窓口や受付の人もかなーり注意して言ってくれますけど、法律上講習受講時間が厳重ですからね。。

内容は2日間の講習でした。以下、2日分の時間割を表にまとめさせて頂きます。

講習日 内容 時間
1日目(学科) 健康障害及びその予防措置に関する知識 4時間
保護具に関する知識 2時間
2日目(学科) 作業環境の改善方法に関する知識 4時間
関係法令 2時間
学科修了試験 1時間

どの日もだいたい11:50~12:50くらいの間がお昼休みでした。あとは講師のさじ加減によりますが、60分~90分くらいの間に1回くらい10分休憩が入ると思います。

私の受講した東京労働基準協会連合会の会場は2階以上の階はトイレが少なく並ぶのですが、1階に行くとトイレの台数が多いので混まないです。同じ所で受ける人は参考にしてください笑

1日目から順番に以下、まとめていきます。

1日目(学科)

講習日 内容 時間
1日目(学科) 健康障害及びその予防措置に関する知識 4時間
保護具に関する知識 2時間

初日は丸一日座学で試験などは無し。ただひたすらに講義を受講してました。

試験は無いですけど、講義の内容がまとまると講師が受講者を順番に指して簡単な講義内容の質問と確認をしてました。

指されて聞かれた質問は別に間違えても大丈夫ですけど、恥ずかしいからちょっと緊張しました笑

テキスト内には難しい計算式などが出てきましたけど、参考資料として掲載されてるだけで試験には出てこないので安心して下さい。

講義内容は特定化学物質等による人体への影響と特定化学物質等の対策として使用する保護具などをメインにしたものでした。

講師が「ここはアンダーライン、チェックをしてください」と強調する箇所がありました。迷わず指示通りにテキストに蛍光ペンなどでマーキングしてください99%出題されますから!

以下、私が受講した時に講師が強調していた箇所をざっくりと抜粋して箇条書きしておきます。

どういった内容が修了試験で出題されるのか雰囲気が掴めると思いますのでご参考に。
※もちろん、まったく同じところから出題はしてきませんよ笑

◆強調していたテキスト中の文言の一例◆
・タンク内業務で安全な作業環境状態を維持するための換気装置を作業開始前に点検すること。
・有害物が体内に入る経路としては呼吸器を通って吸収されるものが最も多い。
・塩化ビニル、ベンゼンなどの脂溶性の有機化合物のガス、蒸気を吸収すると麻酔作用が起こり意識消失、失神に至ることもある。
・発がん性物質を取り扱う作業場を禁煙とするとともに、作業主任者は労働者に禁煙の指導を徹底すべきである。
・酸素濃度がわからない作業場では、ろ過式呼吸用保護具は使用できない。
・防じんマスクは厚生労働大臣または登録型型式検定機関の行う型式検定に合格したものを使用しなければならない。

2日目(学科)+修了試験

講習日 内容 時間
2日目(学科) 作業環境の改善方法に関する知識 4時間
関係法令 2時間
学科修了試験 1時間

2日目も夕方まで座学。最後の1時間が学科の修了試験でした。

2日目も講義の内容がまとまると講師が受講者を順番に指して簡単な講義内容の質問と確認をしてました。

講義内容は表の通りで、特定化学物質等のある業務での作業環境の改善方法と労働安全衛生法関係。

2日目も同様に、講師が「ここはアンダーライン、チェックをしてください」と強調する箇所がありました。迷わず指示通りにテキストに蛍光ペンなどでマーキングしてください99%出題されますから!

学科修了試験は3択のマークシート方式でした。

学科修了試験は90%以上の方が30分程度で解答完了して1時間立つ前に全員終了してました。慎重派の私でさえも時間が余ったので30分かかりませんでしたね。

以下、2日目で私が受講した時に講師が強調していた箇所をざっくりと抜粋して箇条書きしておきます。

どういった内容が修了試験で出題されるのか雰囲気が掴めると思いますのでご参考に。
※もちろん、まったく同じところから出題はしてきませんよ笑

◆強調していたテキスト中の文言の一例◆
・発散減の近くで作業する作業者が高い濃度にばく露される危険があるかないかを調べるための測定を「B測定」という。
・A測定は定常的な作業が行われている状態で行わなければならない。
・ダクトの中を空気が流れるときには、壁と空気の摩擦や気流の向きの変化などによる通気抵抗を生じる。
・囲い式フードの排風量は開口面積に比例する。
・第三類物質などの接触部分の腐食を防ぐ措置を講ずること。

講義および修了試験後は

作業主任者

こんな感じの修了証が2日目の筆記試験の直後にその場で交付されます。

会社から原本やコピーを要求されると思いますので、氏名等が間違いがないか確認して帰宅しましょう。はい、お疲れさまでした!

少しでも当記事の内容がお役に立つようでしたら幸いでございます。

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

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