【これで合格!】危険物取扱者甲種 勉強法_パワポ版

設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
危険物取扱者甲種の効率的な勉強法について、パワポでまとめてみました!

ふりかえり

私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた合格方法を記載しております。

「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!

より詳細な内容を知りたい場合は、下記の記事もご覧ください。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

試験概要

要点だけまとめました。はい。

合格率は40%前後です。難易度としては難しい!

そもそもの受験資格として

・化学系の学歴
・危険物取扱者乙種を複数所持

上記のような条件のいずれかを満たしている必要があります。

そのため、受験者は化学の素養が一定レベル以上の人しかいません。

その中でも4割しか合格できないという点を考慮すると高い合格率とは言えないですね。

試験範囲は乙種1~6類の全ての範囲と、乙種よりも意地悪な物理学・化学の計算問題。

よって計算問題のパターン、暗記する内容も膨大なので

腹を括って勉強しないと、理系でも合格は難しいと思います。

文系だと物理学・化学の試験科目足切りを警戒しないといけないのは乙種4類と同様。

1つ朗報ですが、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」については広く浅くやっていけばどうにかなります。

乙種1類~6類の管轄が全てミックスされた内容のため、深く突っ込んだ内容では出題してこなかったです。まあ、この科目でそんなに意地悪したらもっと合格率は低いはず。。笑

勉強法 全体像

勉強法の全体像は上記のスライドの通りです。

あくまで目安ですが

・インプットに40時間
・アウトプットに80時間
・本試験前の総仕上げに30時間

上記の流れで、だいたい150時間は勉強が必要です。

「化学を丸っきり忘れた。。」という場合は更に時間がかかると思った方がいいでしょう。。

2ヵ月前後は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。

いかんせん、範囲が広いので

科目ごとに「インプット」「アウトプット」を交互にサイクル

していくと学習が継続しやすく挫折しないかなと思います。

それではインプットから詳細に触れてまいります。

勉強法 Step1

まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。

インプットに使用する書籍は色々ありますが、

私のオススメは「ユーキャンの甲種危険物取扱者 速習レッスン」です。

とりあえず最低でも1周は読みましょう。できれば2周はしておきたいところ。

本書はイラストと語呂合わせによる記憶定着が効率的にできるように作られてます。

特に語呂合わせによる暗記には私も大変お世話になりました。

太字や赤字で書いてあるところは「この辺を暗記する必要があるんだな~」と軽く注意する程度で読み進めましょう。

わからないところは、固執しないで読み飛ばして大丈夫です。

語呂合わせで法令・化学物質の特徴をまとめてあるページは、語呂合わせを念仏のように復唱して暗記も試みましょう。

巻末に予想問題集がありますが、やらなくても大丈夫です。まずはアウトプットの段階で使用する過去問題集で試験対策をするのが効率的です。

この時点で3~4割程度でもいいので暗記出来たら十分です。

具体的な知識の定着はアウトプットの問題演習で自然とできます。気張らなくてOK!

元素記号や危険物の種類は膨大なので、学習初期から頻出事項は単語カードなどを利用して

スキマ時間でひたすら暗記作業を始めていくのも有効!私は通勤電車でやってました笑

※補足

インプット学習について1点、補足です。

甲種を受ける前に、乙種を受験していて

上記2冊の書籍を持ってる場合は甲種テキストは不要です。

この2冊を併用していけば、甲種テキストと同等の効果を発揮しますので。

ページ数の問題なのか、甲種テキスト単体だと載ってない語呂合わせもあったので

このユーキャン本の乙種2冊を持ってる人は、こっちの方が効率的と思われます。

勉強法 Step2

インプットが完了したら、過去問演習でアウトプットをして知識の肉付けをしましょう!

問題集は「公論出版の危険物取扱者甲種 過去問題集」の1冊でOKです。

というかこれ一択!

最低でも過去問題集は2周以上はしましょう。苦手なところは3周以上できると安泰。

本書は直近の過去問を10年分、分析してまとめられた完成度の高い問題集です!

危険物取扱者に関しては甲種、乙種の全てで私はお世話になりました。

出題分中の選択肢の全てについて詳細に解説されており、しっかりと実力養成ができます!

各項目ごとに要点をまとめたテキスト部分が本書にもあります。

本試験レベルに沿った細かな知識を補えるので、苦手分野のテキスト部分は熟読した方がいいです。

テキストの熟読が有効という点が、乙種とは違った公論本の使い方となります。

どうしても甲種ともなると意地悪な出題が多いので、公論本で徹底解明された重点事項を細かく抑えていく必要があると思います。

苦手分野を作らずに対策していけば、合格ラインには達します!

勉強法 Step3

最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!

全体を通して言えるのは、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」は乙種1~6類の全ての範囲を暗記する必要があるので記憶がゴチャゴチャになりやすい点。

試験直前に単語カードなどで、紛らわしい危険物は自分なりにまとめて整理するといいと思いました。

テキストでやること

苦手箇所を補完しましょう。

記憶が曖昧な数値や化学物質の特徴などは+αで着手する感じです。
特に語呂合わせで載ってる箇所は要暗記事項なので、記憶に抜けがあるなら最優先で!

余裕があれば、巻末の予想問題集もやりましょう。2周できると理想的です。
1周目は一通り着手。2周目は間違えた箇所だけ復習といった感じでOK!

問題集でやること

過去問の3周目以降に着手しましょう。

「この分野は解ける、間違えることはないだろう」と確信したところは省略して大丈夫です!

徐々に「もう解ける」と確信できるところを増やして周回するイメージです。

「何回やっても解説がわからん」と思ったところは、最終手段で解答暗記で逃げてOK!
どうしても分からないところに固執するよりも、割り切って他の分野の学習に力を入れた方が効率的です。完璧主義になる必要はないです。

まとめ

危険物取扱者甲種の勉強法のまとめです。おさらいとしてご覧ください。

 

〇所感
覚える内容が多いので、根気が結構必要です。

危険物取扱者乙種コンプリート直後であれば、効率よく取得が狙えます。甲種まで取得したいと思うならば、乙種合格者は間髪いれずに挑戦しましょう!

合格後に挑戦したい資格は?

・せっかく身に付いた勉強習慣を失いたくない
・更にステップアップして関連資格に挑戦したい

上記のような素晴らしい向上意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういった方々には以下の関連資格への挑戦をおススメ致します。(上から順におススメ)

資格名 特徴
第2種電気工事士 危険物取扱者と並ぶコスパ最高の国家資格!
消防設備士 学習した知識を足掛かりに勉強がしやすい
第3種冷凍機械責任者 年1回の試験なので機会があれば挑戦しておきたい。
2級ボイラー技士 危険物取扱者甲種よりも簡単!

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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