危険物取扱者乙種1類の勉強方法

危険物取扱者乙種 危険物取扱者乙種4類以外

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どうも脱線おじさんです。
危険物取扱者乙種1類の学習ポイントと合格後に私が感じたことを取り挙げたいと思います。

試験時間や合格率等の概要は別記事にまとめております。
まずはザックリと情報が知りたい方は下記の記事をご参照下さい。

危険物取扱者乙種
どうも脱線おじさんです。 危険物取扱者乙種1・2・3・5・6類の合格法について取り挙げたいと思います。 この資格の魅力ってザックリ申し上げますと以下になりますね。 …

用意しておくべき参考書・問題集

危険物取扱者乙種1類の参考書

こちらを用意しておけば間違いはないと思われる。私はこの1冊でインプットは充分にできました。

危険物取扱者乙種1類の問題集

乙種4類や甲種でも定番の問題集。掲載されている問題がそのままだったり、数字や選択肢が入れ替わっただけの問題が出題される。この問題集を使いまわせば合格は間違いないです。

ただし乙種4類以外の全5種類の乙種を統合した問題集なので、問題集として使う部分は各類で実質20%だけです。

問題演習をもっとしたいと感じた場合は以下の問題集もおススメ致します。実際に私は問題演習数に不安を感じたので補足用に使いました。

ユーキャンの参考書を使用している場合は連動して使えるので学習効果も高いです。

危険物取扱者乙種1類の特色

はじめに科目免除前提で受けるであろう他の類との比較をしてみましょう。

以下は試験科目である「危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法」において抑えておかなければならない「品名数」、「主な物品数」になります。

乙種 品名数 主な物品数
1類 10 25
2類 7 12
3類 11 15
5類 10 18
6類 4 7

うーん1番数が多くてうんざりしちゃったなー本当にだるかったなー

1類は他の類と比べて「品名数」、「主な物品数」どちらも多く、試験範囲は広いほうです。

暗記量が多いように感じるかもしれません。

しかし出題は10問のみです。なので広く浅く試験範囲を抑えておけば得点できる傾向にあると思います。引っ掛けは少なく、素直な問題が多い印象でした。

物品名が似ていて紛らわしい物も多いです。(例:塩素酸カリウムと過塩素酸カリウム)

「各物品」がどの「品名」に所属しているのかを意識して勉強する必要性が高いとも思います。

学習のポイント

①1~6類の概要を理解する
②1類の性質を階層的に理解する事を意識する
③1類共通の性質を理解する
④品名ごとの性質を理解する
⑤物品名ごとの性質を理解する

①から順に学習のポイントとして抑えて頂けると理解が早いと思います。

特に乙種1類は暗記量が多いです。体系的に、丁寧に内容を整理して暗記するのが大事です。

それでは各ポイントの詳細に触れていきたいと思います。

①1~6類の概要を理解する

乙種試験は共通で1題は「1~6類の共通する性質、状態等」の概要について出題がされます。

乙種 名称 状態 燃焼性
1 酸化性固体 固体 不燃性
2 可燃性固体 固体 可燃性
3 自然発火・禁水性物質 固体・液体 可燃性
4 引火性液体 液体 可燃性
5 自己反応性物質 固体・液体 可燃性
6 酸化性液体 液体 不燃性

他にも「比重」「水との反応」「分解した時にどうなるか」などの特徴をざっと抑えておく必要があります。

乙種1類以外も一通り抑えて下さい。

広く浅く素直な出題なのでここで必ず1問は正答しましょう。

②1類の性質を階層的に理解する事を意識する

ポイント③~⑤へ着手する前に階層的に理解する事のメリットについて言及して参ります。

・効率的に暗記ができる
・必要な情報だけ抽出して解答できる

結論としては上記になります。2点のメリットについては「A株式会社」という例を挙げてご説明致します。

効率的に暗記ができる

木を見て森を見ず(意味:目先の小さい事にとらわれて全体を見通せてない様子)という諺をご存じでしょうか?

階層的に理解するというのは全体を見通して理解することに他なりません。

全体を見通すか否かでどのような違いがあるのか「A株式会社」で考えてみましょう。

上記の階層図を上から順に認識していくと…

「A株式会社」には「営業部」と「経理部」がある
「営業部」には「田中さん」と「山田さん」が所属している
「経理部」には「鈴木さん」と「佐藤さん」が所属している

「A株式会社」という「森」から、「田中さん」などの「木」まで辿って認識することでコンパクトに情報を整理できることが分かると思います。

反対に階層図を下から認識していくと…

「田中さん」は「営業部」で「A株式会社」に所属している
「山田さん」は「営業部」で「A株式会社」に所属している
「鈴木さん」は「経理部」で「A株式会社」に所属している
「佐藤さん」は「経理部」で「A株式会社」に所属している
「営業部」は「A株式会社」に所属している
「経理部」は「A株式会社」に所属している

「田中さん」などの「木」から、「A株式会社」という「森」まで辿ることになります。

文章にして記述するだけでも情報量が無駄に多く、上下関係が把握し辛いと思います。

この2パターンの認識の仕方を比較してみるとどうでしょう?

一般的には認識すべき情報量が少なく、整理されている前者の方が情報を把握しやすいと思います。

結果として「木を見て森を見ず」に学習すると非効率となるのです。

前者の方法のように階層的に理解すれば無駄なく、効率的に暗記ができる事が分かると思います。

必要な情報だけ抽出して解答できる

「A株式会社の営業部について教えてほしい」と言われたら

赤枠の部分にのみ注視するだけで「営業部には田中さんと山田さんがいます」と答えられます。

この時、「経理部」や「鈴木さん」等の情報は注視する必要はありませんね。

余計な情報を注視しないことで、記憶がごちゃ混ぜにならないので誤答を防ぐ事もできます。

階層的に理解すれば、必要な情報だけ抽出して解答できる事が分かると思います。

危険物取扱者乙種を階層図にしてみると…

危険物取扱者乙種

乙種は共通で上記の階層化ができます。それでは乙種1類の図へ置き換えてみましょう。

危険物取扱者乙種

例として一部の品名、物品名のみで図を表現してます。ざっとこのような構成になります。

1番上の階層から順に学習するのが合理的であるのはご理解頂けてるかと思います。

したがって学習のポイント冒頭で示した以下の順序で理解を進める必要があるのです。

③1類共通の性質を理解する
④品名ごとの性質を理解する
⑤物品名ごとの性質を理解する

③1類共通の性質を理解する

危険物取扱者乙種

まずは1番上の階層ですね。

「共通の性質」「取扱方法」「消火方法」などをそのまま暗記して下さい。

品名や物品名の階層を学習する内に自然と頭に入るので、最初はサラッと頭に入れるだけでいいと思います。

④品名ごとの性質を理解する

危険物取扱者乙種

2番目の階層です。1類は紛らわしい物品が多いです。

なので品名の階層で明確に区別ができるようにしておくのが重要です。

品名ごとの特徴を抑えておかないと物品名が似ているものだらけで混乱します。

ここで手を抜くと記憶が迷子になりやすいです。

抑えるべき品名ごとの特徴の例
・塩素酸塩類は過塩素酸塩類より危険度が高い
・無機過酸化物は水で消火をしてはいけない
・よう素酸塩類は特徴がない=乙種1類共通の性質を持ってるだけ

⑤物品名ごとの性質を理解する

危険物取扱者乙種

3番目の階層です。学習のポイント③と④をある程度抑えてから着手しましょう。

全ての物品の性質を個別に暗記してやろうと思えばできるとは思いますが非効率です。僕は無駄な努力が嫌いなのでそんなこと死んでもできましぇーん。

学習のポイント③と④で得た知識で済む場所は暗記せず省略しましょう。

暗記を省略できる例
・よう素酸カリウムの性質全般(理由:③で学習した1類共通の性質とほぼ同じ)
・過酸化カリウムは水で消火不可(理由:④で学習した無機過酸化物の性質を暗記してればOK)

暗記を省略できないのは「各物品特有の特徴」になります。

広く浅くしか出題されないと思います。

なので参考書で太字赤字で表現されている性質や消火方法等を抑えておけば得点はできると思います。合格ラインにはその程度でも達すると思います。

暗記を省略できない例
・過酸化カリウムはオレンジ色の粉末である
・塩素酸ナトリウムは約300℃で分解をはじめる

私の試験結果

ご紹介した学習のポイントを踏まえた上での私の成績は100%正答でした。参考までに。

危険物取扱者乙種

試験後の所感

危険物取扱者乙種1類の特色で申し上げましたが、引っ掛けが少なく素直な問題が多い印象。

試験範囲が他の乙種と比べて広いので、代わりに意地悪な問題を出さないというバランス調整をしてるのかと邪推してみます。

そうでないと他の乙種と同等の合格率である説明が付きません。

紛らわしい物品名が多く、他の乙種試験と比べてインプット作業が苦痛に感じると思います。

しかし出題は素直なのできちんと勉強すれば事故なく合格できる試験だと思います。

逆に試験範囲が最も狭い乙種6類は結構細かい内容の出題があった記憶があります。
「試験範囲の広さ」と「出題の素直さ」が比例してる試験だと思います。

いやーしかしインプット作業は乙種で一番苦痛だったなー2度とやらねー

以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!

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