どうも脱線おじさんです。
文系理系問わず、誰でも危険物取扱者甲種の受験資格を獲得&合格できる最短プロセスを考えてみました。
私自身、文系で最初は受験資格が無い状態から危険物取扱者甲種の合格をしております。
その経験を通じて「ゼロから危険物取扱者甲種の合格まで最短で到達する方法」を皆様に提供できるのではと思い、記事にしてみようと考えた次第でございます。
それでは詳細に触れて参ります。
動画版
要点だけまとめた記事・動画版はこちら!
誰でも獲得できる「危険物取扱者甲種の受験資格」とは?
・第1類または第6類 ・第2類または第4類
・第3類 ・第5類
ズバリ上記の条件になります。要するに「まずは乙種試験に合格してね!」って事です。
それを踏まえた上での最短プロセスを考えてみました。
ゼロから危険物取扱者甲種までの最短プロセス
私がおススメしたい最短プロセス・学習期間を図にしてみました。
最長で約9ヶ月は必要という事になります。
しかし各プロセスの間隔を狭めて進めていけば6ヶ月以内に危険物取扱者甲種合格までたどり着く事が可能だと思います。
結局、乙種も甲種も学習範囲は重複してますからね。記憶や学習経験が頭から離れないようにササっと甲種のプロセスまで到達してしまうのが効率的です。
各プロセスの難易度
・危険物取扱者乙種4類:★★★★☆
・危険物取扱者乙種3類:★★☆☆☆
・危険物取扱者乙種5類:★★★☆☆
・危険物取扱者乙種6類:★☆☆☆☆
・危険物取扱者甲種 :★★★★★
それでは「乙種4類合格」のプロセスから解説して参ります。
中央試験センターへの行き方ガイド
東京都で試験を受験される方は、(消防試験研究センター)中央試験センターが試験会場となるでしょう。
当サイトでは関連記事として(消防試験研究センター)中央試験センターまでの行き方も、まとめておりますのでご覧ください。
プロセス① 危険物取扱者乙種4類の合格
まずは危険物取扱者で最もメジャーな乙種4類から取り掛かりましょう。
登山で言うと一番初めの上り始めです。勉強習慣が無かったり、試験慣れしてなかったりで最初は辛いかもしれません。
逆にここで頑張ったらプロセス②や③は「あれ?こんなんでいいの?」と思えて楽に感じると思います。
危険物取扱者乙種4類の試験概要や合格方法は以下の記事をご参照下さい。
プロセス② 危険物取扱者乙種3・5・6類の合格
次に危険物取扱者乙種3・5・6類に取り掛かる事になります。
科目免除制度が使えるので各乙種の「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」の10問だけの試験を受けて6問以上正解すればクリアです。プロセス①の内容より全然簡単です。
「あれ?乙種1類と2類はいらないの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
もう一度、危険物取扱者甲種の受験資格を見直してみましょう。
・第1類または第6類 ・第2類または第4類
・第3類 ・第5類
まずは乙種1類が不要な理由ですが、受験資格は「第1類または第6類」とあります。
つまり乙種6類に合格すれば、乙種1類をわざわざ取得しなくても受験資格の1つは満たせるのです。
乙種1類ではなく乙種6類を推奨している理由は、乙種6類は試験範囲が狭く簡単だからです。
反対に乙種1類は試験範囲が広く、勉強時間が乙種6類より必要だからです。
次に乙種2類が不要な理由ですが、受験資格に「第2類または第4類」とあります。
つまりプロセス①の段階で乙種4類を取得済みなので不要ということですね。
プロセス②は簡単なので、乙種を同じ日に複数受験してしまうのも手です。
しかし乙種5類は少し難しいので、複数受験の対象にするのは非推奨です。
複数受験をするなら以下が無難です。
乙種5類は最初でも構いませんが、乙種3類と6類で試験慣れしてから挑む方がマシな気がします。
不要と述べた乙種1類と乙種2類についても「どうせ甲種試験で学習するからやってみたい」という場合は受験してみても良いと思います。
私も甲種試験の前哨戦的なノリで受験しましたし。
私は危険物取扱者乙種も1~6類まで全て試験合格しました。
参考程度に私の体感ですが乙種4類以外の科目免除で受けられる各類の難易度を以下に示します。
・危険物取扱者乙種1類:★★☆☆☆
・危険物取扱者乙種2類:★☆☆☆☆
・危険物取扱者乙種3類:★★☆☆☆
・危険物取扱者乙種5類:★★★☆☆
・危険物取扱者乙種6類:★☆☆☆☆
危険物取扱者乙種4類以外の科目免除受験の概要については以下の記事をご参照下さい。
また各乙種の特色や学習のポイントは個別に以下の記事へまとめております。あわせてご参照頂けると幸いでございます。
プロセス③ 危険物取扱者甲種の合格
最後に危険物取扱者甲種への合格ですね。ラスボスです。
プロセス①と③の間隔が狭いほど、「危険物に関する法令」や「物理学及び化学」の科目の記憶が残ってるはずです。
プロセス②と③の間隔が狭いほど、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」の科目の記憶が残ってるはずです。
このように記憶の残り方によって難易度が変わります。
とにかく危険物取扱者甲種の受験資格を得たら、なるべく早くに甲種の勉強を始めて合格してしまうのが一番楽です。鉄は熱いうちに打てというやつですね。
このプロセスまで到達できてる時点で、勉強や試験には慣れていると思います。
自信を持って挑んでいただけたらと思います。
危険物取扱者甲種の試験概要や合格方法については以下の記事をご参照下さい。
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!
以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!