どうも脱線おじさんです。
危険物取扱者乙種4類の効率的な勉強法について、パワポでまとめてみました!

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた合格方法を記載しております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
より詳細な内容を知りたい場合は、下記の記事もご覧ください。
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方は、こちらでどうぞ!
目次

本記事の目次です。
試験概要

要点だけまとめました。はい。
合格率は35%前後です。油断して挑むと危ないんじゃないかなと思います。
難易度としては
理系:易しい
文系:普通
といった印象です。

ただし、理系でも化学が苦手だった方だと簡単とは言えないんじゃないかなと思います。
例えば、「化学方程式」「mol計算」といった単語を聞いてアレルギー反応が出る場合は化学のおさらいをする必要があると思ってください。。
試験科目は下記の3つがあります。
・基礎的な物理学及び基礎的な化学
・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
これら3科目をすべて60%以上正解しなければならないため、バランスよく学習する必要があります。
特に「基礎的な物理学及び基礎的な化学」は範囲が広い上に、計算問題もあるので理数系の素養がある程度は求められます。
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」で足切りを食らって不合格になるリスクに注意しましょう。
それ以外は、乱暴な言い方をすると暗記で逃げ切れますから安心してください。
勉強法 全体像

勉強法の全体像は上記のスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに20時間
・本試験前の総仕上げに10時間
上記の流れで、だいたい50時間は勉強が必要です。
短期集中で勉強すれば2週間で合格も可能だと思いますが
1ヵ月前後は学習期間が必要だと想定しておくのが無難でしょう。
それではインプットから詳細に触れてまいります。
勉強法 Step1

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
インプットに使用する書籍は色々ありますが、私のオススメは「ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン」です。
とりあえず最低でも1周は読みましょう。できれば2周はしておきたいところ。
本書はイラストと語呂合わせによる記憶定着が効率的にできるように作られてます。
特に語呂合わせによる暗記には私も大変お世話になりました。
太字や赤字で書いてあるところは「この辺を暗記する必要があるんだな~」と軽く注意する程度で読み進めましょう。
わからないところは、固執しないで読み飛ばして大丈夫です。
語呂合わせで化学物質や法令などをまとめてあるページは、語呂合わせを念仏のように復唱して暗記も試みましょう。
巻末に予想問題集がありますが、やらなくても大丈夫です。アウトプットの段階で使用する過去問題集で充分に試験対策はできますので。
この時点で3~4割程度でもいいので暗記出来たら十分です。
具体的な知識の定着はアウトプットの問題演習で自然とできます。気張らなくてOK!
勉強法 Step2

インプットが完了したら、過去問演習でアウトプットをして知識の肉付けをしましょう!
問題集は「公論出版の危険物取扱者乙種4類 過去問題集」の1冊でOKです。というかこれ一択!
最低でも過去問題集は2周以上はしましょう。苦手なところは3周以上できると安泰。
本書は直近の過去問を10年分、分析してまとめられた完成度の高い問題集です!
危険物取扱者に関しては甲種、乙種の全てで私はお世話になりました。
出題分中の選択肢の全てについて詳細に解説されており、しっかりと実力養成ができます!
各項目ごとに要点をまとめたテキスト部分が本書にもありますが、読み飛ばしてOKです。
要点の整理は「ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン」を利用した方が効率的ですので。
再三の注意となりますが、この時点で「基礎的な物理学及び基礎的な化学」は重点的に対策をしていくと安全に合格できます。
苦手分野を作らずに対策していけば、合格ラインには達します!
勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
テキストでやること
苦手箇所を補完しましょう。
記憶が曖昧な数値や化学物質の特徴などは+αで着手する感じです。
特に語呂合わせで載ってる箇所は要暗記事項なので、記憶に抜けがあるなら最優先で!
余裕があれば、巻末の予想問題集もやりましょう。2周できると理想的です。
1周目は一通り着手。2周目は間違えた箇所だけ復習といった感じでOK!
問題集でやること
過去問の3周目以降に着手しましょう。
「この分野は解ける、間違えることはないだろう」と確信したところは省略して大丈夫です!
徐々に「もう解ける」と確信できるところを増やして周回するイメージです。
「何回やっても解説がわからん」と思ったところは、最終手段で解答暗記で逃げてOK!
どうしても分からないところに固執するよりも、割り切って他の分野の学習に力を入れた方が効率的です。完璧主義になる必要はないです。
まとめ

危険物取扱者乙種4類の勉強法のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

〇所感
感覚的には中学高校で学ぶ化学の勉強に近いですが、社会人になってから勉強習慣が抜けていたり化学を忘れてたりすると、腰を据えて勉強する必要がある試験だと思いました。
合格後に挑戦したい資格は?
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい
上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)
資格名 | 特徴 |
第2種電気工事士 | 危険物取扱者乙種4類と並ぶコスパ最高の国家資格! |
消防設備士 | 学習した知識を足掛かりに勉強がしやすい! |
第3種冷凍機械責任者 | 年1回の試験なので機会があれば挑戦しておきたい。 |
2級ボイラー技士 | 危険物取扱者乙種4類と難易度がほぼ同じ。 |
危険物取扱者乙種(4類以外) | 乙4合格者は科目免除を使って簡単に合格可能! |
危険物取扱者甲種 | 危険物取扱者の最上級資格!ちょっと難しい |

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!