【85点で1発合格!】電験三種 理論科目の必勝法! パワポ&動画

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どうも脱線おじさんです。
令和6年上期の電験三種、筆記方式で「理論」「法規」だけ受験したところ、無事合格できました!

今回は「理論」科目について着目して徹底解説したいと思います!

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

全体スケジュール

今回、電験三種に初受験した際の全体スケジュールをお話していきます。

大まかなスケジュールはこちらのタイムテーブルの通りです。

実は4月まで情報処理安全確保支援士というIT寄りの国家試験を勉強し受験してたので

この電験三種を受験しようと思い立ったのは5月の頭くらいからでした。

現在、電験三種は筆記方式とCBT方式、要はペーパーで受けるのと、

パソコンで受ける方式の2通りが選べるのですが

筆記方式だと8/18に受験できる一方、CBT方式だと7月中に任意の受験日を指定して受験という形でした。

今回、初受験につき少しでも勉強時間を確保したいという考えから、8月に受験できる筆記方式を選択して受験することにしました。

ということで5月~8月中旬の約3ヵ月で2科目を狙うという作戦になりました。

本動画では、このタイムテーブルの内、紫色の枠を付けている「理論科目」について詳細を徹底解説していきます。

取組内容

本題である理論科目の試験対策として、取り組んだ内容について触れていきます。

取り組みとしては、大まかにスライドの通りで4ステップに区分けすることができます。

Step1がテキストの読み込み、これは3週間で2周程度こなしていきました。

勉強を開始した5月のメイン作業でしたね。

Step2が「誰でも分かる」の問題集のやり込みです。これを3周以上やり込みました。

6月にメインで取り組んでいた内容となっております。

Step3がオーム社の問題集2冊を並行して追加学習していくという内容です。

7月にメインで取り組んでいた内容となっております。

Step4が5-7月までに取り組んでいた内容の総仕上げでして

主に苦手分野の克服作業に取り組んでいって、邪道ですがどうしても苦手意識が払拭できなかった箇所だけ解答を暗記するという方法で試験に臨むように調整しました。

これが8月の試験直前までに取り組んでいた内容です。

以上が実際に取り組んだ内容となっております。

それでは、Step1から順番に詳細に触れていきます。

取組内容 Step1/4

取組内容のStep1はテキストの読み込みです。

使用したのは「誰でも分かる」シリーズのテキストとなっております。

電子書籍のみとなってるシリーズなんですが、これには理由があって

途中式を極限まで記載して解説を事細かく載せたいという思いから、印刷コストを削減して出版するために電子書籍のみとなっております。

同じ理由で、解説が全てフルカラーで、途中式の変化も色分けしているので非常に分かり易いです。

私は当初、みん欲しシリーズなどの書籍で定番のシリーズを選ぼうと思ってましたが

たまたまこの「誰でもわかる」シリーズに会って、これが最強の書籍だと確信したので一式購入してメイン教材として使い込んでいくことにしましたね。

ということで、こちらを3週間で2周ほど読み込んでいきました。

かなり易しく表現してくれてるテキストですが、そもそも電験自体が難関資格なだけあって、どうしても難しくて1、2回読んだだけでは理解できない箇所は出てきてしまいます。

私の場合は、特に磁石の問題が苦手過ぎて、いまだに良くわかってない箇所が多いです笑

どうにか数をこなして解き方を理解してるだけで、本質が分かってるかというと自信が無いんですよね。

つまり最初から、テキスト読み込み時点で理解できない箇所があっても気にしなくていいです。

とりあえず全体像を掴む必要があるので、深く考えずに先へ進んでいきましょう。

またテキストには、要所要所に確認問題が掲載されております。

こちらも問題文を読んでから、1分ほど考えてみて、すぐに解説を見るという形で読み込んでいきました。

正確に計算できるかを、この序盤で突き詰める意味もないので、解き方や考えた方の認識があっているかを確認するだけで充分です。

あとはポイントとして挙げるなら、出てくる公式は自分の覚えやすい形で暗記するということです。

磁束鎖交数の公式をスライドでは例として載せておりますが

私は分母と分子の両方に数値が入っていると覚えにくかったんで、右辺と左辺を整理して分子あるいは分母を除外した形にして公式は暗記することが多かったです。

覚えやすい形は人それぞれで好みは分かれるので、自分で考えてまとめると効率的です。

以上が取り組み内容のStep1です。

取組内容 Step2/4

取組内容のStep2は「誰でも分かる」問題集による過去問演習です。

こちらを3周以上やり込んでいきました。

なお、「誰でも分かる」シリーズの過去問題種は2冊ございまして

1冊目が、直近11年分の全ての問題をまとめている問題集

2冊目が、更に古い過去問14年分から抜粋した問題集「もっと過去問題集」となっております。

中々ハードですが、この2冊とも両方購入してやり込みました。

問題演習といえば、机に向かって、ノートにひたすら計算式を書いて解いていくのが王道ですが

私は2周目までは、ほとんど自分で計算はしてないしノートに書き込みもしてません。

いちいちノートに計算をしていくのはタイムパフォーマンスが悪いと判断したからです。

どういう演習の仕方をしたかというと、問題文を読んで、頭の中で公式や計算方法のイメージを作っていって、そのイメージと解説にズレがないかを確認するというやり方です。

この方法で確認していき、正解に辿りつけるようにトレースしていく学習方法になります。

3周目以降も、通勤電車等のスキマ時間で、どうしても計算ができない環境ではこの手法で問題演習をしていきました。

試験直前まで、実際に計算をしないのはケアレスミスを誘発するのでよろしくないですが、ぶっちゃけ試験1ヵ月前まではコレで問題なかったです。

大事なのは「問題の解き方・考え方が合っているか」を確認して、間違った認識をしていたら、解説をトレースして理解していくことです。

これは電験三種に限らず、計算問題の全てに言えます。

私は学生時代もこの方法で数学は短期間学習をして、どうにか学年首席を維持するというやり方をしてましたのでマジです。

以上が取り組み内容のStep2です。

取組内容 Step3/4

取組内容のStep3はオーム社の問題集による過去問演習です。

これも3周以上やり込みをしていて、主旨としては「誰でも分かる」に載ってない過去問を穴埋めするために追加学習をしていくというものです。

よって、「誰でも分かる」に載っていた問題に関しては、オーム社の問題集では問題演習の対象外としております。

実際に試験でも、オーム社の本にしか乗ってない過去問から出題がございましたので、出費がかさみますが、やっておいて損は無いです。というか1発合格したいならマストです。

流石は大手のオーム社なだけあって、解説は丁寧ではあるのですが

解き方がスマートすぎて、オーソドックスな解き方が解説に載ってないケースが少々ございます。

丁寧なパターンだと、別解も載せてはくれてるんですけど、それでも応用的な解き方であるパターンが多い気がします。

そこで私は、「誰でも分かる」シリーズで築いた解法をベースに勉強できるように

問題を解いていく途中で「この解き方でいけそう」と独自に見つけた解法があって、

そっちの方が自分の中で、しっくりくる場合は、その解き方を解説の余白に途中式も丁寧にまとめていって自分独自の解説を作るようにまとめていきました。

中々、面倒で骨が折れる作業ですが、1回まとめたら復習もスムーズですし、自信もつくので独自の解説をまとめるのは重要です。急がば回れですね。

以上が取り組み内容のStep3です。

取組内容 Step4/4

取組内容のStep4は総仕上げとして苦手分野の克服と最終手段で答え暗記です。

理論は計算問題が大半で細かい暗記要素は少ないので、テキストで復習はほとんどしてないです。

強いていうならクーロンの法則関連の公式がどれも似てて紛らわしいので、試験直前に最終チェックをしたくらいですね。

ということで、試験日までの最終調整をしていくことになった訳ですが

メインで取り組んだのは応用問題であるB問題の対策を徹底的にしていきました。

特に半導体や計器の問題は知識で解ける物も多いので、確実に得点できるよう抑えなおしました。

どうしても自信がない問題に関しては、最終手段で邪道ですけど解答暗記をしました。

私が暗記で逃げたのは物理寄りの変な問題ですね。これが偶にしか出題されないので、解ける量も少なくて、公式も滅多に使うものではなかったので、どうしても忘れがちでした。

このマイナーな問題のために、勉強時間を割くのもコスパ悪いと思ったので解答暗記に逃げました笑

以上が取り組み内容のStep4です。

試験の結果と感想

今までお話してきた取り組みで、85点で理論科目に合格しております。

問題の内訳はスライドの通りで、だいたいが過去問そのまま、あるいは類題となっておりました。

全くの新規問題は18問中2問となってましたね。これは間違えても仕方ない気がします。

新規問題は1問だけマグレで正解できたのですが、これは計器の問題で私は消防設備士等の関連資格を勉強していた経験則で正解できた感じです。

以上のデータを見ていき、最後に振り返りをしていきます。

まず、今後も応用問題であるB問題では過去問あるいは類題は出題されるが、全くの新規問題は出されないんじゃないかと思いました。

あったとしても選択問題の問17か18な気がします。この場合は回避可能ですね。

CBTと並行で試験開催されている以上、大きなウェイトを占めるB問題で新規問題を出すと不公平感が凄いので考えにくいです。

私は過去問を約30年分近くやり込みましたが、これでほとんど解ける難易度だったんで、

今後は過去問を約30年分、しっかりやり込めば誰でも合格できるようになったと考えております。

現在、私は機械科目の勉強を開始してますが、思いっきり理論で学んだ内容が絡んできてます。

法規の計算問題でも痛感しましたが、理論の計算はできないと他の科目の計算問題ができません。

要するに、理論科目は他の科目の土台ともなる内容ですね。

電験3種に挑戦するなら、迷わず理論からやり込みを始めていった方が良いです!

以上です。引き続き、私も残りの機械・電力科目の合格を目指して頑張ります!

これから電験三種を受験する方はともに頑張りましょう!

 

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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