【2級ボイラー技士】ボイラー実技講習について

2級ボイラー技士 設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
2級ボイラー技士のボイラー実技講習について取り挙げたいと思います。

2級ボイラー技士試験の概要、勉強法等は以下の記事にまとめております。こちらもあわせてご覧になって頂けると幸いでございます。

それでは詳細に触れて参ります。

要点まとめパワポ&動画版

要点をまとめたパワポと動画も作成しました。あわせてご覧ください!

ボイラー実技講習とは

2級ボイラー技士

ボイラーの実務経験が無い方が、ボイラー技士の免許を申請する為に受ける講習です。

ボイラーに関する実務経験がないと、試験に合格しても免状は交付されません。

しかし実務経験が無い方は「ボイラー実技講習」を受講し、修了証と試験合格証を提出することでボイラー技士の免許の交付を受けることができます。

私も実務経験が無かったので、ボイラー実技講習を受講しました。

講習の申し込み

講習を主催している一般社団法人 日本ボイラ協会のHPから、最寄りの支部のHPへアクセスして頂くと試験日程や申込書のダウンロードができます。

2級ボイラー技士

以下、東京支部の内容に準拠して記載致します。
(どこの都道府県もほとんど東京都と同じだと思います。)

申し込み方法

・窓口でのお申し込み
・郵送でのお申し込み
・FAXでのお申し込み

いずれかになります。電子申請ができないのが不便ですね…

郵送による申し込みが無難だと思います。

現金書留にて受講料等と申込書及び本人確認証を郵送すればOKです。

申し込みをする講習日

日本ボイラ協会の各支部によって申し込みができる講習日が異なります。

だいたい平日にしか開催されていないので、仕事を休んで時間を調整するのが難しいですね。

ほぼ毎月開催されているので仕事の閑散期などに受講を検討されてはいかがでしょうか。

希望の講習日に受講できるか心配な場合は、申し込む前に窓口へ「〇日から開催の講習って空きありますか?」と確認してから申し込むと良いです。

私は心配なので電話で確認してから申し込みました。

私は「将来のために資格を取りたい」と素直に上司にお願いしたら有給休暇で受講ができました。

今思うと、とても優しい上司に恵まれたなと思います。

受講料

23100円(テキスト代含む)になります。高すぎ!テキストの金額もぼったくり!

講習の内容

実際に受講してきた内容をご紹介していきたいと思います。

時間割

1日目 学科 1.燃焼、2.附属設備及び附属品の取扱い
2日目 学科 3.水処理及び吹出し、4.点検及び異常時の処置
3日目 実習 実習用のボイラーを用いて、学科の内容を実習

※いずれも講習時間は 09:00 ~ 16:40

私が受講した時は上記のような時間割で講習が実施されました。

講習の中身

2級ボイラー技士

まず講習会場に到着したら3日とも、受付で受講票を渡して出席の確認をしてもらいます。

2級ボイラー技士 2級ボイラー技士

講習は上記の「ボイラー実技テキスト」と「ボイラー図鑑」に基づいて進められます。

ボイラー実技テキストは約100ページあります。学科の内容が一通り収録されております。

ボイラー図鑑は約50ページあります。カラフルでボイラーやボイラー内部の構造についてまとめられています。

講習の中身としては参考書にあるような内容を広く浅く触れる感じです。

たまに講師の経験談も交えてのお話もありました。

「参考書で軽くインプット」→「講習受講」という順番でやると学習効果があるのでおススメです。

実習ではボイラーの点検や制御盤の操作をしてみたり、バルブの実物を見たりすることができます。

試験前のイメージトレーニングとしては有効だと思います。

講習に対する修了試験はございません。真面目に寝ないで講習を受ければOKです。

講習修了後

2級ボイラー技士

講習が修了すると、「ボイラー実技講習修了証」が交付されます。

免許取得の際に必要なので失くさないように保管して下さい。

講習後は…

試験に合格済みである場合

講習修了証と免許試験合格通知書等を用意して免許交付申請をしましょう。

都道府県労働局、各労働基準監督署及び各センターで配布している免許申請書に必要事項等を記入し、免許試験合格通知書及び必要書類を添付の上、東京労働局免許証発行センターに免許申請をすることになります。

試験に合格していない場合

2級ボイラー技士試験に合格し、免許試験合格通知書を手に入れてから免許申請をしましょう。

終わりに

私がボイラー実技講習を受講した上での情報を投稿させて頂きました。

講習自体は試験対策としては微妙ですが、実際にボイラーの点検や操作をしたり実物を見ることでイメージが付きます。試験を受ける前に受講してみることをおススメします。

少しでも当記事が参考になるようでしたら幸いでございます。

・せっかく身に付いた勉強習慣を失いたくない
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい

上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)

資格名 特徴
第2種電気工事士 危険物取扱者乙種4類と並ぶコスパ最高の国家資格!
危険物取扱者乙種4類 試験範囲が重複している定番国家資格。取って損は無し!
第3種冷凍機械責任者 年1回の試験なので機会があれば挑戦しておきたい。
消防設備士 設備管理(ビルメン)を目指すなら取得しておきたい!

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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