危険物取扱者乙種5類の勉強方法

危険物取扱者乙種 危険物取扱者乙種4類以外

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どうも脱線おじさんです。
危険物取扱者乙種5類の学習ポイントと合格後に私が感じたことを取り挙げたいと思います。

試験時間や合格率等の概要は別記事にまとめております。
まずはザックリと情報が知りたい方は下記の記事をご参照下さい。

危険物取扱者乙種
どうも脱線おじさんです。 危険物取扱者乙種1・2・3・5・6類の合格法について取り挙げたいと思います。 この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。 …

用意しておくべき参考書・問題集

危険物取扱者乙種5類の参考書

こちらを用意しておけば間違いはないと思われる。私はこの1冊でインプットは充分にできました。

危険物取扱者乙種5類の問題集

乙種4類や甲種でも定番の問題集。掲載されている問題がそのままだったり、数字や選択肢が入れ替わっただけの問題が出題される。この問題集を使いまわせば合格は間違いないです。

ただし乙種4類以外の全5種類の乙種を統合した問題集なので、問題集として使う部分は各類で実質20%だけです。

問題演習をもっとしたいと感じた場合は以下の問題集もおススメ致します。実際に私は問題演習数に不安を感じたので補足用に使いました。

ユーキャンの参考書を使用している場合は連動して使えるので学習効果も高いです。

危険物取扱者乙種5類の特色

はじめに科目免除前提で受けるであろう他の類との比較をしてみましょう。

以下は試験科目である「危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法」において抑えておかなければならない「品名数」、「主な物品数」になります。

乙種 品名数 主な物品数
1類 10 25
2類 7 12
3類 11 15
5類 10 18
6類 4 7

5類は他の乙種と比べて「品名数」、「主な物品数」どちらも多く、試験範囲はやや広いです。

物品名が覚えにくく、耳にしたことがないような取っ付きにくいもの(例:ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾビスイソブチロニトリル)が多いです。

他の乙種と比べて難しいと思います。私の中では1番難しかったです。

「危険物取扱者甲種の受験資格」を乙種経由で取得したい場合は避けて通れないのが困りものですね。

5類は他の乙種との複数受験は避けた方が無難とも思います。

学習のポイント

①1~6類の概要を理解する
②5類の性質を階層的に理解する事を意識する
③5類共通の性質を理解する
④品名ごとの性質を理解する
⑤物品名ごとの性質を理解する

①から順に学習のポイントとして抑えて頂けると理解が早いと思います。

乙種5類は暗記量が多いです。また品名が紛らわしいです。(例:ニトログリセリンは「ニトロ」と名称が付くが、品名は硝酸エステル類)

暗記の仕方を工夫しないと苦戦すると思うので注意が必要です。

それでは各ポイントの詳細に触れていきたいと思います。

①1~6類の概要を理解する

乙種試験は共通で1題は「1~6類の共通する性質、状態等」の概要について出題がされます。

乙種 名称 状態 燃焼性
1 酸化性固体 固体 不燃性
2 可燃性固体 固体 可燃性
3 自然発火・禁水性物質 固体・液体 可燃性
4 引火性液体 液体 可燃性
5 自己反応性物質 固体・液体 可燃性
6 酸化性液体 液体 不燃性

他にも「比重」「水との反応」「分解した時にどうなるか」などの特徴をざっと抑えておく必要があります。

乙種5類以外も一通り抑えて下さい。

広く浅く素直な出題なのでここで必ず1問は正答しましょう。

②5類の性質を階層的に理解する事を意識する

ポイント③~⑤へ着手する前に階層的に理解する事のメリットについて言及して参ります。

・効率的に暗記ができる
・必要な情報だけ抽出して解答できる

結論としては上記になります。2点のメリットについては「A株式会社」という例を挙げてご説明致します。

効率的に暗記ができる

木を見て森を見ず(意味:目先の小さい事にとらわれて全体を見通せてない様子)という諺をご存じでしょうか?階層的に理解するというのは全体を見通して理解することに他なりません。

全体を見通すか否かでどのような違いがあるのか「A株式会社」で考えてみましょう。

危険物取扱者乙種

上記の階層図を上から順に認識していくと…

「A株式会社」には「営業部」と「経理部」がある
「営業部」には「田中さん」と「山田さん」が所属している
「経理部」には「鈴木さん」と「佐藤さん」が所属している

「A株式会社」という「森」から、「田中さん」などの「木」まで辿って認識することでコンパクトに情報を整理できることが分かると思います。

反対に階層図を下から認識していくと…

「田中さん」は「営業部」で「A株式会社」に所属している
「山田さん」は「営業部」で「A株式会社」に所属している
「鈴木さん」は「経理部」で「A株式会社」に所属している
「佐藤さん」は「経理部」で「A株式会社」に所属している
「営業部」は「A株式会社」に所属している
「経理部」は「A株式会社」に所属している

「田中さん」などの「木」から、「A株式会社」という「森」まで辿ることになります。

文章にして記述するだけでも情報量が無駄に多く、上下関係が把握し辛いと思います。

この2パターンの認識の仕方を比較してみるとどうでしょう?

一般的には認識すべき情報量が少なく、整理されている前者の方が情報を把握しやすいと思います。

結果として「木を見て森を見ず」に学習すると非効率となるのです。

前者の方法のように階層的に理解すれば無駄なく、効率的に暗記ができる事が分かると思います。

必要な情報だけ抽出して解答できる

「A株式会社の営業部について教えてほしい」と言われたら

危険物取扱者乙種

赤枠の部分にのみ注視するだけで「営業部には田中さんと山田さんがいます」と答えられます。

この時、「経理部」や「鈴木さん」等の情報は注視する必要はありませんね。

余計な情報を注視しないことで、記憶がごちゃ混ぜにならないので誤答を防ぐ事もできます。

階層的に理解すれば、必要な情報だけ抽出して解答できる事が分かると思います。

危険物取扱者乙種を階層図にしてみると…

危険物取扱者乙種

乙種は共通で上記の階層化ができます。それでは乙種5類の図へ置き換えてみましょう。

危険物取扱者乙種

例として一部の品名、物品名のみで図を表現してます。ざっとこのような構成になります。

1番上の階層から順に学習するのが合理的であるのはご理解頂けてるかと思います。

したがって学習のポイント冒頭で示した以下の順序で理解を進める必要があるのです。

③5類共通の性質を理解する
④品名ごとの性質を理解する
⑤物品名ごとの性質を理解する

③5類共通の性質を理解する

危険物取扱者乙種

まずは1番上の階層ですね。

「共通の性質」「取扱方法」「消火方法」などをそのまま暗記して下さい。

品名や物品名の階層を学習する内に自然と頭に入るので、最初はサラッと頭に入れるだけでいいと思います。

④品名ごとの性質を理解する

危険物取扱者乙種

2番目の階層です。5類は「品名と物品の対応関係」が紛らわしいです。

なので品名の階層をしっかり理解しておくのが重要です。

どの品名にどの物品が所属しているかを確認する必要があります。

ここで手を抜くと記憶が迷子になりやすいです。

品名単位で整理をするのも中々難しいですが、可能な限りコンパクトに情報をまとめて暗記するに越したことはないです。

参考書の語呂合わせに限らず、自分にあった暗記の工夫は必要です。

抑えるべき品名と物品の対応関係の例
・ニトログリセリンは「ニトロ」と名称が付くが、品名は硝酸エステル類

⑤物品名ごとの性質を理解する

危険物取扱者乙種

3番目の階層です。学習のポイント③と④をある程度抑えてから着手しましょう。

「この性質が文中に出てきた→じゃあこの物品確定」という思考回路で解答できる事がよくあります。そういった特徴を抑えておくのが合格の近道だと思います。

この性質=この物品と断定できてしまう例
・100℃前後で分解し白煙を生じる=過酸化ベンゾイル
・燃焼時に爆ごうを起こしやすい=ジアゾジニトロフェノール

また「同じ品名の物品間での特徴の違い」を理解しておくと解答がしやすくなると思います。


同じ品名の物品間での特徴の違いの例
・ピクリン酸と違ってトリニトロトルエンは金属と反応しない

その他にも「密栓して保存する or しない」「水に溶ける or 溶けない」といった性質単位で各物品を分類して暗記をするのも有効です。

私の試験結果

ご紹介した学習のポイントを踏まえた上での私の成績は80%正答でした。参考までに。

危険物取扱者乙種

試験後の所感

危険物取扱者乙種5類の特色で申し上げましたが、「試験範囲はやや広め」「耳にしない取っ付きにくい物品が多く、覚えにくい」印象が強かったです。

乙種の中で1番難しく感じました。

試験範囲が他の乙種と比べて広いにも関わらず、捻った感じの問題が2~3問見受けられました。

とはいえ6割の正答で合格の試験です。一通りしっかりと勉強して素直な問題を確実に正答していけば、誰でも合格可能であることに変わりはないと思います。

危険物取扱者乙種5類に興味のある方は是非、敬遠せずチャレンジして頂ければと思います。

以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!

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